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記憶の中の女達〜(38)社長室長-第80話



作家名:淫夢
文字数:約3740文字(第80話)
公開日:2022年4月15日
管理番号:k057


この作品は、過去、実際にセックスした数百人の女性の中の、記憶に残っている数十人の女性との出遭いとセックスと別れを描写。



挿絵の官能小説画像

どれくらい時間が経っただろうか、異様な感触に眼が覚める。

貌を起こすと、驚いた事に、全裸になった久美さんが膝ま付いて私の勃起を愛撫していた。

酔いが覚めたのか。

知らない振りをして久美さんのフェラチオを愉しむ。

年齢に応じた経験があるらしく、久美さんのフェラチオはそれなりに巧みだった。

指で唾液に濡れ光る勃起の根元から先端まで緩やかに扱き、舌先を根元から先端まで這わせ、先端から被せた唇を窄めて幹を扱き立て、時折咥えた勃起を離し、熱い喘ぎを洩らす。

眠っている私を刺激して起こそうとするでもなく、自分が愉しむようにフェラチオを続けている。

勃起を深く咥えた上品な久美さんの頬と唇が歪む。

その妖艶な美貌を視詰めていると、射精感が込み上げて来た。

「久美さん、だめだ」

私は起き上がって久美さんを抱き寄せた。

「み、視てたの?」

「久美さんがおれのち○ぽしゃぶるなんて、夢視てるかと想った」

「は、恥ずかしい」

「楽しそうだったな」

「い、いや、い、言わないでっ」

久美さんが美貌を恥じらいに染め、私に抱き着いて唇を重ねて来た。

キスを貪りながら引き締まった乳房を揉み立て、乳首を指先で転がすと、久美さんが裸身を捩り、唇を重ねたまま、くぐもった呻きを洩らす。


久美さんは潮を噴く体質なのだろうか?

この年上の上品な美人社長室長が潮を噴いてエクスタシーに狂うのを視たい。

私は久美さんを仰向けにして腕枕をした手で乳房を揉み立て、もう片方の乳房を口で愛撫しながら、片方の太腿を抱えて拡げ、女性器を掌で覆った。

掌の中の女陰は溢れた粘り気の強い愛液に塗れ、柔らかく解れ切っていた。

やはり、久美さんの女陰の襞は皺だらけで、厚ぼったく畝っていた。

性感が鋭く、深そうな女陰の襞だ。

男性の勃起に与える刺激が複雑で、快感が強そうだ。


二本の指で女陰の襞を軽く擦り上げ、クリトリスを揉み込む。

「ああ、い、良いっ」

小さく叫び、しなやかな脚を折り曲げて引き締まった尻肉を浮かし、女性器を突き出した。

女陰とクリトリスを愛撫している二本の指を、愛液に滑って蕩け切った膣孔にめり込ませる。

「ああっ、い、良いっ」

挿入した二本の指先を折り曲げ、クリトリスの裏側のざらっとした起伏をしゃくってみる。

「い、いやっ、そこっ」

彼女が裸身を硬くした。

やはり久美さんは潮を噴くのだ。

もう一度しゃくってみる。

「い、いやっ、ああ、だ、だめっ」

久美さんが言葉で拒みながら、女性器を指に向かってさらに突き出した。

愛液に潤った膣粘膜が、私の指を貪るように蠢きを繰り返す。

「厭って?こうされるの、厭なんですか?」

官能に塗れて眉を顰め、唇を震わせる上品な久美さんに対して加虐心が生まれる。

セクシーコスプレ02

「い、厭じゃないわ、で、でも、ああっ、そ、そこっ」

もう一度指を軽くしゃくってみると、久美さんが裸身を小さく痙攣させる。

「でも?何ですか?」

「ああ、わ、私っ、そ、それっ、さ、されるとっ、だ、だめになるのっ」

指をゆっくり、続けてしゃくり始める。

粘り気のある淫猥な愛液の濁音が高鳴った。

「だめって?どうなるんですか?」

「ああっ、い、良いっ、わ、私っ、く、狂っちゃうの」

「狂って視せて」

硬く勃起した乳首を指先できつく捻り転がしながら囁くと、覚悟を決めたらしく、両腕で太腿を抱え直してさらに拡げ、愛液に塗れた女性器を大きく突き出した。

「わ、嗤わないでね」

「久美さんが、狂って淫乱になるのを視たいんだ」

既にしなやかな裸身が小刻みに痙攣し始めていた。

乳房を愛撫しながら、指のしゃくりを大きく強くする。

「す、すごいっ!良いっ」

愛液の濁音が一気に水音に変わり、膣粘膜が弛緩して膨らんだ。

「す、すごいーっ、イ、イクイクッ、い、いやーっ、で、出ちゃうっ、イ、イクわっ。イ、イクイクイクーッ」

久美さんの裸身が鋭く痙攣し、宙に浮かせた尻肉を上下させた。

瞬間、尿孔から夥しい愛液が噴き出して、私の掌に飛沫いて飛び散った。

「いやっ、い、いやーっ、イ、イクイクイクーッ」

指をしゃくる度に久美さんの裸身が何度も痙攣し、尿孔から間歇泉のように夥しい愛液が噴き出し、私の掌に飛沫いて、彼女の膝から乳房、私の肩から太腿まで飛び散った。

「で、出ちゃうーっ、ま、また出るっ。いやっ、いやーっ」

呼吸困難で叫びが言葉にならないほど大きく口を開いて喘ぎ、ブリッジをするように裸身を反らし、両脚で爪先立ちになって女性器を突き出し、両手で引っ掻く様にシーツをわし掴みにして、強烈なエクスタシーの絶頂を極め続けた。

力を失った両脚が伸びてシーツの上に落ち、その勢いで私の指が抜け出た。

脚を閉じる力もなく、曝したままの、愛液に塗れたクリトリスと女陰の襞を指で擦り立ててやる。

「だ、だめーっ、で、出るーっ、イ、イクイクイクーッ」

裸身が痙攣する度に、尿孔から愛液が噴き出す。

「も、もう厭よっ、い、厭なのっ、ああっ、ま、未だっ」

譫言のように呟き、眦から涙の雫を滴らせ、美しい唇を震わせた。

覆い被さって、熱い喘ぎを吐き出し続ける唇に唇を重ね、その隙間に愛液の滴る指を潜らせると、久美さんが恥じらいながらも私の指と唇を交互に舐め、吸い立てた。

「か、課長って、ひ、酷いわ」

裸身の痙攣が未だ続き、その度に愛液が噴き出す。

「何がですか?」

「い、いやらしい女だって、お、想ってるでしょう?」

彼女が両腕で私の首を抱き、潤んだ瞳で視詰める。

「想ってますよ。いやらしい久美さんって素敵だ」

「は、恥ずかしい」

久美さんがだるそうに裸身を起こし、私の股間に美貌を寄せた。

私は久美さんを逆向きに横抱きにして、愛液に濡れそぼった女性器を掌で軽く揉みながら、乳房を片手で愛撫し、彼女のフェラチオを視詰める。

セクシーショーツ一覧02

「も、もうっ、さ、触らないでっ、ま、未だっ、で、出ちゃうっ」

久美さんが女性器を愛撫している私の手を払い除けた。

私は、太腿を抱えて大きく拡げた。

熱い喘ぎを洩らしながら、私の勃起を唾液塗れにしてしゃぶり、舐め、呻きながら窄めた唇で扱き立てる久美さんの美貌を視詰めて、一気に射精感が湧き起こる。

「久美さんっ」

久美さんが勃起を咥えたままで頷き、さらに唇の動きを速めた。

私は久美さんの口に向って勃起を突き出し、熱い口腔粘膜の中に夥しい精液を噴出させていた。


互いの裸身を洗い合い、湯船に向かい合って浸かり、久美さんの乳房と女性器を愛撫する。

「課長って、優しいんですね」

久美さんが私の勃起を掌で包んで軽く扱く。

「何ですか?」

「酔っ払って意識のなくなった私に、何もしなかったでしょう?普通の男だったらチャンスだと想って玩具にするんじゃないかしら」

久美さんがふっと美貌を曇らせた。

過去に、酔っ払って眠り込み、屈辱的な想いをした経験があるのだろう。

私は彼女を抱き寄せ、耳元で囁いた。

「久美さんは、おれが眠ってる時に、おれのち○ぽ、玩具にしましたよね?」

「いやっ、は、恥ずかしい。い、言わないで」

彼女が羞じらって私に抱き着き、唇を重ねて来た。


ベッドに戻って彼女を抱き締め、美しい髪を撫でながらキスを繰り返し、乳房を愛撫する。

「は、恥ずかしいわっ、あ、あんなに一杯イッたのに、ま、未だ、ほ、欲しくなっちゃうっ」

私は仰向けになって、久美さんを下腹部に跨らせた。

「こ、こんな格好で、は、恥ずかしい」

久美さんが、恥ずかしそうに喘ぎ、それでも大胆に太腿を拡げて両膝を立て、私の勃起を自らの指で膣孔に誘った。

こんなに上品で美しい久美さんが、酔ったせいでもないのに、これ程までに貪欲だった。

久美さんが尻肉を沈めると、私の勃起が新たに滴り溢れた愛液の滑る膣粘膜に咥え込まれる。

尻肉が私の太腿に密着すると、私の両膝上を両手でわし掴みにして、ゆっくり裸身を蠢かし始めた。

「ああ、い、良いわっ、か、感じるのっ。い、良いっ」

久美さんは、先刻のような、潮を噴くような激しいエクスタシーよりも、今は穏やかなエクスタシーが欲しいのか、私の勃起の存在を確かめるように、前後左右上下にゆっくりと尻肉を揺する。

私の勃起を咥え込んで妖しく蠢く蕩け切った女陰から、夥しい愛液が滴り、私の肉包を伝って、肛孔まで濡らした。

私の掌で美しい乳房が歪み、指の間で乳首が転がる。

眼を閉じて眉を顰め、美しい唇が開いたまま熱い喘ぎを洩らし続ける。

美しく上品な久美さんが性欲の虜になっている淫猥な姿を視詰めて、射精感が込み上げて来た。

「い、良いのっ。ね、ねえっ。イ、イクわっ」

「中で出して良いか?」

「ちょ、頂戴っ。な、中にっ。ああっ、イ、イクイクーッ」

彼女がエクスタシーの絶頂を極めたのに併せて、私も彼女の膣粘膜奥底に再び射精していた。


翌朝、一緒に目覚める。

腕の中に美しい久美さんの笑貌があった。

時計を視る。

急がないと出社時間に間に合わない。

もう一度セックスしたかったが、また出来るだろう。

急いで洋服を着て、ホテルを飛び出した。

オードトワレの薫りはほとんど消えていた。

「先に歩いて下さい」

私が言うと、久美さんが少し前を歩いた。

会社の誰かに視られると、久美さんが困るだろう。

距離を保って少し離れて歩き、渋谷駅で電車に乗る時も、一つ離れたドアから乗る。

新宿駅の改札を出た時、前を歩いていた久美さんが一瞬振り返って立ち止まり、恥ずかしそうに囁いた。

「また、飲みに行きましょう」



(続く)





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