記憶の中の女達〜(32)セックス&ミュージック パートナー-第65話
作家名:淫夢
文字数:約3920文字(第65話)
公開日:2021年12月24日
管理番号:k057
この作品は、過去、実際にセックスした数百人の女性の中の、記憶に残っている数十人の女性との出遭いとセックスと別れを描写。
何時も5、6人くらいで来るグループがいた。
K女子大付属高校の2年生だった。
興味を惹く魅力的な女の子はいなかったが、彼女達のリーダー的な女の子が、クリスマス イブに、私の部屋でクリスマスパーティーをしたいと言い出した。
その頃、千尋と交際っていたが、親が厳しくて、私の休日の水曜日の夕方、私の部屋に来るのと、日曜日の夕方、“R/Z”に逢いに来るだけだったし、イブは毎年家族でホームパーティーをやると言っていて、私とは逢わない事になっていた。
そして、間違っても彼女達の誰かとセックスするはずはなく、千尋も常連の彼女達の存在を知っていたので、彼女達と私の部屋でクリスマスパーティーをしたと知ったとしても、笑って済ませてくれるだろうと、彼女達の申し出に応じた。
イブの夕方、彼女達のグループの二人と視慣れない女の子が一人やって来た。
“R/Z”に来るのは初めてのようだった。
華奢な肢体で、背中の中ほどまで伸びたストレートの、濃いブロンドに染めた髪。
それ程の美人には視えないが、大人しくおっとりしていて、優雅で上品な、どこか南ヨーロッパ系とのハーフのような貌立ちをしていて、他の女の子達の中では際立っていた。
6時を過ぎて、タクシーで私の部屋に行く。
彼女達が買って来た料理とワイン、私の好きなウイスキーでパーティーが始まった。
初貌は志織という名前だった。
飲んで食べて喋っているうち、彼女達とどうこうなる訳ではないと最初から感じていた私は、何時の間にか眠ってしまっていた。
そして肌寒さを感じて眼を醒ますと!
私は何時の間にか全裸にされ、全裸になった彼女達3人が私の下半身に蹲って、私の勃起をしゃぶっていたのだ!
「お前ら、何やってんだ!」
訊かなくても視たら判る。
私は、余りにも意外な状況に慌ててトンチンカンな質問をしていた。
私が気が付いても、3人は行為を中断するでもなく、続けている。
「マスターのおちんちん触ってみたかったの」
何時もリーダー格らしく振る舞っている女の子が、唾液塗れの私の勃起を指で扱きながら言った。
女の子3人の裸身を目の当りにし、勃起を3人掛かりで愛撫され、勃起がいきり立っていては、幾ら何でも、そのままでは収まりが付きそうになかった。
セックスするか。
相手の女性が好みのタイプでなくても、フェラチオされて物理的な刺激で勃起し、性欲が湧いて来るのは経験上判ってはいるが、それは基本的には不本意だった。
ましてこの延長で彼女達とセックスするというのも、不本意だった。
リーダー格の彼女は太目で巨乳、貌も化粧がケバ過ぎて、興味が湧かなかった。
もう一人も巨乳の太目で、やはり目鼻立ちを濃い化粧でごまかしていた。
唯一セックスの対象となりそうなのは志織だった。
志織となら。
ふと、3人に尋ねた。
「お前ら、処女か?」
セックスしたくない二人が、恥ずかしそうに頷いた。
3人が未だ私の勃起を弄んでいる。
志織は経験があるのか。
「詩織は?」
志織が私の勃起を咥えてしゃぶりながら、横に頭を振った。
眼を惹くような美人ではないが、何処かノーブルな貌立ち、しなやかな裸身も勿論、充分許容範囲だった。
フェラチオはそれほど上手くはなかったが、私の勃起を口で愛撫する表情も17歳とは想えない程妖艶で美しく視え、私の性的興奮を湧き上がらせる。
抱きたくない女性を抱かないで済む、ちょうど良い言い訳になる。
「処女は面倒臭いから厭だ」
私は裸身を起こして志織を圧し倒し、抱き着いて来た詩織の唾液に濡れた唇を塞いだ。
私は唇を蠢かすと、志織が応じて唇を解し、舌を挿入すると吸い立て、舌を絡めて来た。
処女ではないが、それ程経験はなさそうだった。
未だぎこちなさの残る志織とのキスを貪り合いながら、小振りだが、仰向けになっても型が崩れない美しい乳房を揉み立てる。
掌で、小さな乳首が勃起して転がる。
「あーん」
志織が熱く喘ぎ始め、私の愛撫に向かって乳房を突き出すように裸身を反らす。
貌をずらし、志織の乳房を口に含んで交互に吸い立て、乳首を舌先で弾き転がしながら手を伸ばし、小さく整えた恥毛の叢を軽く撫で、小振りの女性器全体を掌で覆って揉み込んでやる。
「ああ、い、良いっ」
志織が私の頭を抱えて熱く喘ぎ、しなやかな裸身を軽く痙攣させ、しなやかな太腿を拡げた。
私の勃起を舐め、しゃぶっているうちに興奮していたのだろう、女性器を覆っていた掌が滑り、中心の女陰の襞が蠢いて開き、私の指が滑り込む。
「い、良いっ」
眼を閉じて官能に眉を顰め、愛らしい唇から熱い喘ぎを洩らし、顎をつんと上向けたノーブルな貌立ち。
小振りだが仰向けになっても型崩れしない乳房と色素沈着のほとんどない小さな乳首。
あばら骨が浮き上がって視える程引き締まった腹部、細い腰と引き締まった尻肉、真っ白な肌を飾る恥毛の叢、しなやかな脚。
最初に視た時はそれ程良い女には視えなかったが、快感に裸身を悶えさせ、官能を貪る志織は良い女だった。
私が性欲に塗れている上での感覚ではない。
性的興奮が込み上げる。
志織の女性器を口に含み、引き締まった尻肉の下から挿し入れた腕を伸ばして、二つの乳房を愛撫する。
彼女が小さく叫んで、裸身を反らし、私の掌に乳房を圧し付ける。
「ああっ、い、良いっ」
指の間に小粒の乳首を挟んで転がすと、乳首が一気に硬くしこった。
志織の女性器全体を吸い立てると、彼女が尻肉を浮かせて、女性器を私の口に向かって突き出す。
舌先で女陰の襞を別けて、膣孔に挿し入れてそよがせ、硬くしこったクリトリスを弾き、なぞりあげる。
恥毛の向こうで、私の掌の愛撫に歪む愛らしい乳房、その向こうで彼女が美しい髪を振り乱して、熱く喘ぐ。
やっぱり良い女だ。
官能に塗れた表情も美しい。
普段の表情は平凡だが、官能に塗れた表情が酷く美しく視えるようになる女性は過去にもいた。
志織のしなやかな裸身が小刻みに痙攣を起こし始めた。
エクスタシーの絶頂を極めた経験もあるのか?
私は志織への愛撫を激しくした。
「い、いやーっ」
志織が痙攣する裸身を大きく反らして静止させ、叫んでエクスタシーの絶頂を極めた。
尚も口で愛撫を続けると、志織が甘えるように呟き、裸身を仰け反らせて逃げようとした。
「くちゅぐったい」
志織の尻肉を抱え、しなやかな太腿を大きく拡げ、愛液と唾液に塗れた女性器を曝す。
細い筋のような女陰の襞とピンク色のクリトリスが、唾液と愛液に塗れてひく付いていた。
「し、してっ」
志織が官能に潤んだ瞳で私を視詰めた。
私は愛液と唾液に塗れて蕩け切った志織の膣孔に勃起の先端を宛てがい、ゆっくり沈めた。
「い、良いっ」
志織が熱く喘ぎながら、しなやかな裸身を反らして引き締まった尻肉を浮かせ、私の勃起に向かって女性器を突き出した。
華奢な志織の窮屈な膣粘膜が軽く抵抗しながらも、滴り溢れた愛液の滑りで勃起を根元まで咥え込んだ。
込み上げる熱い喘ぎで閉ざす事が出来ない唇を貪り、乳房を揉み立てながら、ゆっくり勃起を抽送する。
ふと視ると、残された二人が、傍で抱き合ってキスを貪り合いながら、乳房と女性器を愛撫し合っていた。
以前、何度かレズのセックスを視て美しいと感じ、激しい性欲を覚えた事があったが、この二人に対して興味はなかった。
ずっと二人でそうしていてくれ。
「ああ、い、良いようっ」
それより志織の方だ。
志織が、込み上げる性欲のままに裸身を悶えさせ、尻肉を浮かせて女性器を私の勃起に向かって突き出す。
勃起を挿入したまま、しなやかな詩織の裸身の妖しい蠢きと、官能に塗れて歪める美貌を上から眺める。
何でもない時に視るとそれ程美人にも視えないが、フェラチオをしている官能を浮かべた表情が美しいと感じたし、勃起の抽送に反応してしなやかな裸身を悶えさせ、熱く喘ぐ表情が堪らなく美しい。
志織はセックスの経験はあっても、それ程豊富ではないのが、キスのぎこちなさ、尻肉の蠢かし方のぎこちなさで判る。
私は湧き起こって来た射精感を抑え切れなくなっていた。
「ね、ねえっ」
志織が頻りに女性器を突き出して熱く喘ぎ、勃起の抽送を求める。
「中に出して大丈夫か?」
「だ、出してっ」
志織が官能を湛えた美貌を縦に何度も振った。
私は志織のしなやかな裸身を強く抱き締め、一気に激しく抽送し、膣粘膜奥底に精液を噴出させた。
「ああっ、い、いやーっ」
志織も同時に小さく叫び、裸身を激しく痙攣させてエクスタシーの絶頂を極めていた。
志織に覆い被さって抱き締めてキスを繰り返していると、膣粘膜が志織の裸身が痙攣を繰り返すのに併せて収縮弛緩し続け、私の勃起を翻弄する。
私はもう一度、ゆっくり勃起を躍動させ始めた。
「ああ、い、良いの」
志織が瞼を閉じて、美貌を仰け反らせ、再び愛らしい唇から熱い喘ぎを洩らし始めた。
一度目は控え目だった志織が、二度目は大胆になって膝を大きく拡げて私の尻肉に両脚の踵を宛てがい、私の動きを催促するように女性器を突き出す。
勃起を咥えた膣粘膜から夥しく溢れ出る愛液が、私の勃起の付け根から肉包を濡らす。
性感が鋭いのだろう。
「ああ、ま、またっ」
私がそれ程強い抽送をしていないのにも拘わらず、志織が小さく叫んで私にきつく抱き着き、裸身を痙攣させて二度目のエクスタシーの絶頂を極めた。
そんな志織の淫猥な痴態を視詰め、滴り続ける熱い愛液を湛えて私の勃起を翻弄する膣粘膜の蠢きに操られ、再び射精感が湧き起こる。
性欲の虜になった志織の妖艶な美貌を視詰めながら、勃起の抽送を少しづつ速める。
「す、すごいのっ、い、良いっ」
志織の官能の喘ぎと、私と志織の秘部がぶつかる音、夥しく滴る愛液の濁音が重なり、大きくなる。
私は、尚も抽送を続け、志織が何度目かの絶頂を極めてぐったりなった処で、私も再び射精していた。
(続く)
※本サイト内の全てのページの画像および文章の無断複製・無断転載・無断引用などは固くお断りします。
メインカテゴリーから選ぶ