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記憶の中の女達〜(24)レズカップルの部屋-第49話



作家名:淫夢
文字数:約3900文字(第49話)
公開日:2021年9月3日
管理番号:k057


この作品は、過去、実際にセックスした数百人の女性の中の、記憶に残っている数十人の女性との出遭いとセックスと別れを描写。



挿絵の官能小説画像

しかし、想った通り、二人はレズだった。

二人共大人しそうなのに大胆な女性なんだな、と想う。

壁に背凭れて二人の痴戯を視詰める。

一度レズカップルとのセックスを体験しているからか、少しは落ち着いていたが、それでもジーパンに抑えこまれた男根は既にいきり立っていた。

二人がキスを交わしながら互いを全裸にする。

私だけ洋服を着ているのは、失礼だろう。

二人の裸身を眺めながら全裸になる。

睦美の乳房は裾野が広くて膨らみが大きく、ピンク色の乳輪がふっくら盛り上がって、乳首は小さかった。

美尋の乳房は小振りの掌サイズで、茶褐色の乳輪は平たく、乳首は大きかった。

睦美が美尋に逆向きに覆い被さり、美尋の膝を割って太腿を大きく拡げる。

淫猥に生え繁った恥毛の叢の下で、既に滴る愛液に濡れ光る美尋の女性器が開いた。

美尋が膝を開くと、こじんまりと生えた恥毛の下で滴った愛液に濡れた女陰が光った。

私が座った位置からは、睦美の女性器は視えないし、美尋の表情も視えない。

2年前か、初めてセックスしたと言ったが、それにしては美尋の女陰の襞もクリトリスも発達していた。

「お前たち、やっぱレズなんだ?」

興奮して声が掠れていた。

「男は、なんか、ね、面倒臭い」

睦美が美尋の女陰の襞開いて指でなぞりながら応えた。

「セックスしても、自分が良ければって感じだから」

美尋が裸身を悶えさせると、鮮やかなオレンジピンクの膣肉が覘いた。

「何時から?」

「中学の頃から」

睦美が美尋の女性器を口に含んだ。

「ああ、良いっ」

美尋も枕に頭を乗せ、睦美の太腿を抱えて喘ぎ、睦美の女性器を口に含んだようだった。

二人のくぐもった呻きと舌と唇を遣う、唾液と愛液が混じった淫猥な濁音が静かな部屋に響く。

快感に裸身を悶え捩る二人の呻きと濁音が、次第に昂まって行く。

重なり合ったまま悶える二人の裸身が小刻みに痙攣し始める。

もうイクのか。

毎日のように愛し合っていて、互いの性感と互いの愛撫を知り尽くしているからだろう。

ただ、互いの女性器を愛撫し、愛撫を求めて刺激を貪る。

先ず美尋が、すぐに睦美が追い掛けるようにエクスタシーの絶頂を極め、それでも互いを強く抱き締め合って、女性器を口に含んだまま、一際甲高い呻きを上げて裸身を痙攣させた。

二人が一息付く間もなく、私から二人の恥部が良く視えるように向けて開き、横向きに抱き合ってキスを貪り合う。

「み、美尋、マ、マスターが視てるからって、い、何時もより反応が激しい」

睦美が、唾液と愛液に塗れた唇を震わせる。

「む、睦美だって、い、何時もより、お、おま〇こ濡らして」

二人がキスを貪り合い、乳房を擦り付け合い、膝を割って互いの膣孔に指を挿入した。

互いの指を咥え込んで愛液と唾液に塗れて妖しく蠢く女性器と、擦れ合う二つの形の違う乳房と乳首、官能に歪む二人の表情が、一度に視界に収まる。

今度は、二人の快感の喘ぎと、指を使う度に膣孔から洩れる淫猥な愛液の濁音が響き始めた。

二人共、快感の言葉を発する事はほとんどなく、キスを貪り合いながら、無言で互いの乳房と女陰を愛撫し合う。

今までにセックスした経験豊富な女性は、大抵快感を言葉で現していて、それはそれで私の性欲を刺激してくれたが、無言で呻き声を揚げながら、ただ互いの女性器を愛撫し合う二人の痴戯も興奮を誘った。

二人の呻きと指遣いが忙しくなり、淫猥な愛液の濁音が一層高鳴り、互いの指の蠢きに併せて浮かせた尻肉の振幅が大きく速くなった。

セクシーコスプレ02

二人の裸身が再び痙攣し始め、一気に激しくなる。

「ああっ、イ、イクわっ、イ、イクイクーッ」

「いやっ、イ、イッちゃうっ、イ、イクーッ」

二人が再び、同時にエクスタシーの絶頂を極めて膝を閉じ、しかし、互いの指を膣孔で咥えたまま、痙攣する裸身を仰け反らせた。

二人の熱く忙しない喘ぎが、部屋に響く。

堪え切れなくなった私は、二人の間に割って入り、逆向きに横たわった。

すぐに四つん這いになった二人の指と口が私の勃起を捉える。

異なった指と唇と舌の蠢きを体験するのは、暴力団組長の娘と警察署長の娘のレズカップル以来だった。

異なった形状の女性器を同時に視詰めるのも。

二人共、女性器と肛孔の周辺には恥毛がなく、少し延び掛けた毛根が肌に食い込んでいて、淫猥に視えた。

お互いに剃り合っているのだろう。

愛液と唾液に塗れた二人の膣孔に、それぞれ二本の指を挿入して蠢かした。

裸身から想像したように、睦美の膣孔は少し深く緩やかで、美尋の膣孔は少し浅く窮屈だった。

二人の女陰と肛孔が、私の指の蠢きに併せてひくつき、クリトリスの頂上から溢れ出る愛液が糸を引いて滴った。

眼前の淫乱な媚肉の蠢きと愛液の濁音、勃起を刺激し続ける二つの唇と舌と指、勃起に降り掛かる二人の熱い喘ぎと唾液の濁音。

痺れるような射精感が一気に込み上げる。

「だめだっ、出るっ」

私は尻肉を浮かせて、勃起を突き上げた。

夥しい精液が噴出する。

それを二人が交互に唇で吸い、舌で舐め取り、飲み下す感触があった。

「未だ、出来るでしょう?中に出しても大丈夫だから、二人共して」

女性が生活を共にしていると、生理の循環が同調して来るという、何処かの学者の説を想い出す。


睦美が唾液と精液に塗れた唇を手の甲で拭って私に跨り、自分で私の勃起を膣孔に導いた。

睦美が一気に尻肉を沈めると、私の勃起が愛液に塗れた睦美の膣孔に咥え込まれる。

私は、腰を緩やかに衝き上げながら、美尋を誘って、私の貌に跨らせた。

美尋が私の口に女性器を圧し付け、尻肉を緩やかに振り立てた。

私の口の中で美尋の女陰が蕩け切り、溢れる愛液が口に流れ込んで来る。

向き合った二人が私の上で尻肉を揺すりながら、抱き合ってキスを貪り、乳房を愛撫し合う。

暴力団の組長の娘と警察署長の娘のレズカップルも同じようにしていた。

その淫猥な痴戯に、再び射精感が込み上げて来る。

二人の悶え捩る裸身も、小刻みに痙攣を起こし始めている。

もう良いかな。

「出そうだ」

私が尻肉を浮かして下から勃起を突き上げると、睦美が一層激しく尻肉を振り立てた。

「わ、私もっ、ま、またイッちゃうっ、イ、イクイクイクーッ」

「イ、 イクわっ。イ、イクイクーッ」

後を追い掛けるように美尋が私の口に女性器を圧し付けて尻肉を振り立てた。

今度も再び二人同時に、エクスタシーの絶頂を極めた。


エクスタシーの絶頂を極めるのも、同調するものなのか。

以前のレズカップルもそうだったような気がする。


テディプレイスーツ一覧01

私は睦美の膣孔奥底に精液を噴出させていた。

「未だ出来る?」

美尋が、私の貌の上から降りて、私の唇を貪りながら、恥ずかしそうに喘いだ。

「続けて3回は無理」

勃起が一気に萎えて行く。

「じゃあ今度ね」

美尋が、名残惜しそうに、愛液と精液に塗れた男根を掌で包んで揉み込んだ。

また来ても良いという事だろうか?

「来ても良いのか?」

美尋が睦美を視て確認し、睦美も頷いた。

「マスターに女がいない時は何時でも良いよ。私達二人だけだから」

「私達が“R/Z”に行かない時でも良いわ。道順は判り易いでしょう?」

睦美が私に抱き着き、私と美尋の唇を交互に貪る。


三人で浴室に行き、身体を洗い合い、二人が抱き合って湯船に浸かり、互いの乳房と女性器を愛撫し合う。

二人を視詰めながら、湯船に脚を浸けて浴槽の縁に掛けると、二人が私の男根を口で愛撫し始める。

性欲が勃起の付け根の奥で湧き起こる。

しかし、萎えた男根が勢いを取り戻す事はなかった。

「おれは強くないんだ」

「違うわ。やり過ぎなのよ」

私が呟くと、睦美が私を視上げて悪戯っぽく睨んだ。

「やっぱ、私は、また今度ね」

美尋が恥ずかしそうに微笑んだ。


DKのテーブルで、もう一度飲み直してから寝る。

両脇に抱いた二人の乳房を軽く愛撫すると、二人が両側から私の男根を掌で弄ぶ。

しかし、やはり勃起する事もなく、何時しか眠りに落ちた。


翌朝、下腹部の刺激に眼覚めると、二人が私の勃起を愛撫していた。

気付いた睦美が私の貌に跨り、女性器を口に圧し付けて来た。

「もう出来るでしょう?美尋としてやって」

「はーい」

美尋が無言で私の下腹部に跨り、自分で私の勃起を指で支え、膣粘膜に咥え込んだ。

昨夜とは逆に、私の貌の上に跨った睦美の女性器を愛撫してやりながら美尋の膣粘膜に射精した。

やはり二人が同時にエクスタシーの絶頂を極め、満足したようだった。


私は二人が短大を卒業して故郷に帰るまでの半年、お言葉に甘えて気が向くままに二人の部屋を訪れ、レズセックスを視覚的に堪能し、また、女性二人相手のセックスを心行くまで愉しむ事が出来た。

二人も、レズセックスと、私との三人でのセックスで充たされているのか、断りもなく部屋を訪れた時でも男がいた事もなかったし、基本的には真面目なのだろう、不在だった事もなかった。


ただ、不思議な事に、美尋は潮を噴いたが、何故か睦美はどうやっても潮を噴かなかった。

女性が潮を噴くポイントが二ヶ所あるのは、映画俳優の愛人だった紗子に教えられて知っていたので、膣粘膜のもっと他の箇所も試してみたりした。

睦美は女性が潮を噴くのと同様に反応して激しいエクスタシーの絶頂を極めるのだが、愛液を噴く事はなかった。

睦美は美尋を羨ましがったが、私の愛撫が足りなかった訳ではないし、美尋同様に強烈なエクスタシーの絶頂はあるから、と納得してくれた。

私は、女性が皆、潮を噴くのではないと悟っていた。

しかし、その後、生涯を通じて、セックスして潮を噴かなかったのは睦美だけであった。


この二人とのセックスの日々のお蔭で、私は、無修正のセックス映像を観る際、普通の男女のセックスより、レズカップルのセックスの方が美しいと感じ、好むようになっていた。



(続く)





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