アナルファンタジー(5)激変-第21話
作家名:優香
文字数:約3040文字(第21話)
公開日:2021年4月5日
管理番号:k066
彼らは、最近覚えた妄想の中での亜紀さんと麗子さんではなく、現実の、眼の前に存在し、私の痴態を視線で、そして、肉体で犯していたのだ。
《ああっ、み、皆っ、み、観てっ、ゆ、優香はっ、み、皆が観てる前で、こ、こんなっ、し、知らない人ばかりが観てる前でっ、は、初めて遭ったばかりのっ、ホモの男性のっ、ち、ち○ぽっ、しゃ、しゃぶりながら、こ、擦りながらっ、お、おま○こっ、しゃくられてっ、イ、イッちゃうのっ、な、なんてっ、い、いやらしいっ》
「ああっ、は、恥ずかしいっ、い、いやっ、み、観ないでっ、イ、イッちゃうっ。イ、イクーッ、イ、イクイクイクーッ、イ、イクーッ」
過去のセックスでは経験した事の無いほど、眼も眩むようなエクスタシーの大波が、媚肉の奥底の堰を切って私の全身を激しく痙攣させる。
私は、激しい官能に霞む視線の中で、大勢の従業員と男性客が見詰めているのを感じながら、ショーツの中に夥しい愛液を噴出していた。
エクスタシーの痙攣の名残が、身体を激しく震わせる。
私はママの胸に甘えるように貌を埋めたまま、私の掌と唇から二本の勃起が離れて行くのを名残惜しく感じていた。
《ああ、も、もっとっ》
さらに、ママの指さえも私の膣粘膜から抜け出た。
「物足りないでしょう?これで終わりじゃないわよ。今夜は、いやらしい優香に、一生忘れられないようないやらしい経験をさせてあげるわ。愉しみにしててね」
私の欲望を見透かすようにママの唇が私の唇の上で蠢いた。
愛液でびしょ濡れになった冷たいショーツさえ、私の女性器の熱い疼きを冷ませない。
「貴方達、後はお願いね?」
私は、彼とママに両脇を支えられながら、ママの声を意識の遠くで聴いていた。
気付くと、私はママと全裸で抱き合っていた。
浴室だったが、普通の浴室ではない事は、部屋と浴室を隔てる壁がガラス張りで見通せる事で解った。
恐らく、かつて行った事のあるラブホテルと同じような部屋だろう。
そのガラス張りの壁の向こうで、彼がソファーに掛けてお酒を?んでいた。
「いやらしい優香?貴方の本性を曝すのよ」
ママが私の手を導いて、男根を握らせながら、私の乳房を愛撫し始める。
私は彼女の男根を、戸惑いながらもゆっくり愛撫し始めた。
ママの指が、一層愛液を滴らせて疼き続けている女陰の襞をなぞり上げ、クリトリスを揉み込み、擦り上げ、再び襞を割ってなぞり上げる。
「ああっ、い、いやっ、し、しないでっ」
抵抗の言葉が口を付いて出ては来るが、私の女性器はママの指の動きを求めて前後左右に蠢き始める。
眼を閉じた脳裏に、亜紀さんと麗子さんが現れる。
その瞬間、媚肉の奥底で大きく揺らいでいたエクスタシーの大波がいきなり堰を切った。
「ああっ、も、もうだめっ、い、良いっ、す、すごいっ、か、感じるっ、イ、イッちゃうっ。だ、だめっ、イ、イクイクイクーッ、イ、イクーッ」
ママの指が、私の膣粘膜をしゃくる度に、再び夥しい愛液を噴出す。
私はただ、ママの首に両手を巻き付け、ママの唇を貪り吸いながら裸身を痙攣させた。
ママの指が私の膣粘膜から抜け出、私の肛門の窄まりを両方の指がなぞり上げる。
「ああ、お、お尻っ、い、いやっ」
私の脳裏に、幼い頃の浩ちゃんと佳奈ちゃんとの禁じられた恥戯が蘇った。
あの頃は、勿論、性的な快感などあり得なかった。
今は?生まれて初めてセックスを意識しながら肛門を愛撫される。
放尿、排泄を脳裏の傍観者達に曝す事でエクスタシーを貪るようになった私の異常な性欲が一気に湧き起こる。
私は、ママの指の愛撫に意識を集中した。
《ああ、気持良い。感じてる?感じるの?》
ママの指の動きに併せて、尻肉が無意識に揺らぐ。
「優香って、やっぱりいやらしいのね?お尻の孔でも感じてるわ」
ママが、恐らくガラス張りの向こうにいる彼に聴かせる為であろう、大きな声で言った。
「い、いやっ、は、恥ずかしいっ、ああっ、し、しないでっ」
「お尻の孔があっと言う間に柔らかくなって私の指を誘ってるわ」
「い、いやっ。は、恥ずかしいっ」
ママの指が、窄まりを割って、めり込んで来て、肛門の内部の粘膜をなぞり上げる。
《わ、私っ、お、お尻の孔でっ、か、感じてるの?ああ、い、良いっ、か、感じるっ》
それは、かつてない経験であった。
恥ずべき、忌まわしい排泄の為にだけしか存在しない肛門で快感を得る。
しかし、私は、その排泄器官でしかないはずの肛門がセックスの為に使用される事を、既に知っていた。
その知識が、私自身が肛門で快感を得る事の忌まわしさを、かろうじて許していた。
私の肛門の窄まりを愛撫するママの指が二本になり、恐らくであろうが第二関節までめり込み始めていた。
自分の肛門の窄まりが、ママの愛撫で柔らかく、蕩け始めたのが解る。
「こんなにお尻の孔蕩けさせて。優香?感じてるんでしょう?素直におっしゃいなさい」
ママの唇が私の唇に重なったまま囁いた。
私は、一瞬恥じらいのまま、ママの唇を貪り吸った。
ママは私の官能の動きを知っているかのように、私のキスに応じながら、肛門粘膜をしゃくる指の動きを深く、激しくした。
「ああっ、は、恥ずかしいっ、か、感じますっ、お、お尻っ、い、良いのっ」
生まれて初めて、肛門での快感を覚え、それを言葉にした。
その瞬間、何時もの脳裏の亜紀さんと麗子さんが一斉にオナニーを始めた。
《優香って、お尻の孔でも感じるんだ。いやらしい女》
亜紀さん、麗子さん以外に、浩ちゃん、佳奈ちゃんも現れ、私を見詰めている。
《ああ、私っ、お、お尻の孔でも感じるのっ、い、いやらしい女なのっ》
私はそう自覚して、ママの指の愛撫に向かって、肛門を突き出し、振り立てた。
その瞬間、ママの指が、私の肛門から抜け出た。
「ああ、い、いやっ、ど、どうしてっ?」
私は恥ずべき肛門での快感をあからさまに訴え、ママの指を追って、尻肉を振り立てた。
「お尻の孔の中が、うんちだらけよ。きれいにしなきゃね?」
「い、いやーっ。は、恥ずかしいっ」
私は恥ずかしさの余り、ママの裸身にしがみ付いたまま、裸身を捩った。
「恥ずかしい事だけど、仕方がないのよね?食べる。消化する。排泄する。人間として、生きてる以上は、当然の摂理よ。私も一緒にしてあげる。うんちしましょう」
ママの裸身が、私のここでの記憶の中で、初めて私から離れた。
それが酷く心細く感じられた。
私とママの背後の壁に、大きな姿見がはめ込まれていた。
振り向くと、私とママの裸身が映し出されていた。
改めてママの美しさに気付く。
官能に喘ぐ美貌、豊かな形の良い乳房、くびれた腹部、引き締まった尻肉、細く長い脚。
股間に勃起がある事が、彼女の妖しい美しさを一層魅き立ててさえいた。
何故、この人の、何処が男性なのだろう?
ふと気付くと、彼が全裸で浴室に入って来て、私達の前にしゃがんでいた。
「優香。彼にアナルでセックスしてもらうのよ。すごく素敵なの。貴方も気に入ると想うわ。でもその前に、お尻の孔の中を綺麗にしましょう」
ママの言葉に、ふと視線を遣ると、彼の男根もママと同じ程巨大であった。
あの勃起が私の肛門を貫き、激しく抽送する。
想像すると、恐怖を伴いながらも、異常な興奮が私の媚肉の奥底を一層激しく疼かせる。
ママが裸身を捩り、自らの手で、姿身に向かって突き出した尻肉をわし掴みにして割り裂いた。
ママのいきむ息遣いが私の肌をざわめかせた。
最近覚えた、排泄しながらのオナニー。
それは脳裏の亜紀さん、麗子さんに対してのみ曝していたが、今から、現実の第三者の前で曝す。
(続く)
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