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アナルファンタジー(5)激変-第20話



作家名:優香
文字数:約4050文字(第20話)
公開日:2021年3月29日
管理番号:k066


挿絵の官能小説画像

「先生ったら、ママの裸は何時も観てるから、今更良いでしょう?今日は、私も踊るから、観ててね。私って、あれ、大きいのよ」

彼とママは、やはり関係があったようだ。

私の右隣に座っていた、彫りの深い貌立ちの女性が、私が座る為に一旦立ち上がって私を通し、もう一度腰掛けながら、しなを作った。

《あれ、大きいのよ?って、おっぱいの事?》

確かに、彼女の胸元に視線を遣ると、タイトなワンピースの胸元に乳房の谷間が覗ける程、立派な乳房をしていた。

「あらっ、私の方が、おっきいわよ。この前、一緒にお風呂に入った時観たもん」

彼の左隣に座っている日本的な貌立ちの女性が、彼の水割りのお替りを作りながら、つんと顎をしゃくった。

「いいえ。大きさなんて、普段の大きさなんて関係ないわ。普段はちっちゃい方が可愛らしくて素敵じゃない。要は膨張率よ」

《普段はちっちゃい方が?可愛らしい?膨張率?って?おっぱいの話じゃないの?》

彼とママは、二人の遣り取りを聴きながら楽しそうに笑っていた。

「さあ、貴方達、ショータイムよ」

「あら、もうそんな時間?行って来まーす」

「はーい。今夜も頑張るわっ」

「優香ちゃん、観ててね?気絶しない様にね?」

ママが、私の耳元で囁くと、横にいた二人と、カウンターから二人の女性が入り口の横に消えた。

私は、知らないうちに自分の名前を名乗っていたようだった。

しかし、明日の事さえどうでも良くなっていた私にとっては、どうでも良い事だった。

《私が気絶?って、どんなショーなの?》

こんな高級なクラブも初めてであったから、そんな処で行われるショーなど皆目見当も付かなかった私は、ただ、成り行きに任せていた。

店の一番奥に明るいスポットが点き、畳を横に四枚並べた程度の広さのスペースに、四人の女性が走り出て来た。

観ると、四人とも、上半身に何も付けておらず、片手を折って乳房を隠していた。

腰から下は、紫、赤、緑、オレンジのシルクのような長い布を巻き付けているだけであった。

四人が片膝を付いて俯いていると、ラテン音楽の名曲“タブー”が鳴り始めた。

それに併せて四人が踊り始める。

両手を動かし、乳房がはっきりと露わになった。

四人とも、驚く程美しく豊かな乳房である。

その乳房を揉みしだきながら、脚を大きく拡げ、腰を前後に激しく揺する。

明らかにセックスの行為を表現していた。

私は、ときめきを覚え、媚肉の疼きを感じ始めていた。

照明がスポットに変わり、店内の照明が薄暗くなった。

四人の踊り子が一斉に客席に走った。

カウンターの中にいた二人がカウンターに上がり、カウンター席の二人の男性客の前に立ち、膝を折り曲げて脚を拡げ、腰から下を覆っている布を男性客の頭から被せて、腰を前後に動かし始めた。

《ああ、な、何っ?お客さんに?あ、あそこを?な、舐めさせてっ?》

二人の男性客は、それを避けようともせず、彼女達の両脚を両手で抱えている。

「優香ちゃんには、刺激が強過ぎるかもね?」

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ママが、そう言いながらも、私の太腿に置いた手を撫でるように動かし、耳たぶに唇を触れさせて、囁いた。

《ああ、か、感じちゃうっ。だ、だめっ》

私は彼女の唇から逃れようとしたが、金縛りに遭った様に動けなかった。

私達のボックスにいた二人の女性は、他のボックスにいる男性客の処に走り、ボックスのシートの上に立って、同様に布を男性客の頭から被せ、腰を前後に振り立てていた。

四人は、他の客の処にも走り、同様に不可思議な踊りを踊った。

そして、曲が終る寸前、私達の席にいた二人が私の眼の前まで踊りながら走り寄り、セクシーなダンスを繰り広げた。

曲が、ローリング ストーンズの“悪魔を憐れむ歌”に変わった。

武雄が、ロックが好きで、カーステレオで良く鳴らしていた曲だ。

豊満で美しい乳房が、激しいリズムに併せて私の眼の前で大きく揺れた。

ママの右手が私の手を取って握り、左手が、彼女が意識しているか、していないかは解らなかったが、いや、多分意識していたであろう、私の太腿を撫で摩り、ともすると、小指が性器に触れる。

それは勿論スカートの上からではあったが、媚肉の疼きに拍車が掛かった。

ママが「気絶しないように」と言った、私の心臓が止まるかと想う程ショッキングな出来事が起こったのは、次の瞬間だった。

妖しいセクシーなダンスを繰り拡げていた二人が、腰に巻き付けた布を両手で払い、脱ぎ落とした。

私の眼の前に、二人の両脚の付け根に揺れる巨大な勃起が曝されたのだった。

「い、いやっ、な、何っ?」

私は、驚きの叫びを上げていた。

美しい貌立ち、豊満な形の良い乳房、そして、巨大な勃起。

女性達の声の低さ、化粧の濃さ、声と仕草のわざとらしさ。

店に入った時から感じていた違和感は、彼女達が男性であった事から来ていたのだった。

彼女達は、カウンターやボックスの男性客の口に、勃起をしゃぶらせ、客もまた、彼女達の勃起を口で受け容れ、勃起をしゃぶり立てていたのだ。

理解した瞬間、店内が真っ暗になった。

「私もよ」

ママが再び私の耳に触れた唇で囁き、握っていた私の手を、和服の裾の奥に誘った。

彼女は下着を付けてはいなかった。

私の掌に、彼女の勃起が握らされた。

一瞬、驚きの余り、手を引こうとしたが、彼女の手がそれを許さなかった。

さらに、手を引くのは彼女に対して失礼かも知れないと、考えた私は、彼女が手を離した後も、彼女の勃起を握り締めていたままだった。

その勃起はかつてセックスした三人と比べて、長さも太さも優れていた。

私は、その十分余りの時間の経過の中で、完全に錯乱状態に陥り、その魔性の世界にどっぷり浸かり込んでしまっていた。

「先生っ、私のち○ぽ、おっきかったでしょう?」

「あら、私の方がおっきいわよねぇ?」

踊っていた二人が元の服装で戻って来て、水割りのお替りを作りながらしなを作った。

二人の声が意識の遠くで聴こえているように感じた。

店内は何時の間にか照明が戻っていたが、それでも最初の頃よりは薄暗いように想えた。

ママの手が私の背後から尻肉の下に潜り込んで来た。

私は無意識に尻肉を浮かし、彼女の手の動きを自由にすると、スカートを背後にまくり上げ、後ろからショーツの中に手を潜らせて来た。

それでも私は彼女の為すがままで、ただ、彼女の勃起を握り締めていた。

「ああ、い、いやっ、ゆ、許してっ」

彼女の指が潜り込んで来る私の膣孔が自分でも恥ずかしい程、夥しく滴った愛液で潤んでいた。

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「普通の女の子が一生観る事もないような、あんな変態的ないやらしい場面を観て、こんなに濡らして、優香ちゃんって、いやらしい子なのね?」

彼女の舌が私の耳の中の粘膜をなぞり上げ、二本の指が根元まで完全にめり込んで来た。

「い、いやっ、は、恥ずかしいっ、し、しないでっ」

彼女の指がゆっくりと、膣孔をしゃくり始めた。

彼と二人の女性は私とママの行為を知らないかのように、酒を?みながら歓談していた。

《ああ、も、もうだめっ。か、感じちゃうっ》

私は込み上げる快感を堪え切れず、ママの胸に貌を埋め、快感に心身を委ねてしまった。

店内に音楽は流れているが小さく、ママが指をしゃくる度に鳴る愛液の淫猥な濁音と私の喘ぎは完全に三人に聴かれている。

官能に霞む眼を見開くと、彼と二人の女性が、私の恥ずかしい姿を観ていた。

気付くと、私はママの指の動きに併せて、ママの勃起を扱き始めていた。

ママの右手が、私のブラウスのボタンを外し、ブラジャーのホックさえも外し、乳房を露わにして揉み立て始めた。

「ああっ、い、いやっ、は、恥ずかしいっ。み、観ないでっ」

《皆観てるっ。私がママのち○ぽ扱いてるの、わ、私がママの指でおま○こしゃくられて、感じてる処っ》

「優香ちゃんって、観られて、感じるのね?いやらしい子なのね?」

私を片手で抱き寄せたママの舌が、完全に私の耳の孔に潜り込んでなぞり揚げる。

全身の肌がざわめき、ママの指を咥え込んでいる膣粘膜が一気に収縮した。

「い、いやっ、だ、だめっ、や、止めてっ」

私は、ママの指の動きに併せて蠢いている尻肉の動きを止めようとした。

しかし、もうはかない抵抗でしかなかった。

私の膣粘膜が、ママの指の動きを求めて収縮弛緩を繰り返し、尻肉が指の蠢きに併せて揺らぎ始めた。

ママの勃起を扱いている掌に、ママの勃起の先端の媚孔から滲み出た粘液が掌に纏い付いた。

《ああ、ママが、か、感じてくれてるっ》

「止めて良いの?」

ママの右手の指が勃起し切った乳首を摘んで捻り上げ、舌が再び耳の孔をなぞり上げた。

膣粘膜をしゃくっていた指の動きが止まった。

「ああっ、い、いやっ、や、止めないでっ」

私は駄々っ子のように、腰を揺すって、彼女の指を膣粘膜で締め付けた。

「止めないで?って?何処をどうして欲しいの?」

ママの唇が今度は私の唇に触れた。

唇からも熱い喘ぎが洩れて、私の唇を撫でた。

ママも私を愛撫しながら、私の勃起の愛撫で感じている。

そう想った瞬間、完全に彼女の虜になった。

「ああ、は、恥ずかしいっ。お、おま○こっ、ゆ、指でっ、も、もっとっ、つ、強くしてっ、ああ、イ、イカせて下さいっ」

「こんな人目がある処で、イキたいの?他の席の皆も観てるわよ?それでもイキたいなんて、優香ちゃんは本当にいやらしい子なのね?」

彼女の指が膣粘膜を激しくしゃくり、乳首を痛い程捻り上げ、唇が私の唇に重なったまま囁いた。

「ああ、ゆ、優香はっ、い、いやらしい子ですっ。み、皆がっ、み、観てる前でっ、イ、イキたいっ。い、いやーっ、す、すごいっ。い、良いっ」

私が欲望を言葉にして喘ぐ最中に、彼女の指が、再び膣粘膜をしゃくり始めた。

激しい官能に霞む眼の前で、同じ席にいた二人の女性が立ち上がってドレスを捲り、ショーツを下げて二本の勃起を私の貌の前に付き付けた。

「ああ、こ、こんなのって」

私は、彼女達の意図を察し、一人の勃起を手に握り締めて扱き、もう一人の勃起を口に咥えてしゃぶり、舐め上げ、吸い立てた。

もう完全に私は、その異常な状況での、異常な性欲の虜であった。



(続く)





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