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アナルファンタジー(5)激変-第16話



作家名:優香
文字数:約3970文字(第16話)
公開日:2021年3月1日
管理番号:k066


挿絵の官能小説画像

海底から私の裸身を見上げている。

彼が二人の水着を私の手にしっかり握らせると、浮き輪を離して私を抱き締め、片手で二つの乳房をわし掴みに揉み立て、もう片方の掌で、女性器を覆い、女陰の襞を割った。

「これって、海水じゃないよな?優香って、もう期待して、こんなに濡れてるっ」

「ああっ、は、恥ずかしいっ。だ、だって、こ、こんなのっ、は、初めてでっ」

「外でセックスするのって、興奮するんだ?優香は?」

「ああっ、い、言わないでっ、し、知らないっ」

自分でも夥しく溢れ滴った愛液で、琢磨の指が滑るのを認識していた。

そして、脳裏で、海底に潜む幾つかの視線が私の女性器を貫いていた。

《ああっ、み、観てっ》

その異常な欲望は、自身の中で否定しようにも消える事のない熱い塊となって私を支配していた。

何処から湧き起こったのか、私の中の何処にそんな欲望の芽が潜んでいたのだろうか?

私は戸惑いながらも、打ち消す事の出来ない、その欲望に翻弄された。

琢磨の愛撫に乳房とクリトリスを委ね、私は両脚を必要以上に拡げて水を掻いた。

冷たい海水で冷ます事が出来ない程、女性器が熱く疼いていた。

琢磨の手が私の片手を自らの勃起に誘った。

きつく握り締め、何度か擦り立てると、一気に硬くそそり立った。

琢磨の指が、膣孔にめり込み、膣粘膜を激しくしゃくりあげる。

愛液が海水で洗われる端から、湧き起こって来て、琢磨の指に粘り、絡み付いた。

まもなく、琢磨の勃起が私の手から離れ、膣孔に宛がわれた。

私も尻肉を突き出し、彼の勃起を導き挿れようと試みるが、海水に揺られてなかなか挿入出来ない。

しかし、そのもどかしさとじれったさが、私の快感をさらに煽っていた。

《あ、亜紀さん?麗子さん?》

脳裏で、亜紀さんと麗子さんが、私の痴戯を見詰めて、オナニーしていた。

私の性欲が弾けた。

「ああっ、た、琢磨っ、た、堪んないっ。ほ、欲しいのっ、い、挿れてっ」

琢磨に向かって、私は初めて求める言葉を吐き、後ろに回した手で勃起を握り、膣孔に導いていた。

彼が腰を突き出し、勃起が膣粘膜を貫いた。

「ああっ、は、挿ったわっ。い、良いっ」

琢磨が乳房への愛撫を止め、私の腰を両手でわし掴みにして、ゆっくり抽送し始めた。

膣粘膜の奥まで勃起が届き始めた。

《ああっ、み、観てっ、わ、私っ、こんな処で、お、おま○こしてるのっ。い、いやらしいのっ。か、感じてるのっ》

大勢の海水浴客で賑わう有名な海水浴場で、人目から遠く離れているとはいえ、真昼間の青空の下でセックスしている状況と言うのは、異常であるに違いなかった。

しかし、その異常さも、また私の性欲を燃え上がらせていたのだった。

琢磨が粗く喘ぎながら、腰を抱く手に力を込めて、夢中で勃起を抽送させていた。

波が揺らいで彼の動きを妨げ、時折、勃起が抜け出そうになる。

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慌てて膣孔がそれを追い掛け、締め付ける。

そのもどかしさも、酷く刺激的であった。

海底の亜紀さんと麗子さんが、呻き声を上げてエクスタシーを究め始めた。

「ああっ、わ、私っ、イ、イッちゃうっ、イ、イクッ、イクーッ、イクイクイクッ」

普通にするセックスより、生理的な刺激は少なかったが、それでも異常な状況でのセックスは、私に大きなエクスタシーをもたらせた。 脳裏のイメージが、勿論それを増幅させたのは言うまでもない。

私は浮き袋にしがみ付いてしばらく、エクスタシーの余韻に裸身を痙攣させた。

琢磨の勃起が次第に漲りを失い、私の膣孔から抜け出た。

「おれは、イケないっ。上手く動けないから」

「ああっ、た、琢磨っ。わ、私だけっ、ご、ごめんなさいっ」

「良いんだ。優香がイッてくれたから、おれも嬉しい」

私達は、水着を身に付けると、海岸まで泳いで戻った。

同僚のカップルは、波打ち際ではしゃいでいた。

「身体が冷えちゃったわ」

私が声を掛けると、彼女がからかった。

「遅かったわね?身体が冷える程、どんな熱い事してたの?」

彼女の眼が怪しく光った。

恐らく彼女も同様の体験をした事があると、直感した。


夕暮れ前に、部屋に戻ってシャワーを一緒に浴びる。

私は琢磨の足許にひざまづいて、彼の男根を口で愛撫し始めた。

「優香?」

「ああ、さ、さっきっ、わ、私だけっ、イ、イッたからっ、さ、させてっ」

海で冷えて萎縮していた彼の男根が私の口の中で一気に膨張する。

私の唇と舌の愛撫で男根が勃起するのは事のほか嬉しく、また愛おしかった。

恥ずかしい程唾液が湧き出て来る。

込み上げて来る熱い喘ぎを吐きながら、彼の勃起を唾液塗れにして、しゃぶり、根元から先端まで舐め上げ、先端から被せた唇を窄めて扱く。

浴室の窓が開いていた。

海しか見えなかったが誰かが覗いているような錯覚に襲われた。

郷里で、中学生の男子達が、銭湯の屋根裏に上がって、天窓から女湯を覗いて見つかった事件を想い出した。

眼を閉じると、再び亜紀さんと麗子さんが、窓辺で私の痴戯を見詰めていた。

彼の勃起を夢中で口と手指で愛撫している私の表情を見詰めていた。

《ああ、か、感じるっ。あ、亜紀さんっ、れ、麗子さんが見てるっ》

媚肉の奥底が一気に疼き出した。

どうしてなのか。

何故急に見られる事を意識し始めたのか、解らなかった。

海水浴客で賑わう海岸で、海中でのセックスを体験したからか。

私はセックスしている処を観られて、興奮する自分を明確に意識していた。

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そうして、夢中で琢磨の勃起をしゃぶり、舐め上げ、窄めた唇で扱いた。

「優香だって、あんな中途半端なイキ方じゃ物足りないだろ?」

彼が私を立たせて後ろ向きにした。

浴槽の縁に手を着くと、彼の両手が私の尻肉を割り裂き、勃起の先端が女陰の襞に宛がわれ、唾液と愛液に滑りながら、膣孔を探り当てて一気にめり込んで来た。

「ああっ、す、すごいっ。い、良いっ」

勃起の抽送が一気に速まった。

二人の喘ぎと、愛液の濁音、肉のぶつかる音が、浴室内に響く。

隣の部屋の二人に、私達の躍動が伝わり、喘ぎ声が聴こえているように感じた。

その感覚も私をさらに狂わせた。

脳裏で、快感に霞む眼の前で、私のセックスを見詰めながら、亜紀さんと麗子さんがオナニーをしていた。

「ああっ、ね、ねえっ、イ、イッてっ。わ、私っ、も、もうっ、イ、イクわっ」

「ゆ、優香って、す、すぐイクねっ?」

「だ、だって、か、感じるんだものっ。ああっ、す、すごいっ、い、良いのっ、イ、イクーッ、イクイクイクーッ」

激しいエクスタシーの痙攣が裸身を襲う。

琢磨は尚、抽送を続けた。

私は再び立ち上がったエクスタシーの波の揺らぎに導かれ、彼の勃起の動きに向かって尻肉を突き出した。

彼の手が乳房を揉み立て、もう片方の手指がクリトリスを揉み込んだ。

「ああっ、ね、ねえっ、ま、またっ、よ、良くなっちゃうっ。ああっ、イ、イキそうっ。い、一緒にっ、イ、イッてっ」

その言葉は琢磨だけでなく、オナニーをしている二人にも向けられていた。

激しく出挿いりしている琢磨の勃起が、エクスタシーを究める予兆の、収縮弛緩を起こしている膣粘膜奥底で一気に膨張した。

「イ、イクぞーっ」

「ああっ、わ、私もっ、イ、イクわっ、イ、イクーッ、イクイクーッ。ああっ、い、一杯っ、で、出てるっ」

脳裏で、麗子さんと亜紀さんの女陰から夥しい愛液が間欠泉のように飛沫いた。

琢磨の勃起が、膣粘膜奥底で弾けた。

私は力を失って、その場に崩れ落ちた。

琢磨が私を振り返らせ、激しい快感の喘ぎに閉じる事が出来ない唇に勃起を突き付けた。

亜紀さんと麗子さんの視線を意識しながら、愛液と精液に塗れた勃起を口に含んで吸い立てる。

勃起の幹に粘り付いた私の愛液と、尿孔に残っていた精液が、舌の上に拡がる。

込み上げる唾液と共に?み込み、尚も夢中で勃起をしゃぶり立てた。

やがてエクスタシーの痙攣と快感の喘ぎが収まり、何時の間にか脳裏の二人は消え失せていた。


淫猥な旅行を終え、部屋に戻る。

浴室に入って便器に腰掛ける。

脳裏に新たな観察者が現れた。

それは浩ちゃんと佳奈ちゃんだった。

「わ、私が、お、おしっこするのを観るのね?」

幼い頃神社の境内の奥で、三人で遊ぶ前の儀式のように、放尿を見せ合った記憶が蘇る。

「ああ、み、観てっ、わ、私っ、お、おしっこするわ」

立ち上がって浴槽の縁に片脚を掛け、太腿を大きく拡げて女性器を両手指で開く。

あの頃と、女性器の形状は比べようもない程、淫猥に変形していた。

恥毛の叢も、当時はなかったし、女陰の襞も発達してはいなかった。

色素も沈着してはいなかった。

発達したクリトリスを指で擦りながら、尿孔を緩める。

夥しい尿液が迸る。

「ああ、浩ちゃん、佳奈ちゃん、麗子さんっ、あ、亜紀さんっ」

彼らが私を取り囲んでしゃがんでいた。

「ああっ、か、感じるのっ。み、皆っ、み、観てるのっ」

私は夢中で乳房を揉み立て、クリトリスを擦り、尿液が飛沫くのも厭わず、膣孔に挿入した指で膣粘膜を擦り立てた。

「か、佳奈ちゃんっ?こ、浩ちゃんもっ?わ、私のっ、う、うんちもっ、み、観たいのっ?」

あの禁断の痴戯では、綿棒で肛門の孔を探るだけで、それ以上の行為、つまり排泄を見せ合うまでには至らなかった。

しかし、生涯でただ二人だけ、肛門での痴戯を繰り返した浩一と佳奈子。

今、私の脳裏に現れた二人に求められて、私は最も恥ずべき排泄を曝そうとしていた。

旅行先では、ずっと琢磨と一緒で、恥ずかしくて大便をしていなかった。

「ああ、い、良いわっ、う、うんちっ、す、するからっ、み、観ててっ」

私は、そのまま、肛孔を緩め、下腹部に力を込めた。

溜まっていた塊が、肛孔を圧し拡げて、排出する。

さらに、浩ちゃんと佳奈ちゃんの傍に、亜紀さんと麗子さんが現れた。

「ああっ、み、皆っ、み、観てるっ。わ、私がっ、う、うんちするのっ。す、すごいっ、か、感じるのっ。い、良いっ」

幾つもの塊が淫猥な排泄音を立てて、浴室の床に落下した。



(続く)





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