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アナルファンタジー(5)激変-第12話



作家名:優香
文字数:約4120文字(第12話)
公開日:2021年2月1日
管理番号:k066


挿絵の官能小説画像

「ああ、ゆ、優香は、い、いやらしい子ですっ。す、素敵な女性に、さ、されると、す、すぐっ、イ、イッちゃうんですっ。ああっ、イ、イキますっ。だ、だめっ、イ、イクイクイクーッ、イ、イクーッ」

私は媚肉の奥底で堰を切ったエクスタシーの波を被って裸身を痙攣させ、彼女の腕にしがみ付いて、絶叫した。

「早いのね?もっとイカせてあげる。違う遣り方でね」

未だに痙攣の収まらない私から一旦離れ、乳房を愛撫しながら股間に貌を埋めた。

「ああっ、い、良いっ。ク、クリトリスッ。舌がっ、い、良いっ」

彼女の唇がクリトリスを吸い立て、舌先がこそぎ立てる。

二本の指が単調に出挿いりしていた動きから、しゃくるような動きに変わった。

初めての感触。

彼女の指の先端が、クリトリスの裏側の膣粘膜をしゃくるように擦り立てる。

「ああっ、な、何っ?へ、変っ、こ、こんなのっ、は、初めてっ。い、いやっ、こ、怖いっ、も、洩れちゃうっ。な、何かっ、で、出るっ」

未だかつて、経験した事のない愛撫で、未だかつて経験した事のない媚肉の疼きが湧き起こり、新たなエクスタシーの波が立ち上がる。

膣孔が収縮弛緩を繰り返して彼女の指を咥え込み、緩む瞬間に尿道が開きそうになる。

「ああっ、だ、だめっ。へ、変になるっ。ああっ、す、すごいっ、こ、こんなのっ、いやーっ。イ、イクーッ、イ、イクイクイクーッ、で、出るーっ、で、出ちゃうーっ」

眼も眩むようなエクスタシーが私を?み込んだ。

裸身が反り返り、激しく痙攣する私の尿道から夥しい愛液が飛沫いて、恥毛の叢に振り注ぎ、彼女の貌や手首に弾けて滴り、彼女はそれを口で直接受け止め、あるいは舐め取り、啜り取って?み下している気配がした。

「ああっ、す、すごいっ、ま、またっ、イ、イッちゃうっ。ああっ、で、出るっ、で、出てるっ。イ、イクイクーッ、イ、イクーッ」

彼女が指を尚もしゃくり上げる。

彼女の指が膣粘膜をしゃくる度に、私の裸身は痙攣し、尿孔から間欠泉のように、夥しい愛液が飛沫いた。

「い、いやーっ、も、もうっ、だ、だめっ、や、止めてっ、し、死んじゃうっ。ああっ、ま、またっ、イ、イクッ、イクイクイクーッ、イ、イクーッ」

私の下腹部の何処にこれだけの愛液が溜まっているのだろうか。

驚く程大量の愛液が噴出した。

「ああっ、も、もうっ、ゆ、許してっ。だ、だめっ。く、狂っちゃうっ」

彼女の指の動きが緩やかになった。

私の膣粘膜が彼女の指を引き擦り込むように喰い締め、尚も名残りのような愛液が噴出する。

彼女の裸身が擦り上がって私に覆い被さると、熱い喘ぎに閉じる事が出来ない唇が塞がれて、開いた彼女の唇から愛液が注がれた。

互いの唇を貪り合うように吸い立て合い、舐め合い、?み下す。

「お、おしっこですか?」

「違うわ。味も匂いもしないでしょう?」

尿を洩らして恥じらっていた私は、多少安堵した。

しかし、それが何にしろ、尿孔から夥しい程の淫液を噴き出したのだ。

「やっぱり優香は淫乱だわ。こんなにイクなんて、私よりすごいわよ」

「い、いやっ、は、恥ずかしいっ。こ、こんなのっ、は、初めてっ。ああっ、ご、ごめんなさいっ、ソ、ソファーッ、よ、汚しちゃってっ」

私の尻肉の下で、ソファーが水溜りを作ったようになっていた。

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「良いの。優香のおま○こから出たのよ。汚くなんてないわ」

武雄から「淫乱だ」と言われた事を、改めて想い出した。

しかし、あの時は、私が「男性経験が一〇人だ」と言ったので、高校生にしては男性経験が豊富過ぎたから、言われた言葉であっただろうと想っていた。

やはり私は淫乱なのだろうか?

「わ、私にもっ、さ、させて下さいっ。わ、私ばっかり、イ、イカせられてっ、は、恥ずかしいっ」

私は彼女の指先で、あっと言う間に、眼も眩むようなエクスタシーを、生まれて初めて体験させられた恥ずかしさを隠すように、裸身を起こして彼女の裸身を圧し倒した。

「い、良いわっ、そ、そうよっ。い、今、わ、私がしたようにしてっ。ああっ、じょ、上手よっ。ク、クリトリスッ、も、もっときつく吸ってっ。お、おま○この中っ。そ、そこっ。そこよっ。も、もっと指を折ってっ、き、きつくよっ、しゃ、しゃくってっ」

夢中で、先程されたように彼女のクリトリスと膣粘膜を愛撫しながら彼女の表情を伺うと、恥毛の叢の向こうにそびえ立つと表現されるのが最適なような美しく豊かな乳房が、仰向けになってもその形を崩さずに並び、その向こうで彼女の妖艶な美貌が快感に歪んで、美しい唇から熱い喘ぎが忙しなく洩れ続けていた。

私は、そのぞっとするような彼女の美貌の虜になった。

自分がたった今されたように、彼女の表情を観ながら、彼女の膣粘膜の当りを探る。

「ああ、ゆ、優香っ、も、もうちょっと、う、上よっ、そ、その少し奥っ、そ、そこっ、も、もっとっ、き、きつくっ、お、圧してっ、は、速くしゃくってっ。ああっ、い、良いわっ。す、すごいっ、か、感じるっ」

彼女の膣孔と膣粘膜が収縮弛緩を繰り返し始め、粘り気のある愛液が溢れ出した。

私は夢中で指先をしゃくり、膣粘膜を擦り立てた。

指をしゃくる度に鳴る愛液の濁音が水気を含んだ音に変わる。

「ああっ、で、出るわっ。イ、イクーッ、イクイクイクッ、イ、イクーッ」

麗子さんが妖艶な美貌を官能に歪め、裸身を反らして乳房を突き出し、両脚を一層大きく拡げて女性器を私の指に向かって突き出したまま、尻肉を振り立てた。

その瞬間、私の指を愛液でどろどろに滑らせた膣孔の上部の尿孔がひくっと開き、夥しい透明の愛液が間欠泉のように、何度も激しく噴出し始めた。

私は彼女がしてくれたように、その愛液を開いた口で直接受け入れ、恥毛の叢や私の手の甲に降り注いだ愛液を啜り、舐め取り、飲み下した。

「ああっ、も、もっとよっ、ゆ、優香っ、も、もっとっ、イ、イカせてっ。ああっ、ま、未だ出るわっ。す、すごいのっ、イ、イクわっ、イ、イクーッ、イクイクイクーッ」

何時もの喫茶店での彼女の、成熟した上品な立ち振る舞いからは想像も出来ない程、あられもない痴態を曝し、彼女は何度も夥しい愛液を噴出しながら、裸身を激しく痙攣させ、エクスタシーを貪り続けた。

「す、素敵だったわっ、こ、こんなにイッたの、ひ、久し振りよっ」

彼女がしたのと同様、裸身を擦らして彼女に覆い被さり、口移しで彼女の噴出した愛液を、込み上げる熱い喘ぎに閉じる事の出来ない唇を塞いで流し込み、キスを貪り合う。

「わ、私もっ、こ、こんなのっ、う、生まれて初めてでっ。す、すごかったですっ。気が狂っちゃうかと、お、想いましたっ」

重ねた乳房の隆起が、鼓動と喘ぎが収まるに連れて、鎮まって来る。

「イキ過ぎて、のどが渇いたわ」

麗子さんが私の裸身をずらして起き上がり、ふらつく足取りでキッチンに入ってワインを開けて戻って来た。

ボトルから直接?み、私にも口移しで流し込む。

何度も繰り返しながら、どちらからともなく、何処を愛撫するでもなく、乳房と女性器を愛撫し合い、ワインを互いの口に流し込み、キスを貪る。

何故だかは解らない。

亜紀さんと、省吾と、武雄と、そして今、麗子さんと。

エクスタシーを究めた後の、何処をどう愛撫するでもない、ただ、相手を愛おしく感じて肌と肌を、肉と肉を穏やかに擦り合わせるひと時が、私の心を和ませていた。

それは、改めて性欲を湧き起こさせる愛撫でなくても、新たな官能に媚肉を疼かせるものでも、どちらでも良かった。

ただ、この穏やかなひと時が、永遠に続けば良いと想える程心地良かった。

醒め掛けていた酔いと共に、熱い官能が再び湧き起こる。

「今夜は帰さないわよ。ベッドに行って、もっと愉しみましょう?」

あっと言う間にワインのボトルが空になった。

「ああ、は、はいっ」

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彼女が私の手を取り、立ち上がった。

子供じみたインテリアを並べた私の部屋とは大違いで、亜紀さんの部屋程、派手ではなかったが、彼女の寝室は質素でも、大人の女性らしい高級そうな調度品がシンプルに配置されていた。

セミダブルのベッドに抱き合ったまま、倒れ込むように横たわり、愛撫を再開する。

彼女が逆向きに私に覆い被さり、私の両脚を大きく拡げた。


そうして、私は麗子さんと、彼女との性愛の虜になった。

彼女は渋谷でオートクチュールを経営し、フランスやイタリアから婦人服やアクセサリーを輸入して販売し、経営も順調であるそうであった。

彼女は、翌日からも変わらず、何時もの時間に喫茶店に来てコーヒーを?み、何事もないかのように振舞った。

ただ、二、三日に一度、私がオーダーを取りに行ったり、コーヒーを運んだりした際に、あるいは、私がそれを出来なかったりしたら帰り際に、「今夜、来て」と囁いた。

仕事を終えて彼女のマンションを訪ねても、大抵の場合不在で、郵便受けに入っている鍵で部屋を開け、彼女が帰宅するまで待つ。

そんな生活が半年近く続いた。

「何でも、好きな物を買いなさい」

麗子さんはそう言って、私に一月のバイト代と同じ位のお金をくれた。

「そんな、お金なんて、要りません」

辞退すると、彼女は、私を諭した。

「この程度のお金は私にとって何でもないけど、貴方にとってはすごく貴重なはずよ。無駄遣いされるのは嫌だけど、本でも洋服でも化粧品でも、貴方が自分を磨く為に遣って欲しいの」

私は、月に一度位くれるお金をほとんど遣わずに銀行の口座に残した。

夏休みにも、「アルバイトが忙しいから」と帰省もしなかった。

そうして私は彼女との性愛にのめり込み、それなしには生活していけない程になった。

彼女に接触するチャンスがない時には、意識的に彼女の席の横を通り、彼女の誘いを待つようにもなった。

彼女が何も言わずに帰った時には、期待が大きいだけによけい落ち込むようにもなった。

月に一度、彼女は仕入れの為に、定期的にフランスとイタリアに飛んだ。

その一週間程の間は、勿論私は孤独な日々を過ごし、独りで自らを慰めた。

彼女は、帰国した日には必ず、喫茶店にやって来て、私を誘った。

その日は、何時もより激しく私は彼女を求め、彼女も勿論、当然のように激しく愛してくれた。

そんなある日。

秋も深まり、仕事を終えて外に出ると、空気の冷たさを感じるようになった頃だった。



(続く)





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