雨宿り-第6話
作家名:城山アダムス
文字数:約3020文字(第6話)
公開日:2021年1月8日
管理番号:k070
ひろしの憧れの先生シリーズ第5弾 高校3年生のひろしは、憧れの香織先生と図書館の帰りに土砂降りに遭い、二人ともびしょ濡れに…。あわてて駆け込んだラブホテル・・・シャワーで体が温まった香織先生は、バスローブ姿で寝てしまった。ひろしは、香織先生のバスローブにそっと手を伸ばした。
僕は、毛布を掛けようか迷った。
「先生の秘部を見たい。」
その衝動には勝てなかった。
僕は、先生のバスローブの裾をつまむと、そっと引き上げた。
先生の白い太ももの上の、黒々とした陰毛が露わになった。
その黒い陰毛の生え際に包まれるように褐色の割れ目が見えている。
僕は、先生の陰毛、そして割れ目に触りたいと思った。
でも、そんなことをして先生が途中で目を覚ましたら、僕は先生からどう思われるだろうか?
「先生は僕を軽蔑するかもしれない。」
僕の心は葛藤していた。
僕のペニスは熱く燃え、いきり立ち、バスローブの裾から飛び出している。
気がつくと、無意識に先生の秘部に手を伸ばしていた。
僕は、息を殺しながら、指先でそっと陰毛に触れた。
さらさらとした柔らかな感触を味わいながら、指を奥に進めた。
指先が、陰毛の奥の割れ目の先端の突起に触れた。
先生の下半身が微かにピクンと動いた。
クリトリスだ。
指先でクリトリスの表面を軽く触っていると
「うっ。」
先生が微かに声を漏らした。
このままクリトリスを刺激すると先生は目を覚ますかもしれない。
僕は、指を離した。
僕は先生の寝顔をじっと見つめた。
目を閉じ、安らかな寝息をたてている。
先生はぐっすり寝入っているようだ。
僕は、再びそっと先生の秘部に手を伸ばした。
指先で割れ目の内側に触れた。
そこは温かく、奥は少し濡れていた。
指をさらに進めた。
温かく柔らかな感触が指先に伝わる。
指先も少しずつ濡れてくる。
指先が膣の入り口に達した。
膣の入り口から愛液がしみ出している。
指先で触るとピチャピチャ湿った音がする。
僕は指を少し膣の中に挿入した。
指は膣の中に吸い込まれて行く。
中指の第2関節まで膣の中に挿入した。
指先で膣の感触を味わった。
膣壁の表面はコリコリしているが、温かく、押すと弾力がある。
さらに奥に指を進めようとした時、先生の足が大きく動いた。
僕ははっとして、思わず指を膣から抜き取り、先生の身体から離れた。
先生はまだ眠っている。
先生の足は、左右に大きく投げ出され、今まで僕が指で触れていた膣から透明な愛液が溢れ出ていた。
僕は、先生の秘部に顔を近づけ、憧れの先生の割れ目にそっと口づけした。
割れ目から放たれる愛液の甘酸っぱい匂いが、僕の股間を刺激した。
その瞬間、僕の股間を激しい射精衝動が襲った。
僕の股間は限界に達していた。
慌ててペニスを手で押さえたが、間に合わなかった。
ペニスがビクンビクンと脈打ちながら大きく揺れている。
ペニスの先から、白い精液がピュッピュッと飛び出している。
精液は僕の手のひらに勢いよく当たり、指の間から先生の太ももにこぼれ落ちている。
やがて、射精がおさまると、僕は枕元のティッシュを数枚手に取り、精液にまみれた手のひらを拭いた。
そして、先生の太ももにこぼれた精液も丁寧に拭き取った。
先生はまだスヤスヤと寝息をたてている。
僕は、先生のバスローブの裾をそっと整えた。
先生の秘部は、白いバスローブで覆われた。
僕は、途中で射精してよかったと思った。
あのまま射精しなかったら、僕の先生への行為はどんどんエスカレートしていっただろう。
ひょっとしたら、取り返しのつかないことになっていたかもしれない。
僕は、先生の寝顔をじっと見ていた。
目を閉じて静かな寝息をたてている。
少しだけ頬が赤らみ、軽く口を開け、寝息が口からも漏れている。
とても安らぎに満ちて、安心しきった顔で寝ている。
無防備だが凛として美しい寝顔だ。
「先生は、僕を信頼しきって、こんなに無防備な姿で寝ている。それなのに僕は何ということをしてしまったのだろう。」
僕を信頼し、安心しきって寝ている香織先生に対して、自分の犯した行為を悔いた。
「先生、ごめんなさい。」
僕は心の中で、香織先生に謝罪し、ベッドから降りてソファーに横になった。その直後、強い睡魔に襲われ、いつの間にか寝入ってしまった。
目が覚めると、先生がいない。
ベッドはきれいに整えられている。
ソファーの横のテーブルの上に、メモが置いてあった。
「ひろし君。今日はありがとう。とても楽しかったよ。私、急用ができたので先に部屋を出ます。ひろし君を起こそうかなと思ったけど、あんまり気持ちよさそうに寝てるから、起こすのが気の毒で・・・お金を置いておきます。ホテルを出るとき使ってください。残りはバス代に使ってね。では、明後日、夏期講習でお会いしましょう。」
メモの下に1万円札が置いてあった。
僕は、服を着ると急いで部屋を出た。
会計をすませると県立図書館前のバス停に向かった。
「2時間ほど前、この道を先生と二人で雨でびしょ濡れになりながらホテルに向かって歩いていたんだ。」
ホテルからバス停まで、わずか200メートルほどの距離であったが、香織先生と城山に登ったこと、展望台で先生といろいろ話したこと、急に土砂降りに打たれてびしょ濡れになりながら慌てて城山を下りたこと、雷鳴の怯える先生を抱き締めたこと、そして、雨宿りしたホテルでの出来事を走馬灯のように思い出していた。
僕は、ふと指先を鼻に当てた。
僕の指先には、香織先生の愛液の甘酸っぱい匂いが、まだ少しだけ残っていた。
先生と一緒に過ごした時間は、僕にとって夢のような満ち足りた時間だった。
夏期講習が始まった。
僕は2時間目の古典の授業が始まるのを胸ときめかせながら待っていた。
はやく香織先生に会いたかった。
チャイムが鳴り、香織先生が教室に入ってきた。
先生は教卓に立つと、僕に視線を送った。
僕と先生の視線が交わった。
先生はにっこり微笑むと、授業を始めた。
香織先生は明らかに僕のことを意識している。
僕はそのことが嬉しく誇らしかった。
先生は普段から教室を歩き回って生徒のノートをチェックしながら、授業を進めることが多い。
先生にはやく僕の席に近づいて来てほしかった。
授業が始まるとすぐに香織先生は僕の席に近づき、僕のノートを覗き込んだ。
僕はノートに
「おとといはありがとう。楽しかったです。」
と急いで走り書きすると、先生は、赤いペンで、僕の走り書きにハートマークをつけた。
しばらくすると、先生はまた、僕の机に近づいてきた。
先生は僕のノートを覗き込むふりをして、ノートの端に、
「今日、また二人で会えないかな?」
サッとメモした。
僕は、すかさず
「OK」
とメモを返した。
先生は僕を見て、ニコッと笑った。
「先生が僕を誘っている。」
僕の心は弾んだ。
先生はまた僕の机に近づいてきた。
先生は赤いペンで僕のノートに
「私のマンションで一緒にお昼でも?」
僕は、やや大きめに
「ヤッター」
と書いた。
しばらくすると、また先生は近づいてきて、
「県立図書館バス停 12時半」
と走り書きした。
僕は、すぐに
「了解」
とメモを返した。
先生はそれからはずっと教卓から動かず、古典の授業を続けていた。
時々僕に視線を送ってにっこり微笑む。
僕も笑顔で返す。
僕は、授業中ずっと先生の顔を見つめていた。
授業をしている香織先生の表情は美しく、気品に満ちている。
「早く12時半にならないかな。」
僕の気持ちは、県立図書館に飛んでいた。
夏期講習は午前中で終了した。
僕は、すぐに学校を出てバスに乗り、県立図書館に向かった。
12時20分にバスは県立図書館に着いた。
バスを降り、そのままバス停で先生を待った。
12時30分、バス停にタクシーが止まった。
香織先生が乗っている。
先生は、タクシーの窓を開け
「ひろし君。乗って。」
とタクシーの座席に僕を誘った。
僕は急いでタクシーに乗り込んだ。
(続く)
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