アナルファンタジー(4)激愛-第17話
作家名:優香
文字数:約3130文字(第17話)
公開日:2020年10月28日
管理番号:k055
一頻りエクスタシーの余韻を味わうと、排泄感に促されて、部屋を飛び出した。
互いに浣腸を施し合い、排泄を済ませた二人は、ベッドで逆向きに横たわり、互いの肛門を愛撫し合う。
悠美は愛美から貰ったバイブを机の引き出しから取り出し、愛美の膣孔に潜り込ませた。
「ああ、ゆ、悠美っ。ひ、久し振りだわっ、こ、これっ、か、感じるっ、い、良いっ」
愛美がしなやかな裸身を悶えさせながら、悠美の肛門の窄まりに埋めた指に力を込め、しゃぶり立てていた女性器に熱い喘ぎを吐き掛けた。
「ああ、ま、愛美さんっ、か、感じるっ。い、良いっ」
悠美もまた、愛美の肛門の奥底を指で愛撫しながら、バイブを咥え込んだ愛美の女性器全体を口に含んで吸い立て、女陰とクリトリスに忙しなく舌を遣った。
片手で尻肉を割り裂き、圧し拡げたまま、互いの肛門を抽送する指を三本に増やし、根元までめり込ませる。
互いの女性器から愛液と唾液の淫猥な濁音と二人の熱いくぐもった喘ぎ、そして完全に解れて洞を開いた肛門からは指を抽送する度に奇妙な空気が洩れる音が鳴った。
階下の母に聴こえないようにとの配慮は、二人の心の中からは既に消えていた。
しかし、母は既に眠っている時間ではあった。
二人は、明け方まで互いの愛撫に向かって秘部を突き出し、裸身を激しく痙攣させ、エクスタシーを何度も貪り続けたのであった。
それ以来、悠美と愛美は一層互いの虜になり、愛美は忙しい中にも出来る限り時間を割いて、悠美に逢う事を厭わなかった。
マスコミに知られないよう常に気遣い、変装し、場所を変え、また逢う為の手段を変えもして、二人は愛を深めて行った。
悠美は、そんな中で、何時か、愛美の夫である男性に嫉妬を抱かなくなり、愛美が「悠美と一緒に暮らして、三人で毎晩愛し合いたい」という願望を叶えたい、いや、悠美自身も、愛美が愛する男性を自分も愛せるのではないかとさえ、想うようになっていた。
愛美は結婚してから、それまでの清純な歌ではなく、自分で作詞したり、曲も自分で作るようになって、大人の歌を歌うようになった。
「貴方が私の中に入ってる。私が貴方の中に入ってる」
「吐息のような貴方の愛の言葉で、私は熱く息衝く」
「貴方の指先で、私はめくるめく輝きの世界に翔く」
ほとんどセックスを連想させるような歌詞も織り込むようにさえなった。
悠美は、その歌詞は、愛美が、自分と愛美のセックスを歌っていると直感していた。
ステージ衣装も、乳房の谷間を露わにし、腰までスリットの入ったスカートを履いたりもするようになり、二十代後半の女性であれば、不思議な事ではなかったが、その妖艶な女性に変貌した愛美に、新たなファンが付いて一層人気が高まって行った。
ある晩、逢えないのを我慢して、携帯越しに、愛美は彼とセックスし、悠美はオナニーをして同時にエクスタシーを貪った後、愛美が悠美を狂喜させるような提案を持ち掛けた。
三日程仕事を入れずにオフにしたから、西伊豆にある彼の別荘で、二人っきりで過ごさないかという愛美の言葉に、悠美は二つ返事で頷いた。
携帯を切り、急いで階下に降りて、夕食後に寛いでいた両親に話す。
両親が反対するはずもなかった。
昼過ぎ、悠美の家の近くのコンビニの前まで、愛美が車を運転して迎えに来た。
これから三日間、二人で存分に愛し合えると想像するだけで、心も身体もときめく。
お洒落な洋館風の別荘に落ち着いたのは夕方であった。
プロパンガスも運び込まれ、冷蔵庫とキッチンには食料と飲み物が山のように置かれていて、後は水道栓を開き、電気のブレーカーを上げるだけだった。
「これが彼の彼らしい処なのよ」
衣類や身の回りを整理してリビングの応接セットで寛ぎ、ワインで乾杯する。
「愉しい休日に」
ワインを飲み干すのももどかしそうに、愛美が悠美を抱き寄せる。
洋服を脱がし合って全裸になり、乳房、女性器、肛門を愛撫し合う。
「お、お風呂で、ね?」
愛美が悠美を誘って、浴室に向かう。
浴槽にお湯を充たしながら、立って抱き合い、キスを貪り合いながら、互いの肛門にシャワー浣腸を施し合う。
腸内をお湯で充たしたまま、肛門の窄まりに指を遣うようになっていた二人は、互いの尻肉を割り裂き、互いの肛門に忍ばせた二本の指で腸粘膜をしゃくるように抽送し合う。
「ああ、ゆ、悠美っ、い、良いっ、か、感じるわっ。う、うんちっ、が、我慢してるからっ、お、お尻の孔が締まってっ、ゆ、悠美の指っ、す、すごく感じるっ」
「ま、愛美さんっ、わ、私もっ。か、感じますっ。す、すごく良いのっ」
キスを貪り合いながら、互いの唇に熱い喘ぎを噴き掛ける。
「も、もうっ、で、出そうよっ。ああ、い、良いわっ、イ、イキそうになっちゃうっ。だ、だめっ、イ、イクわっ。イ、イクイクイクーッ、い、いやっ、で、出るーっ」
「わ、私もっ。イ、イキますっ。ああっ、で、出ちゃうっ。で、出るっ。イ、イクーッ、イクッ、イクーッ」
二人の腸内から、肛門の窄まりを塞いでいた指を弾き飛ばすようにして、排泄物が噴出し、エクスタシーの波が二人の美しいしなやかな裸身を痙攣させる。
二人は尚もキスを貪り合いながら、排泄物を噴出し続ける肛門を指で愛撫し続けた。
もう一度シャワー浣腸で腸内を洗浄し、排泄物を流して綺麗にした後、向かい合ってお湯に浸かり、相変わらずキスを貪り合いながら、乳房、女性器、肛門を愛撫し合う。
悠美はこの旅行で、ある決意を固めていた。
「ま、愛美さんっ、お、お願いがありますっ」
「何?改まって、何のお願いかしら?」
「ゆ、悠美のっ、しょ、処女をっ、ま、愛美さんにっ、さ、捧げたいんですっ」
優しい微笑を湛えていた愛美の美貌が、真剣な表情に変わった。
「こ、この旅行で、そ、そうしてもらおうって、き、決めて来たんですっ。あ、愛する愛美さんにっ、ゆ、悠美の処女膜を、や、破って欲しいのっ」
「解ったわ。その代わり、もう悠美は死ぬまで私のものよ。私も死ぬまで貴方のもの」
愛美の瞳が潤んでいた。
愛美の言葉を聴いた悠美も大粒の涙を流した。
愛美が立ち上がって悠美を抱き締め、浴室の床のマットの上に横たえた。
愛美は、何時もより遥かに丁寧に悠美を抱き締めてキスを貪り、片手で乳房を愛撫し、女陰を口に含んで吸い立て、クリトリスと女陰の襞を舌で何度も舐め上げた。
「ま、愛美さんっ。お、おま〇こっ、い、良いっ、か、感じますっ」
悠美はめくるめく官能に愛液を滴らせ、愛美の口に向かって秘部を突き出し、浮かせた尻肉を宙に浮かせて、揺らせた。
悠美が、愛美の指が膣孔に宛がわれ、軽く潜り込んで来る感触に、一瞬尻肉を引いたが、すぐに、愛美の指に向って女性器を突き出した。
「ま、愛美さんっ。き、きついわっ、で、でもっ、や、止めないでっ。そ、そのまま悠美の処女膜を破ってっ、ま、愛美さんと同じようにっ。お、おま○こでもイケるようになりたいっ」
「ゆ、悠美っ、い、痛いけど我慢してねっ。あ、貴方が苦しむのを視るのがつらいから一気に行くわっ」
秘部の間に貌を埋めた愛美自身が決心したように言い放つと、愛美の指が悠美の膣粘膜に一気にめり込んで来た。
「い、いやーっ。ああっ」
悠美は痛みの余り、尻肉を引いて避けようとしたが、愛美の腕が悠美の腰を抑えて離さなかった。
「ゆ、悠美っ。も、もう、貴方は私のものよっ。い、一生離さないっ」
愛美が興奮した口調で囁きながら、悠美の膣孔にめり込ませた指をわずかに蠢かせた。
「わ、私っ、ま、愛美さんに処女を捧げたのねっ?う、嬉しいっ。ゆ、悠美は一生愛美さんのものですっ。あ、愛してるっ」
貌を上げて視詰めた自分の女陰にめり込んだ愛美の指の付け根が、鮮血で染まっているのを目の当たりにした悠美は、興奮しながらも満足そうに呟いた。
(続く)
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