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下着の売り子-2話



作家名:金田誠
文字数:約4260文字(第2話)
公開日:2020年7月30日
管理番号:k046


挿絵の官能小説画像


キャミソールをたくし上げ、彼女の後ろに手をまわして、ブラジャーのホックを探した。
「あ。だめ」

私の手の動きから、その真意に気づいた玲奈だったが、時おそくプチっといってブラが緩んだ。

外されたブラを両手で押さえつけて
「ん。もう」

と言う彼女だが、裸を見せることに抵抗はないようだ。
両腕をつかんで開いてやると、思いのほか力もいらずに、白い乳房が露わになった。

ぷるぷると小さく揺れる膨らみの頂きに、かたく尖る薄ピンクの乳突起。指でそっと摘んでやる。
「はんっ」

彼女の声が裏返る。
さすがに若い女性の乳先は弾力がある。

こね潰すように指揉みしても元通りだ。
指股にはさんだり、左右にたおしたりと丁寧にいじった。

気持ちが良いのだろう。
彼女は、終始口から息を吐いて、はんはんと鼻にかかった声を出していた。


「この椅子に座って」
言われるまま素直に腰かける彼女は、濃いピンクに色づいてしまった乳頭を両手で隠した。

姿勢を変える段になって、さすがに恥ずかしくなってきたのだろう。
その腕をつかんで引きはがそうとすると、眉をハの字にして潤んだ視線を送ってくる。

先ほどよりも力を加えなければならなかったので、こんどは顔をぐりぐりと彼女の胸にうずめ、乳頭に鼻先をピタリとあてる。

鼻を左右に振って弾力を十分に確かめたあと、ちゃぷっと頬張った。


「あぁん」
オクターブ上がる声。

ちゅうっと吸い上げるが、上向きの乳首は張りがあって、すぐに私の口からちゅぽっとはずれてしまう。
幾たびも唇を使って、乳輪ごと執拗に引っ張りあげる。

「はぁ。はぁ。あぁ。そんなにしないで」
玲奈は、顔を赤くして喘ぎはじめた。

お尻にも手を伸ばす。
「ほんとに、だめだって」

半開きの濡れた唇から出る拒絶の言葉と、私の手をつかむ力加減が、こちらの苛虐心をなお一層そそってくる。
「でも、仲良くならないと撮れないから」

「そんなの知らないっ」
眉間に皺を寄せて横を向く彼女。

若い女性のワガママな態度など、こちらからしたら可愛いものだ。
もう私の股間のスイッチは入ってしまった。

無情にも桃割れしたお尻の中心に指をすべらせていった。
びくっと腰を浮かせる玲奈。

「あぁぁ。そこは、だめだったら」
強引に腿をぐいっと割る。

相対した私の眼前に、白いショーツがさらけ出される。
「いやぁん。だめなのにぃ」

足を軽くばたつかせるが、すでに潤い染みのついた布の中心を二本指で前後すると、はぁはぁとますます荒い息を吐くようになり、じょじょに体動も大人しくなっていった。


「とっちゃうね」
ショーツの裾に指をかける。

「だめだって」
つかみ続けていたこちらの手を、さらに強く押さえる。

でも、もう止まらない。
「気持ちいいから。ねっ」

口をへの字にしながら、彼女は上目遣いの懇願顔を向ける。
「はずかしいから」

「大丈夫。誰も見てないし。ほら、お尻を浮かせて」
「見てるじゃん」

頬をかるく膨らませながらも、お尻を心なし上げてくれる。
生意気なくせに、素直な態度のアンバランスさに、私のお腹の奥がカッと熱くなる。


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一方の頭は冷静で、自分の動きを制御して、急がずゆっくりショーツを下ろす。
「あん。するなら、早くしてっ」

彼女の言葉を無視して、動きを速めず足首まで下ろし、ようやく右足から抜きとる。
でも、左のくるぶしには、皺くちゃになった布が残ったままだ。


やおら彼女の股間をグイっと左右に広げた。
防ぐ間を与えず、頭を素早く埋める。

「あっ。待って。あっ」
ギュッと頭を両腿で強くつかまれた。

それでも、縦横無尽に動かせる舌先を秘突起にピッと触れさせると、彼女は腰を跳ねさせた。
「あぁん。あぁん」

断続的な小跳躍が続くと、最初のうちは、くちょ、くちゃっと粘りのある音を立てていたものが、次第に響きがぺちょ、ぺちゃと変音していく。盛んに分泌される淫液。

「あぁん。はっ。はっ」
熱い息を吐す玲奈に丹念なクリ責めをしたところで、舌を花芯に、にゅっと差しこんだ。

ネジをまわすようにゆっくりひねる。
鳥肌のようなポツポツが、舌裏にぺとっと吸いつき、じんわり熱い襞の感触が伝わってくる。

「ふっ。はっ」
口から荒い息をした彼女の両腿が、さらに強く私の頭をはさんできた。

彼女の肌の火照りをまともに受け、こちらも息が苦しくなってくる。
こらえきれなくなって、両手で思いきり内腿をひらき、鼻の頭で淫突起をクリクリっとすった。

「やっ。くっ」
玲奈の息が、一瞬止まる。

身体が硬直したかと思うと、すぐにゆるんだ。
彼女も息が苦しいのだろう。

唾をごくっと呑みこむ喉元が、電燈を反射して白く光る。
「あっ。あっ。はっ。はっ」


硬直と弛緩を幾たびか繰りかえす彼女の身体から、ようやく私は頭を離した。
「気持ちよかった?」

彼女は、むくんだ真っ赤な顔で、穴に隠れてしまいたいような表情をしている。
私の息子は、ズボンの中で今にも飛び出しそうだ。

「ねえ。俺も気持ちよくしてほしいな」
「だって。仲良くなるだけって言った」

彼女は睨んで、口をちょっと尖らせる。
「仲良くなるには、お互いを気持ちよくさせないと」

「意味わかんない、もう」
彼女の手を引っ張り、自分の股間にもっていく。

細くしなやかな指が、おちんちんをおずおずとさすり始めた。
二人とも椅子から雪崩落ちて、絨毯にへたりこむ。


「なめて」
チャックを下ろし、私は下半身だけ裸になった。

亀頭の先からは、透明な液がだらしなく漏れていた。突き出たモノを見つめる彼女は、しばらくためらったあと、手を伸ばした。

人差し指がそっと亀先に触れたかと思うと、意を決したように、手のひらで肉棒の笠をくるみ、ぬるると指を動かす。カリ首の下茎をやさしくつかんで、笠のえらにひっかかるよう不規則な上下しごきを始める。

あぁ、気持ちいい。
しばらく、やわらかく弄っていると、玲奈の頭が動き始め、先端に近づいていく。

ぬめった赤い小さな舌先が伸びて、かるく雫をぺろっと舐めた。
「あぁ」

思わずこちらも溜息を出してしまった。
ぺろぺろっと尿道口に2度の感触。

しばらく動きを止めている彼女の頭に、辛抱しきれず手を添えた。
玲奈の顔が、ふたたび近づいたとき、ちょっと手に力を入れ、同時に自分の腰を前に突き出す。

「んんん」
ぐぐぐっと口内に私のモノが、飲み込まれていく。

眉間に皺を寄せる彼女は、根元に手をやって、それ以上の侵入を防ごうとした。
引き抜こうとするときに、舌が触れるものだから、あそこに電気がビビンと走る。

手の力を緩めると、にゅーっと肉棒が彼女の唇を捲りあげ引き出されてくる。
そのさまを見て、私は卒倒しそうだった。


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ちゅっぷん。
はじき出たおちんちんが唾液で、てらてらと輝く。


「ひどいよ。いきなり頭」
彼女は下から私を苦しい顔でにらんだ。

その被虐の表情が、あまりに可愛い。
私は頭をつかみ直すと、ふたたび目の前におちんちんを近づけた。

「今度は押さえないから。奥まで飲みこんで」
玲奈は、私の両腿に手をついて口をすぼめ、尿道口に唇を触れさせた。

そのまま笠をもぐもぐやって、ぐーっと喉の奥までおちんちんを飲みこむ。
生暖かくて柔らかい舌が、ペニスを包んでくる。

半分ほど飲みこんだところで、そろりそろりと動く舌ふちの感触が伝わる。
「くっ」

カリ首を申し訳程度に這いまわるのだ。
密度の濃い塊がもやもやと根元に集まって、すごい勢いで尿道を駆け上がってくる。

「あっ!いくっ」
気づかないうちに、彼女の頭をきつく押さえていた。

小刻みに腰を前後させながら、口内に白液を、びゅっびゅっとほとばしらせた。


「んん」
彼女が、おちんちんを吐き出す。

「ひょ、ひょどいよ。いきなり」
液を含ませたまましゃべる玲奈に、テッシュをとりあえず渡した。

私は恍惚感にひたる間もなく、玲奈が紙上にどろりと白いダマを垂らしているあいだ、机の上に用意しておいた電動歯ブラシを取りだし、電源のスイッチを入れた。


ふたたび彼女を椅子に座らせながら
「れいな、これで気持ちよくしてあげる。片膝を立ててみて」

と言い終わる前に、膝小僧を持ち上げて、ブラシの裏側を彼女の潤った部位に当てた。
「あ。あ。ああああ」

喉奥からの低い声が、玲奈の濡れて光る唇から絞りだされてくる。
ブーンブーンという電動音が、当てるとビュビュビュという音に変わった。

「ちょ、待って。あ。ああああ」

恥じらいを忘れ、奇声をあげる彼女のあそこからは、てらてらと輝く歯ブラシの柄を伝って、私の腕までちろりちろりと蜜が滴ってくる。

目をぎゅっとつぶる彼女は、どんどん尻を落として、椅子に浅く腰掛けなければならなくなっていた。


しばらく強弱をつけて続けると、崩れるように、絨毯へと落ちていった。
こちらも居てもたってもいられなくなり、彼女の両腿をグイっと割き、ビンビンに屹立したものを、玲奈の秘所に合わせようとした。
すると、ものすごい勢いで、彼女が身体を捻り、両足を交差しようとする。再び闖入を試みようとするが、こんどは逆側に腰を捻ってくる。

無言の攻防が続いた。
「ダメっ」

彼女は鋭くそう言って手をつくと、寝ていた身体を起こし、絨毯の上に座ってしまった。
「ダメですよ〜」

私の方を見て苦笑いしながら、やんわり言う。瞬間、表情を変えて、この場の雰囲気を壊す言葉を吐いた。
「あっ!いま何時?これからピアノの稽古があるんだ」

今までの緩慢な動きとは違って、脱ぎ散らかしたブラとショーツをすばやく着る。
それ以上は強引に進めることはできなかった。

私は下半裸のまま、欲望の行き場をなくした。
結局、下着モデルの撮影は、後日改めて行うことになった。

最後の一線を越えるのは、難しいかもしれない。


数日後、ふたたび私の部屋に来て、下着の撮影をした。
前回のような破廉恥行為は、差しひかえた。

彼女も前の出来事などなかったかのように振る舞っていた。
初めのうちこそ、下着は安い物をそろえるようにしていたが、徐々に少し値のはる可愛いキュートな下着に変えていった。

その方が玲奈も身につけ甲斐があるようだ。

黒い透けたレースの三角ビキニのバックショットでは、上半身をひねって笑顔を見せるのだが、パツパツになっている下着の裾から白い胸や尻の肉が半分も出てしまっていた。

また、片膝を立てて前屈みで椅子に腰かけたまま、艶めかしい表情を見せる彼女が、可愛らしいフリルのついたチューブトップの真ん中に指をかけて谷間を見せている。

その奥に焦点を合わせると、ベージュ色のショーツの一点がやや濃くなっている。
よく見ると染みが滲んでいるのだった。

こうした撮影は、本当に私の股間の健康に悪いものだった。
ねじくれた肉棒が、すぐの排出を求めているというのに。




(続く)





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