魔性のショーツ 乙女の開花 第一部-3話
作家名:邪道
文字数:約3210文字(第3話)
公開日:2020年7月18日
管理番号:k042
過疎地の旧家の令嬢榛原陽子は純情・清楚な性格そのままに村での青春を謳歌する17歳の女子高生。 そのブルマが似合う快活な美少女は乙女の恥じらいを契機に、魅惑のランジェリーの世界に引きずり込まれてゆく…。 村の因習そして、嫁取りの標的にもされ、17歳の純潔は次第に淫靡な華へと開発されゆき…。
第五幕:村の因習に‘目覚めた’陽子
その日、それは他愛もない、出来事でしかなかった、ハズだった。
農村地帯である狸穴村では、毎年恒例となった小学生たちの田植えの授業が開かれた。
引率役を引き受けた陽子に思わぬ受難が迫ることとなる。
件の悪戯小僧、小畑洋助が、稲の植え方を注意した村の長老的存在、熊倉五郎太にぞんざいな口の利き方をし、不興を買ったのだ。
「ま、まあ、洋助ちゃんッ、長老様になんていう口の利き方をするの!」
と、村のお姉様陽子は、怒り狂う老人と、それでもなお反抗期を迎えた少年らしく悪態をつく少年の仲をとりなした。
「熊倉の叔父様、どうか許してあげてください。必ずお詫びはさせますから」
と甲斐甲斐しく、礼を尽くす旧家の令嬢を前に、熊倉は言う。
「村の習わしを知っていよう、陽子嬢? 我が狸穴では年少者の責任は、年長者が取る。わかるかね、陽子嬢、今日の引率者として、洋助の不始末はあんたがつけるべきなのだ。まだ女子高生などと言う甘えは通用せんぞ!」
現在の狸穴の総帥は、旧家榛原の令嬢、陽子に獲物を狙う豹の眼差しを向ける…。
―――古びた水車小屋の中。
榛原陽子は、恐怖に美少女フェイスを引き攣らせ、荒縄で後ろ手に高手小手に縛められた手首を捩り合わせる。
「あんたもこの村の女だ。そして年頃の娘でもある…わかるだろう、陽子嬢?」
熊倉五郎太は日頃、小者の様に扱う若い男に陽子を縛めた紐尻を持たせたまま、彼女が跨ぐあるモノを視線で指し示す。
陽子には最初それがなんであるか理解できなかった。
ブルマから延びるすらりとした左右の素足の甲の間には、奇妙な木製の台座が置かれていた。
その先端は三角形に研ぎ澄まされているが、奇妙な丸みを帯びた突起物が彫り込まれていて、異様に黒光りしている。
それは前後で頑丈なワイヤーで繋がれており、それはまるで何かのカラクリの様に小屋の屋根を伝っていた。
それがなんであるか思案している間に、陽子を縛めた荒縄の紐尻が、小屋の柱に固く結ばれてしまう。
「始めなさい、水車を動かすんだ!」
熊倉は、顎をしゃくる。
「な、何? 何なのッ!」
陽子が狼狽する間もなく、ガクンという衝撃音が小屋の外で響き、同時に股間の木製の台座がじわじわと引き上げられ、やがて陽子のブルマに包まれた秘裂にググっと食い込んでくる。
「あうぅッ!」
乙女の弱点への思わぬ刺激に、喘ぐ陽子だ。あろうことか、三角形の台座は乙女の敏感な場所に食い込んだだけでなく、まるでその性感を昂らせるようにその突起物はフィットした。
「陽子嬢、コレはね、この村に伝わる因習だ。昔から不始末や掟を破った者には例外なく折檻をしてきた過去がある。たとえ、女であっても、ね」
「あ、あぁッ…せ、折檻なんて…時代錯誤だわッ」
「まだ17のくせに、生意気なお嬢さんだ。榛原家のご令嬢がどこまで、そんな気丈な態度で振舞えるか見物だがな。…ようし、上手の水路は堰き止めろ!」
陽子のブルマの股上がせりあがるほどに、にっちりと食い込んだ台座の具合を見届けた熊倉は、またも顎をしゃくる。
「この小屋はね、昔の自家発電の役割を果たしていた名残だ。小屋の外は用水路が十の字に交差しておろう? 上手の水路を流すと、この仕置きの台座が上に動く。そして下手の水路を開けばこの台座は別の動きをする…」
回答を聞くまでもなく、股下を前後に運動を始めた台座に女陰を摩擦された陽子は、天を仰いで嬌声を漏らす…。
「な、なんていうこと…あぁ…」
折檻とは名ばかりの、あまりに卑猥で心地好い仕打ちに、17歳の瑞々しい肉体が、目覚めを始めた性感によって研ぎ澄まされていくことに狼狽もする陽子。
木製の壁を隔てガタコンガタコン、と水車が一定のリズムで振動するたび、乙女はブルマの上からでも陰核が嬲り上げられて行くような衝撃に打ちのめされる。
後ろ手に縛められた手首に力を籠めるが、縛め方も卓越した村の男の緊縛から逃れることなどできようはずもない。
素足の踵が上がり、背徳的な快楽を堪えるように震える爪先を立てたが、上下に規則正しく振れる台座は、同時に陽子の女陰を的確に快擦する。
「あんッ…あうッ…きゃうッ…くぅぅッ…」
過去に無数の村女たちが受けてきたであろう、折檻。
この乙女の股座に侵入した台座の疣は、女体やその性感を知り尽くしたシロモノらしく、旧家の令嬢を翻弄し、昂らせる。
(あぁ…ぬ、濡れてきちゃった…ショーツが…きっとびっしょり…やだわ…こんな破廉恥な目に遭わされて、感じるなんて…)
真新しい刺激的なショーツに、己の愛液がどっぷりと付着している様子を想像し、羞恥心に苛まれる陽子。
そうこうしている間にも、ブルマの上に猥らな液体が滲み出、台座にそれが流れ落ち、逆にそれが潤滑油となって性感の昇華に一役買う結果となる。
(ふ、太腿まで…もうぬるぬるじゃない…)
美少女の貌は強張りつつも、青ざめた唇を噛み締める所作に、女の本能の目覚めを覚えつつあることは隠しようがない。
しかも、だ。
少女が苦悶に艶やかな色を湛える様子を、固唾を飲んで邪な視線を送る男たちの影も、陽子を追い詰める。狸穴村も過疎化が激しく、男たちも高齢化が進み、嫁不足だ。
村にそぐわぬ凛々しさと清々しさを持ち合わす陽子が、その対象として狙われぬ筈はない。
祖父を介して高校卒業後の嫁入りを打診してきている家は少なくなかった。
いずれも大農家や土地持ちだが、東京の大学に進学を考えている陽子には、考えられぬ選択だった。
しかも、だ。
その姿を村の男たちに鑑賞されているという事実に、陽子は死にたくなるほどの屈辱も覚えている。
その男たちはいずれも不惑はとうに超えた、女体に縁のない輩の視線は異常なまでに欲望に満ちている。
「どうだね、康ちゃん。榛原家の一人娘は?」
「嫁っこに欲しいねぇ、ますます…」
と50近い味田康之は、まだ成人もしていない清廉な女子高生の痴態に惚れ惚れしている。
「せんずりをさせてみれば、女の性質がよくわかる。この恥じらいっぷりがなかなか愛らしいのぉ」
と、豪農の御曹司。
「うむうむ、肉体の発育も良いし、感度も良さそうじゃな。甲斐甲斐しく働くうえ、跡継ぎにも困りそうにない。大いに結構だ」
と、半分引籠り気味の中年男を息子に持つ老人は、未来の倅の嫁候補を品定めする。
が、その間にもブルマに浮かび上がる恥丘をこじ開けるように食い込んだ木座は、萌芽的な少女の性の悦楽を開眼させかかる。
クリクリに膨張した女陰を、木製の瘤が絶妙な感触で撫でまわし、動力源の水車が停止してくれることを心底望む陽子だが、その快感は認めざるを得ない。
「あぁ、た、耐えなくっちゃッ…耐え忍ばなくっちゃ…」
健気に唇を噛み締め、爪先に力を籠め、欲望に苛まれていることを圧し殺そうとする可憐な乙女。
しかし、肉体はその性格以上に正直だ。
ブルマの上からじゅわじゅわと愛液が小さな泡を作り、股座を快擦する台座を淫靡に光らす結果となる。
「あッ…あぁ…ああ―――ッ…い、いや、見、見ないでぇッ…あぁ―――ッ」
陽子が艶やかな悲鳴を上げた瞬間、ガタンと水車の回転が停止する音が鼓膜を突いた。
同時に放心したような、それでいながら、憐憫な表情を浮かべた17歳の美少女は、惨めな所作で首を垂れる。
熊倉五郎太はその美少女フェイスを、愛用している杖の先でくいっと引き上げた。
「今日はこの辺にしておこう。今日ここに集まった男衆はみな、お前さんの婿殿の候補だ」
「そ、そんなッ…い、いやです…」
「いかに抗おうと、いずれ、お前さんはすすんで、この男たちの何れかの嫁になるわけだ。が、なかなか素直になれんようだと、まだまだ別の意味での花嫁修行が必要だ。今後おりを見て、お前さんにはこの狸穴の伝統行事に参加してもらうとしよう」
この日のお仕置きが、あくまでも躾を目的とした折檻でないことは薄々理解していた陽子。
が、それともう一つ、奇妙な性感の昂ぶりが自分にも訪れたことをしっかりと認識し始めた瞬間でもあった―――。
(続く)
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