魔性のショーツ 乙女の開花 第一部-4話
作家名:邪道
文字数:約3490文字(第4話)
公開日:2020年7月19日
管理番号:k042
過疎地の旧家の令嬢榛原陽子は純情・清楚な性格そのままに村での青春を謳歌する17歳の女子高生。 そのブルマが似合う快活な美少女は乙女の恥じらいを契機に、魅惑のランジェリーの世界に引きずり込まれてゆく…。 村の因習そして、嫁取りの標的にもされ、17歳の純潔は次第に淫靡な華へと開発されゆき…。
第六幕:披露されたショーツの染みは、新たな愛液を迸らす興奮剤…
陽子の受難は、その日の午後も続いた。
水車小屋から解放された陽子は、卑猥な折檻で火照り切った肉体を鎮めつつ、引率した子供たちをキッチリと学校まで送り届けた。
が、ブルマ娘の綽名までつけられている陽子は、着替える時間を与えられる間もなく午後を迎える。
学年主任の急な早引けで、4年生の児童の面倒を下校時まで見ることとなった陽子。
その間、ずっと子供たち同様、ブルマ姿だ。
(いやだわ…お手洗いで始末はしてきたけど…まだ愛液の匂いがするみたい…)
陽子は、乾ききり、かさつく様に太腿に残るラブジュースの感触に戸惑う。
それにもまして、購入したばかりのオープンショーツからは愛液が滴っており、白いショーツに陰毛がベトリと張り付いた様子を想像するだけで気恥ずかしい。
自分の淫らな欲望さに打ち負かされ赤面する陽子。
「なんて卑猥なパンティなの? …あんな風に虐められたからって…私、絶対おかしい。きっと、このショーツのせいよ」
陽子も17歳の乙女だ。
馴染みの村人とはいえ、監禁され、村の陰部を象徴するような折檻をされれば、正気でいられるほうが可笑しいだろう。
が、彼女は傷心に苛まれるどころか、奇妙な胸の昂りを禁じ得ない。陽子は明らかに性的な悦楽を欲する自分を認めざるを得なかった。
「この下着…絶対何か秘密がある。いいえ、魔力とか…?」
陽子は独り言ちる。
が、この日、陽子の受難はここからが本番だった。
放課後、鈴木教頭は陽子を呼び止めると、事も無げな口調で17歳の乙女の心に無粋に踏み込む。
「陽子、お前まだ今年の身体測定をしていなかったよな? ちょうどよい。明日は県の教育委員会に、村の全児童生徒の健康調査を提出しなければならないんだよ。さ、早く服を脱ぎなさい」
「は、はい?」
陽子は狼狽する間もなく―――というより、言葉の意味を図りかね―――瞳を大きく見開く。
「だからね、陽子。身体測定をしてあげるから、パンティ一丁の裸になるんだ」
「そ、そんなッ!」
「良いじゃないか、何を恥ずかしがっているんだい。陽子だってまだ17歳の御嬢ちゃんだろう。狸穴ではブルマを履いて走り回っている女の子は、まだみな子供の扱いだ。身体測定だって、ほかの子供らと同じように実施するのは当然じゃあないかね?」
この若い娘を都合の良いところでは大人扱いしたかと思えば、そのみずみずしい肉体を見たいがためにブルマ少女に裸体を晒すよう命じる。
絵に描いたような男尊女卑の村の因習に、陽子は唇を震わす。
「だって、だって、去年までは遠藤先生がしてくれていましたッ、どうしてッ、どうして、教頭先生の前で裸になんてッ」
昨年までの中年女教師の計測を受けていたことを理由に抗弁するが、鈴木は一歩も引かない。
「時に、陽子。午前中、熊倉翁を大変怒らせたそうだね? 大分、村の流儀に倣った作法を仕込まれた様子じゃあないか?」
陽子の顔色が変わる。
あの恥辱的で、かつ心地好い仕置きを受けたことが、今目の前に入る邪な教師にまでもう知られていたとすれば…。
陽子の中には、まだべっとりと愛液の染みが残るパンティを晒せばこの村で生きていけなくなるという乙女らしい恥じらいが急速に芽生える。
一方で、なぜか被虐的な感覚がふつふつと湧き上がってくることに気が付き、自分でも理解できない感情に狼狽した。
(ああ、教頭先生は私が受けた折檻のこと、知っているのかもしれないわ…村の男の人はみんなグルなの…? っていうことは、私が…あんな恥ずかしい反応をしたことまで知っているっていうの?)
先ほどまでのお仕置きを思い返すと、あの淫唇に食い込んだ木馬の瘤のついた台座の感触まで蘇ってくる。
陽子は、ブルマから伸びる太腿の間に、じゅわりと熱い液体がにじみ出る様な熱りを覚えた。
(やだ、濡れてくる…ただでさえ薄い布地ですものッ! これ以上濡れれば、陰毛まで透けて見えてしまうわッ)
遅かれ早かれ、教師の言葉には抗えない。
聡明な陽子は屈服するしか道がないことを悟り、ブルマに手を伸ばす―――。
第七幕:‘視姦’に濡れる若き乙女は村の因習の虜…そして黒幕の存在も?
(ああ、予想以上に濡れてるわッ!、塗れているわッ!、湧き出てるわッ! 陽子の淫らな液体がッ!)
ブルマを引き下ろすと、すでにオープンショーツの布地にはぬるんぬるんと愛液が湧き出ていた。
太腿の間にまで引き下ろしたブルマの間にねちょーッとした17歳のスケベなジュースが糸を引いている。
予想以上に自らの肉体の感じっぷりに打ちのめされると同時に、今まで晒したことの無い痴態を、目の前のスケベな教師に垣間見られることへの嗜虐的な感覚にも囚われた。
(ああ、いや。こんな姿を…見られるなんて…お嫁に行く前なのよ、私…。男の子にだって…キスだって許してはいないのに…)
切実な苦悩を抱えつつ、陽子はうら若き性感の目覚めを自覚せざるを得ない。
「あ、あぁ…先生…いや、見ないで…。陽子は…こんな恥ずかしい下着、着ている悪い娘なの…」
17歳の美少女は、瞳を潤ませチャーミングで憐憫な表情を浮かべる。
「フフフ、なかなか似合うよ、可愛い子だ。先生の言いつけ通り、ブルマを履いても見えないように、そんなきわどくて、オマ〇コにも尻の穴にも食い込むような破廉恥なパンティを履いてきたんだね?」
教頭の言葉に、陽子はまだ脱ぎ棄てていないブラジャーの下で、乳首がみるみる屹立してくるのを実感した。
「おやおや、随分ふしだらなお汁を吹き出しているねぇ、いいんだよ、いいんだよ、水車小屋の折檻で喘がなかった女はいないからねぇ。…それにしても、そのショーツ、本当に助平だ。陰毛がはりついて、おうおう、太腿にまではみ出しては張り付いておるじゃないか? いやらしいねぇ、だが、いいねえ、いいねえ、若い乙女が恥じらうサマは! 可憐な花が蕾から開花したばかりの様に美しく、そして妖艶だ」
鈴木教頭は、決してセクハラまがいに肉体を寄せてきたわけではない。
一定の距離を保ちつつ、陽子の清廉な性の目覚めを賞賛し、痴態をありのままに述べ、乙女を恥じらわす言葉を放つだけだ。
陽子自身逃げることも抵抗することも可能だが、なぜかそうはしなかった。
鈴木の発する言葉一つ一つは鼓膜からその性感を躍らせ、何よりその眼鏡の奥から投げかけられる視線に魅入られるだけで、肉体は鎖で縛められたように動けず、そして濡れ続けた。
いわば、『視姦』されているといえば適切だろう。
「あ、あぁッ…」
陽子は太腿の間がぬるぬるとした、熱い愛液がとめどもなく流れる愛液に塗れる感覚を覚え、意識が遠のくような錯覚に苛まれもした―――。
その深夜―――。
受話器を握る鈴木教頭が会話をする相手。
ここではMr.Nとしよう。彼はある会社の総帥だった。
「N社長。お宅の商品は素晴らしい…。一人の若い娘が、貴方の策略に嵌ったといった方が適切ですか?」
会話の相手は、上品だが、それでいて底知れぬ妖艶とも取れる声音で否定する。
「おやおや、それはまた人聞きの悪い。私はね、教頭先生、すべての女性は光り輝く宝石だと思っているんですよ。そのために、単に女体を可憐に彩るだけでなく、個人が内なる輝きを発するための下着を考案する、それだけですよ」
さらりと言ってのけたMr.Nは、それでも一つの目標が達せられたことに、声音を和らげる。
「それにしても、その少女は自らの意思で身に着けたショーツを披露したのですか…それも淫らな液体に塗れた…。それはなかなか勇気のいることだったでしょうね。彼女は一つ、性の解放をも、実現したといえるでしょうね、弊社のショーツによって」
「N社長の言う通り、御社のパンフレットを令嬢の自宅に送るとはなかなか策略に長けていますな」
「誰でも最初は晩熟なものですよ、特に性に関しては。狸穴のような人里離れた魔境で育った穢れ無き乙女ならばなおさらです。一つ、鮮烈な刺激を与えてあげることが肝心なのですよ。…ところで、その陽子嬢を今後どのように…?」
「はい、それはもう、この村の跡取り不在の名家に嫁がすため『性の稽古』を施したいと…。今後とも、N社長にはこ指導を仰ぎたいと…」
遜るような地方名士には、さしたる関心を示していない様子をうっすら感じさせつつ、Mr.Nは言う。
「それは結構ですねぇ、一人の異性に身を捧ぐ婚姻こそ、女性を最も輝かす儀式ですから」
しかし、それは本音ではなかった。
すぐ真の目的を頭に思い描き、17歳の少女の姿を想像した彼は言う。
「が、それだけでは惜しい…。その令嬢、とても関心がありますよ。今後のこと、すべてお任せください」
Mr.Nは妖しげに笑った。
そう彼こそ榛原陽子を魔境ともいうべき甘美な世界に引きずり込んだ下着の考案者。彼の目的は果たして―――。【第一部 完】
(続く)
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