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被虐の目覚め〜快楽責めに堕ちる人妻〜-8話



作家名:影山有佐義
文字数:約4130文字(第8話)
公開日:2020年7月13日
管理番号:k031


挿絵の官能小説画像


24

満は初めて譲吉と並んで座る健一郎に気がついた。
「み、見ないで!」

「満、お客様に失礼だぞ。お前の痴態を楽しみにお見えになったのだぞ」
「僕はそんな……」

いつの間にか観客の一人にされた健一郎はうろたえながらも、決してこの場を離れようとはしなかった。

「強情を張るのもいい加減にせんか。よし、お仕置きに鈴をもう一つ追加だ」
玄重が、手にテグスの糸がついた鈴を持っている。

「この鈴がどこに取り付けられるのか解るか、うん?」
「い、イヤよ、お願い、そんなこと止めて。ねぇ、お願い、お願いいいっ!」

満の哀願にかまわず、股間にしゃがみこんだ玄重が作業に集中した。
玄重が立ち上がると満の股間から鈴が下がっている。

「お前のクリちゃんにも鈴を取り付けてやったぞ。ふふふっ、堕ちるまで可愛がってやる」
テグスの糸でクリトリスの根元に鈴を取り付けた玄重が、屈みこんで長く舌を伸ばして鈴を弾き始めた。

チリチリ、チリン

「ひっ! ひいいいいいっ!」
坊主頭の老人が上目づかいで観察しながら、伸ばした舌で鈴を弾いている。

縛められたガーターベルト姿の女との構図は、この上なく卑猥だった。

チリチリ、チリリ

「いっいいいいっ! んんんんんっ、だめええええええっ!」

程よい重さの鈴がクリトリスをツクツクと刺激する。舌先で弾かれた鈴がチリチリと鳴るたびに満の喜悦が燃え上がる。

「鈴から伝って舌先が行く先はどこじゃ、ううん?」
糸の上に舌を滑らせながら、坊主頭がゆっくりと股間へと上がっていく。

「あっイヤ!」
「テグスに縊られたクリちゃんがかわいそうじゃの、ほりほり」

「んんんんんんんっ!」
「こんなにツンツンになって、ほり」

テグスに締め付けられたクリトリスの根本を舌先でほじくられ、その先にぶら下がる鈴が共鳴している。

チリ、チリ……チロリン!

「もう赦して! ダ、ダメええええっ!」
クリトリスを直接舌先が舐め弾くと鈴が静かに音をあげ、満はどんどんと追い込まれていく。

「オ○ンコが苦しがって涙を流しておるぞ」
「壊れる! もう壊れます! 満は限界です!」

「早く壊れんか、ほりほり」
「我慢できない、もう我慢できません! 赦してください!」

「チ〇ポが欲しいと言うのじゃ」
「ほ、欲しい! おチ〇ポが欲しいです!」

「ふふふっ、最初から素直に言わなかった罰じゃ。今少しいたぶってやるわ」

クリトリスを舌でネロネロと舐めながら、時々鈴を指で弾いてピョンピョンと跳ねあげると、強い刺激に感電したように満の身体が跳ねる。

「あうっ!はふっ!もう、助けてええっ!」
「ほれ、ほーれ」

「あぐううっ、ひっ、ひゃ、しないで」
ビクビクとした刺激に身体が弾かれる満の腰を、玄重は節くれだった指で押さえつけている。

「ふふふっ、逃げられないぞ」
「ひっ!ひいいいいっ!もうダメっ!身体が、身体が!」

満は決して頂点に達しない淫撫で、増殖した淫の虫に群がられ体じゅうに毒を刺し続けられているような感覚に陥った。

「お、オ○ンコに、おチ〇ポを入れて下さい!」
「ダメじゃ。まずはお口で主様に、ご奉仕じゃ」


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25

玄重が滑車の縄をゆるめて満を床に膝まずかせると、おもむろに席を立った譲吉が仁王立ちになった。
腕は滑車に吊られたままの満の髪の毛を掴んで引き寄せた。

「ああぁ」
小さな顔が譲吉の太いペニスを咥えると、頬が不自然に膨らんだ。

ぬぷぬぷ、と卑猥な吸引音をたてながら無心に奉仕にいそしんでいる。
縛められたまま咥内を犯されることに満は屈辱を感じるどころか、益々欲情を昂ぶらせているように健一郎には見えた。

意地悪くペニスを引き抜いて顔に擦りつけるようにすると、その肉棒を追うように舌を伸ばしている満を、譲吉は満足気に見下ろしている。

膝まずいている股の間に、後ろから玄重が足を入れてクリトリスに下がっている鈴をポンポンと軽く蹴ると、満が切なげな顔をして猫が泣くような声を出した。

「お口がお休みしているぞ」
後ろから玄重が煽り立てる。

「鈴をお外し下さい」
「ダメだ。そのまま続けるんだ」

「ああ、できなくなっちゃう」
「ほれ、続けんか」

「ダメ! ポンポンしちゃダメ……」
縛められた女が前後に立つ老人たちに、いたぶられる姿は倒錯的だった。

健一郎は初めて見るSMの世界に目が離せなかった。


「私がお前の口で果ててからしてやる。それまでチ〇ポはお預けだ」
「い、イヤです! ああっ苛めないで! ああっできない!」

「ほれズッポリ咥えんかい」
ペニスを咥えて満が激しく頭を振ると、譲吉はようやく射精の態勢にはいっていく。

激しく頭を振る黒髪の満の姿に怒張も太さをましてくる。
「うぬっ!」

譲吉が唸り腰を突きだすと、満は無心に吸引して射精を受け止めている。
当たり前のように精液を嚥下している姿に、健一郎は満のマゾヒズムの深さを垣間見た。

髪の毛を撫でながら譲吉は仁王立ちのままだった。
「いいぞ、満。いつものようにそのまま復活させたらご褒美をやるぞ」

ヌプヌプとした卑猥な音をたてる口元から、透明な唾液が垂れている。
満の頭に掌をおいて、譲吉が徐々に腰を引いていくと、口元からペニスが抜けて跳ね上がった。

唾液に塗れたペニスが醜悪な輝きを放ち、それを満が酔ったような眼で見つめている。

腕は相変らず滑車に引かれ、手首を頭の上にあげたままの四つん這いだった。
その背後に、譲吉がペニスを擦りながら回った。

「玄重様、縄とお飾りを外してください」
「だめじゃ。ワシが施した装飾を付けたままの恰好で主様から施しを受けるがよい」

頭の上に縛められた手首を上げた四つん這いの姿は、赦しを乞うような恰好だった。
乳首とクリトリスに鈴をつけたまま凌辱を受けるようだ。

「ああぁ、は、恥ずかしい……」
「その恥ずかしい姿をたっぷり主様とお客様に観察していただくのじゃ」

「ああ、イヤ」
「何がイヤじゃ。さぁ、言うてみぃ。主様にチ〇ポを下さい、と」

「ああ、そんなイヤらしいこと言えません……」
「先ほど、自分でおねだりしたくせに、少し冷静になったようだな。それならこうしてやるわい」

ローターを取り出し、発動させた玄重が、満の前から股間にぶら下がる鈴に当てた。

ぢぢぢぢぢぢっ

「ぬわああああああっ! ジンジンしているわ! ひっ! い、逝きそう!」

「主様が施しをする前に勝手に逝くな」
鈴がローターに弾かれながら微弱の振動をクリトリスに送り込んでいる。

鈴がポンポンと跳ね回ると満の身体に硬直が走る。
「はああああっ! き、効くっ、効きすぎる!」

「さぁ、言うのじゃ」
「んんんんんんっ、くぅっ!」

黒いガーターベルトから広がる白い尻を広げて、譲吉のペニスが差し入れられた。
譲吉が満の背後からペニスの先端部だけを挿入して煽りだした。


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「ああっ、先っぽが、先っぽだけが! あっ、あっ、あああああっ!」
浅く腰を出し入れする譲吉に喘ぐ満の正面から、玄重がローターで鈴を執拗に弾いている。

チリチリ……

「くっ、くぅうううううっ!」
健一郎は、会食の時に見た控えめで知的な満が、老人たちに卑猥な責めを受けて肉欲と理性の狭間に漂う姿にひどく興奮した。

「もう、だめえっ! おチ〇ポを!」
「ううん? どうして欲しいか言わぬか」

相変わらずカリ高のペニスは、バギナの入り口付近の軟肉を捲り上げて苛んでいる。

「ね、根元まで! 根元までください!」
「ズコズコして欲しいか」

「ああ! 満を壊して下さい! あぁっ、根元までズコズコしちゃって!」
清楚な満が発した淫猥な言葉に、健一郎の欲情も頂点に達した。

すっかり傘を広げたカリ太ペニスを根元までズブズブと挿入すると、満の身体が硬直した。
「はううううぅ……」

爆発前の淫のマグマが沸々と沸いている満の身体が、小刻みに震えだした。
「満、私のチ〇ポは最高だろ。もうワシから離れられない身体になったな」

「はああぁ、もっと……もっと突いて……」
眉を寄せて、口を半開きにしている。汗で額に黒髪を張り付かせている満は鬼気迫る勢いだった。

「淫乱女は、せせこましくていかんな」
耳を舐めながら満に覆いかぶさった譲吉は、乳房の根本を絞り上げた。

血流が集まった乳首に喰いついている洗濯バサミがフルフルと震える。

チリチリチリ!

「ああっ、乳首とクリに付けられた鈴で身体がビクビクしちゃう」
「鈴の音を聞くと感じてしまう身体に変えてやるわい」

細く括れたウエストから大きく張り出した尻の上に手を着いて、譲吉が下腹を突き当てるとクリトリスから下がっている鈴が鳴り始める。

責め手は譲吉だけで十分と判断した玄重が引き下がった。

チリチリチリ

「あっ! あっ! あっ! いっ、いっちゃう!」
譲吉が突き上げるとピョンピョンと跳ねた鈴が程よい加減でクリトリスを引っ張りまわす。
すり木棒が体の中を力強くこね回すと、凄いエネルギー量の快感が溢れ出した。

「ふぐっ! うぐっ!」

感電したように身体を震わせて満ががっくりと頭を垂れた。
だが、縄で手首を吊り上げられている身体は宙をユラユラと彷徨っている。

「ワシがまだ逝ってないのに情けない淫乱め」

容赦なくズビズビとペニスを注送し続けると、息を吹き返した満は淫獣に堕とされ狂乱したように叫び続けた。
「お、オ○ンコが、オ○ンコが蕩けるぅっ!」

「ほれ、もっと啼いてみぃ」
満の手首を吊っているロープを掴んだ玄重がユサユサと振ると、上半身も激しくうねり乳首の鈴もポンポンと跳ねまわる。

「あああああっ! 乳首もクリもツンツンしているぅっ! ああっ、またイクううっ!」
「鈴の音がお前の淫欲を引き出すのじゃ。ほれもっとじゃ。淫乱に狂うのじゃ!」

満は左右に身体を振られながら後ろから突きまわされて、涎を垂らして啼き続けた。

白い尻を鷲掴みにして二度三度と腰を叩きつけて射精した譲吉が、余韻を楽しんでから腰をひいた。
精魂使い果たした満の黒いストッキングとガーターベルトの姿が、糜爛の性をあらわしているようだ。

健一郎は、とめどもなくあふれる我慢汁に濡れる股間を押さえたままだった。
まさかこの場で自慰をするわけにもいかず、無言のまま、慌てて席を立ち、自室に逃げ出した。

ペニスをしゃぶらせている譲吉が、満の耳元に顔を近づけて言った。
「うまくいったようだな。なかなかの演技だった。後はお前に任せたぞ」

「譲吉様、あれが演技だと思われますか」
しゃぶっていたペニスから、一旦口を離した満が潤んだ瞳で見上げた。




(続く)





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