コロナに引き裂かれた二人-2話
作家名:城山アダムス
文字数:約3020文字(第2話)
公開日:2020年6月17日
管理番号:k034
亜也加はパンティー1枚だけの姿で僕の前に立っている。
透き通るような白い肌。すらりと伸びた足。
そして、亜也加の秘部を包んでいるピンク色のパンティーを、僕は息を殺しながら、じっと見つめた。
恥丘を包む部分が少し盛り上がっている。
恥丘の頂上から足の付け根にかけて、薄い繊維の奥に黒い陰毛がかすかに透けている。
僕は再び亜也加を抱き寄せた。
そして、亜也加の髪を優しく撫でた。
僕の頬に亜也加の髪が触れた。
とてもいい香りがする。
亜也加は僕の手を握り締めてきた。
僕も亜也加の手を握り返した。
そのまま自然に唇が重なった。お互いの舌先が絡み合う。
亜也加の息が熱くなった。
亜也加は、僕の手をそっと亜也加の膝に導いた。
僕の手のひらが亜也加の膝に触れた。
手のひらを膝の内側に添って滑らせる。
指先がパンティーに触れた。
僕は立ったまま、指先でそのままパンティーの上をなぞった。
指先が恥丘に達した。
パンティーの上から恥骨の部分を撫でると、布越しに陰毛のざらざらした感触が伝わってきた。
ざらざらした陰毛をなぞりながら、さらに指を先に進めると、指先がパンティー越しに割れ目を捉えた。
その割れ目は熱くなり、下着の上からでも濡れているのが分かる。
布越しに指先で割れ目を触っていると、ぬるぬるした愛液が染み出してくる。
パンティーから染み出した愛液が指先を濡らす。
濡れた指先で、布越しにゆっくり割れ目全体が潤うまで、ていねいに撫でる。
やがて、パンティも指先も愛液にまみれてビッショリ濡れ、ピチャピチャいやらしい音を立て始める。
「あああ あああん。」
亜也加の息づかいが荒くなる。
亜也加は、パンティーに手を伸ばし、自らパンティーを下ろそうとした。
僕は構わず、パンティーの上から布越しに亜也加の割れ目への愛撫を続けた。
亜也加は必死にパンティーを下ろそうとするが、僕の手が邪魔をして、パンティーを下ろすことができない。
僕は指先を滑らせ、パンティーの上からクリトリスの周りを撫でる。
ゆっくりていねいに、クリトリスのすぐ側を繰り返し撫でる。
パンティーから染み出した愛液が指に絡み、糸を引いている。
時々、指先が布越しにクリトリスの先端を少しだけかすめる。
布越しにクリトリスが大きく膨らみ、熱を帯びているのがわかる。
亜也加は思わずしゃがみ込もうとした。
「もう・・・立ってられないよ。・・・ねえ・・・はやく・・・エッチしよう。」
僕は、立ったままの姿勢でもう少し亜也加を虐めたかった。
はやくセックスしたいという亜也加の気持ちをもっともっと焦らしてやりたかった。
「座ったら・・・してあげないぞ。」
「ヒロシさんの意地悪。」
亜也加のパンティーは愛液でビッショリ濡れ、パンティーからあふれ出て、太ももの内側を伝ってふくらはぎまで流れ落ちていた。
僕は亜也加のパンティーへの愛撫を続けた。
割れ目からはトロトロした愛液があふれ出ている。
愛液は足首にまで流れ落ちている。
亜也加の足ががくがく震えている。
「もうだめ、立ってられない。」
とうとう、亜也加は座り込んでしまった。
僕は亜也加を抱きかかえると、そっとベッドに寝かせた。
ベッドに横たわった亜也加の美しい体を鑑賞する。
亜也加はそっと目を閉じて仰向けに寝ている。
先程の余韻が残っているのか、やや荒い呼吸をしながら小さく膨らんだ乳房を上下に動かしている。
すらりと伸びた足の付け根をパンティーが覆っている。
パンティーは愛液でビッショリ濡れ、股間に大きなシミができている。
シミの中に黒い陰毛が透けて浮き上がっている。
「久しぶりの亜也加の身体・・・とっても綺麗だよ。」
「そんなに見つめられると・・・恥ずかしいよ。」
「亜也加の身体見るの久しぶりだから、このままずっと眺めていたい。」
「いやだ・・・はやく・・・来て・・・ヒロシさん・・。」
亜也加の目がだんだん潤んできた。
僕はこのままずっと亜也加の身体を見ていたかった。
僕の眼差しで亜也加への愛撫を続けたかった。
亜也加は僕に視線を向けると、手を差し伸ばして来た。
僕は、亜也加の手を握り、ベッドに横たわる亜也加の横に体を寄せ、亜也加の手の指にそっと唇を当てた。
そして、亜也加の手の指を舌先で一本一本ていねいに舐めた。
・・・人差し指・・・中指・・・薬指・・・
まるでフェラをするように、時には優しく・・・時には激しく・・・指を舐めた。
「あああん。」
亜也加は切なく声を漏らしながら、僕に抱き着いてきた。
僕は亜也加の身体を抱き締めながら、そっと唇にキスした。
亜也加の唇は、少しふっくらとして温かく、柔らかだ。
舌先を亜也加の唇の間に差し入れる。
舌先で軽く亜也加の舌先を愛撫する。
亜也加の舌先もそれに合わせるように動き出した。
やがて二人は激しく舌を絡め合う。
僕は亜也加の唇を貪りながら、小さな胸のふくらみを五本の指先で軽く撫でた。
ゆるやかに膨らんだ乳房の周りから乳首の寸前まで、産毛の先をなぞるようにそっと撫でた。
指をゆっくり動かし、乳首の寸前で止める。
乳首には触れない。それを何度も繰り返す。
「あーん。」
亜也加は思わず声を漏らす。
僕は亜也加の膨らんだ乳首に軽く指を添えた。
指先は亜也加の乳首に触れるか触れないかくらいの軽さで置いているだけで、指先で亜也加の乳首の感触を楽しんでいる。
亜也加の呼吸に合わせて胸が動く度に、指先が乳首を微かに刺激し、乳首は硬さと膨らみを増している。
亜也加の呼吸が少しずつ乱れていく。
胸が赤く染まり、少し汗ばんでいる。
僕は、乳首に触れていた手を胸から外し、亜也加の膝の上にそっと置いた。
亜也加の膝を手で軽くなぞりながら、足の付け根に近づけていく。
やがて指先はパンティーに触れた。
パンティーはすでにびっしょり濡れている。
パンティーの上から、亜也加の秘部に触れた。
亜也加は僕の手首を握り、僕の手をパンティーの中へ導いた。
僕は亜也加の手に導かれながら、指先をパンティーに中にそっと忍ばせた。
指先が直接陰毛に触れた。
僕は亜也加の陰毛のさらさらした手触りが好きだ。
陰毛全体を指先で軽く撫で回したり、指先に陰毛を挟んで軽く引っ張ったりしながら、陰毛を弄ぶ。
「あーん。」
亜也加は自らパンティーを下げ、腰を微かに動かしながら、僕の次の段階への愛撫を促してくる。
僕の指先は性器を包む小陰唇に触れる。
小陰唇の内側は温かい愛液ですでに潤っている。
そこは熱く火照り、指先を動かすと、ピチャピチャと音を立てる。
亜也加の愛液で濡れた指先が、クリトリスに向けてゆっくり滑っていく。
指先は、亜也加の性器に触れるか触れないかくらいの・・・柔らかなタッチで滑っていく。
クリトリスに触れる寸前で指は動きを止めた。
指先はゆっくり後退し、クリトリスから遠ざかっていく。
そして、またクリトリスに向けてゆっくり滑ってくる。
そして、クリトリスの直前で指は止まる。
「あー あん。」
亜也加は切ない声をあげながら、僕の指の動きに合わせてゆっくり腰を動かし始めた。
指がクリトリスに近づくと、亜也加は腰を動かし、指にクリトリスを押し付けようとする。
その直前で指はクリトリスから逃げる。
僕の指は、寸前のところでクリトリスを避ける。
「ねえ・・・。」
亜也加の息が荒くなる。
亜也加は僕の手首を強く握りしめ、僕の手を亜也加のクリトリスに導こうとする。
亜也加の腰も僕の指を求めて浮いている。
亜也加はたまりかねたように腰をくねらせた。
でも、僕の指先はまだクリトリスには触れていない。
「ねえ・・・触って・・。」
(続く)
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