被虐の目覚め〜快楽責めに堕ちる人妻〜-3話
作家名:影山有佐義
文字数:約4100文字(第3話)
公開日:2020年6月4日
管理番号:k031
7
しゃがんだままグッタリしている咲奈から、譲吉がショーツを抜き去った。
咲奈は下半身だけ裸にされてしまったが、もう抵抗する気力がなかった。
クシャクシャに縮んだショーツを譲吉は広げている。
「ほら、こんなにグッチョリ」
バギナに当たる部分に染みが広がっているのを咲奈に見せつけている。
「うううっ……」
恥辱に打ち震える咲奈の姿は加虐の隠者には堪らないエッセンスだった。
丸めたショーツを鼻に当てて匂いを嗅ぎだした。
「咲奈の香りがする。うーん、いい香りだ」
「そんなことを……。へ、変態です」
「変態か。それでは変態から咲奈へお返しの奉仕だ」
「もう満足したじゃないですか」
「まだ満足するほど咲奈を堪能してないぞ。ふふふっ」
背後に回った譲吉が言った。
「剥き出しのしゃがんだ尻がたまらん。小ぶりなのに身が詰まっているじゃないか」
ワークアウトで鍛えたヒップは、ピョコンと上がっていて厚みもある。
その磨き上げた体が変態男に観察される屈辱。
だが、囚われの身となり、言いなりにされて卑猥な姿を強いられていることに被虐感を煽られてしまう。
「うっ! そこはっ!」
いつの間にか尻の下に陣取った譲吉が腰にガッチリと手をかけて、アヌスに舌先を当てている。
「可愛い窄まりだね。ほら、舌先で突いているのがわかるよね」
「そんなところを! いっ、やめてください!」
立ち上がろうとするも手首ごとイスの背に固定されて、大きな手で腰を押さえつけられて逃げようがなかった。
「菫色の穴をほれほれ」
チロチロと鋭く尖った舌先がほじくっている。
「皺の一つ一つ丁寧に伸ばしてやるぞ」
「んんんんんんんんんっ!わあああああっ!」
肛門をのぞかれ、尚且つ舌でほじくられるという、あり得ない行為を咲奈はなす術もなく受け入れざるを得ない。
恥辱の穴を堪能した譲吉の舌がバギナに移ってきた。
「うううん? 尻の穴を嫌がっていたくせにグッチョリ濡れているじゃないか、ええっ」
「あああぁ」
「こうされるのが好きなんだな、咲奈は」
「ち、違う。違います……」
消え入りそうな声で答えるが、すでにバギナの溝を往復する舌に、暗い愉悦を感じている。
「咲奈のヌルヌルは甘味だ」
大きく広げた舌でバギナ全体の分泌液をこそげ取るようにしている。
そして、舌を尖らせるとチロチロとクリトリスを煽りだす。
刺激を咲奈の体に慣れさせないようにバリエーションをもって責めている。
「あっ! あっ! いっ、いいっ!」
鋭い刺激がクリトリスから突き抜けて、ついつい本音がでてしまう。
チロチロと舌の炎で炙られて咲奈は被虐の虜に堕ちていく。
十分に体液を分泌させると再び舌と唇で吸い取っていく。
(ああぁぁ。私、私……。体液を吸われる女にされている)
チューッ、チュッ、チュバッ
「ひっ、ひいいいいいいいっ」
「クリちゃんを虐めちゃうぞ、ひひひっ」
さんざんローターで甚振られたクリトリスは敏感になっている。
そこを吸引されて淫靡な電気が発電し、全身を駆け抜けていく。
チュッピッ、チュップッ、チュピッチュピッ、チュプチュプッ!
舌先でチロチロされて、隙を突くように吸引されると体がビクビクと跳ね上がった。
「ひいっ、ひぐっ、いいいいいいいいいっ、ひぐううぅっ!」
8
イスから崩れ落ちそうになった咲奈を抱きかかえた譲吉は、手首の縄を解いてボックスシートに座らせた。
すっかり回復したペニスはカリ先がパンパンに張っている。
下半身剥き出しの咲奈の膝裏を両手に抱え上げると、上半身だけシートに乗った屈曲にした。
「咲奈、私を味わうのだ」
ズブズブと埋め込まれたペニスが咲奈を貫いていく。
「ぬうううう、うわああああああっ」
「どうだ、生ペニスの味は」
「ゴム、ゴム着けてください!」
「ダメだ。生ペニスで味わうんだ」
久しぶりの生挿入は、夫とは全く感覚が違った。
咲奈の脳裏にカリ高のペニスが浮かんでくる。
唾液でヌラヌラと光っている、いやらしいカリ先。
「ぬううっ、んんんんんんんっ!」
譲吉はボックスシートに咲奈の上半身を埋め込んで、両足を肩に担ぎ上げて深く挿入してきた。
サンダルを履いたままの細い足首が無残に空に投げ出されている。
しばらくの間、ゆっくりこねるような動きをしている。
「おおっ、締まってきた。咲奈のオマ〇コが私に馴染んできたぞ」
譲吉が腰をゆっくり引き上げていくと、吸いついている膣全体がぞわぞわとした快感を発している。
「うっううううっ」
十分腰を引き付けると、素早く腰を落としてきた。
「はふうっ!」
咲奈は眼を見開いて口を押えた。
夫以外の男性を受け入れて、官能を表してしまうことに、まだ、恥じらいが残っている。
「つるべ落としだ」
引き付けて、落とす。
引き付けて、落とす。
その単調な繰り返しに咲奈の情欲がどんどん蓄積されていく。
徐々にそのペースがあがると、咲奈はきつく目をつむって顔を左右にふっている。
「むふうっ、むうううっ、ふぐうううっ」
手で口を覆った苦しそうな顔が真っ赤になっている。
そんな咲奈を上から観察しながら譲吉は冷静に責め立てる。
浅く挿入したまま、カリ先でスコスコと襞をこすり上げて、いきなり深く突き立てる。
そのまま腰をグラインドさせながら引いて、3段突き。
奥まで突き上げて、浅いピストンを続けたかと思うと隙をつくような深いピストン。
咲奈は欲情を抑えきれなくなり背もたれのシートを掴んだ。
「いっ! いっ! いいいっ!」
嵐の大海で波に翻弄される小舟のようだ。
「効くううっ! 効きすぎるぅ、ダメダメダメ、ダメええええっ!」
譲吉は咲奈の尻を抱え上げ、更に屈曲に折り曲げてボックスシートに咲奈の体を嵌めこんだ。
尻が完全に天井を向くマン繰り返しにして、そこにのしかかった譲吉がペニスごと叩きつけている。
咲奈の体がクッションで跳ね上がり、それに合わせて腰を打ち据えると、短い距離でボールをバウンドさせるような状態になっている。
パンパンパンパン!
咲奈が譲吉にしがみついたまま咆哮して、脱力した。
9
ブラを外され、シルクの帯で後ろ手に縛られた咲奈が、床に寝そべった譲吉の上に跨らされている。
「さあ、今度こそ私を逝かせてごらん」
「はあぁぁぁっ、もう無理ぃ」
汗で体を光らせて、それでも命じられるままに腰を使って、騎乗位で譲吉を射精に導く努力をしている。
贅肉の全くない咲奈の白く締まった体が、醜悪で脂肪の乗った譲吉に跨っている姿は、美醜対比のエロチシズムを漂わせている。
「ほら、しっかり腰を振らんか」
「あああぁ」
縊れたウエストから腰だけを振っている。
「もっといやらしく振るんだ」
下から腰を押さえられて、咲奈はカクカクと白い鼠径部を見せながら振っている。
「可愛いぞ、咲奈。ほれほれ」
伸ばした片手で乳首を摘まんだ。
「あああああああああああっ、いっ、いいっ、いじわるしないで」
「ほーら、カリカリじゃないか」
両手で乳房を絞り出し、飛び出した乳首に触覚のように伸ばした指でチリチリ刺激を送り込む。
プルプルと腿を震わせながらも懸命に腰を降りたてている咲奈に、嗜虐の隠者は手を緩めることがない。
手元のローターを引き寄せて、乳首にローターを当て込む。
「もう、イヤああっ!」
仰け反る背中を片手で押さえながら乳首を交互に責めたてている。
「赦してえええっ、もうダメええっ」
「ダメじゃないよ、ほら」
ローターを譲吉の脂肪がついた下腹と咲奈の白い鼠径部の間にねじ込んだ。
クリトリスに当てられたローターに咲奈の顔が仰け反る。
ぢぢぢぢぢぢぢっ
突き刺されたカリ高の筋張りが容赦なく注送され、クリトリスに当てられたローターが無常な振動を送りこんでいる。
譲吉が腰を押さえつけたまま連打で突き上げだした。
「うんうんうん、んんんんんんんんっ!」
汗で髪を張り付けガクガクすると、そのまま前に倒れた。
10
後ろ手のまま咲奈を四つん這いにした。
白い尻から背中のラインが扇情的だった。
譲吉はその美しいラインに酔いしれながら筋張ったペニスを握った。
ズッ……!
先端をヌッチリとしたバギナに差し入れ感触を楽しんでいる。
ふっ!
覚醒した咲奈を確認してからズブズブと挿入し始めた。
「んんんんんんっ、また入ってくるうううっ!」
ズビズビと技巧もなく、くびれた腰を掴んで根本まで挿入して感覚を味わっている。
「咲奈のオマ〇コは一級品だ。もう手放せないな、ふふふっ」
完全に弱みを握られ、もう譲吉が逃れる術はなくなった。
絶望的な状況に、咲奈はなぜこんなにも自分が欲情しているのか不思議だった。
(あんなに嫌いだったのに……。こんなにキモイ男なのに……)
譲吉が高く尻を掲げ直すと、咲奈は後ろ手のまま顔を床に押し付けられ横を向いた。
「服従のポーズで後ろから犯される気分はいかがかな」
屈辱的な姿にされていることを改めて認識し、咲奈は「ああぁ」と吐息をついた。
譲吉がグリグリと腰の位置を変えて、あらゆる角度からペニスを突き刺している。
「ここは、どうかな、咲奈。ここが感じるか、ひひひっ、答えてごらん」
まるで蜂が毒針を刺す効果的な場所を探すように、咲奈のバギナの中を探っている。
「はっ! はうっ! ひっ! いいいっ!」
「ここか、ここがいいんだね」
下から突き上げる動きに咲奈が敏感に反応したのを見逃さなかった。
「ほら、ほら、ほらほらほら!」
「あっ! あうっ! あああああああああっ!」
「ほらほらほらほら!」
「んんんんんんんっ、ぬあああああああっ!」
後ろ手に縛ってある手首を握って、グイッと引き上げると、咲奈の上半身がグーッと持ち上がった。
手綱を引きながら譲吉が連打する。
パンパンパンパン!
肉を打つ音が鳴り響く。
それに咲奈の叫びが重なり合って嗜虐の隠者の興奮も頂点に達した。
ドクドクと注入を終えて譲吉がペニスをゆっくり引き抜くと、咲奈はその場で横倒しになった。
形のよい尻のあわいから白濁が流れ出ていた。
自宅に戻った咲奈は、何事もなかったように夫の部屋の前を通り過ぎた。
夫はパソコンの前に座って、咲奈にはさっぱり理解できない書類に目をとおしているに違いない。
譲吉の欲望がこれで終わるとは思えない。
淫者に手引きされ抗いきれずに従わされてしまうだろ。
その恥辱にうち震えながらも、咲奈は暗い悦びに浸っている自分がみえる。
(続く)
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