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被虐の目覚め〜快楽責めに堕ちる人妻〜-2話



作家名:影山有佐義
文字数:約4220文字(第2話)
公開日:2020年6月2日
管理番号:k031


挿絵の官能小説画像


咲奈をソファに座わらせた譲吉がローターを臍から鼠径部に滑らせた。
「咲奈、いよいよ敏感な場所に当てるよ」

鼠径部からバギナを伺うようにローターを滑らせる。
「ひっ!」

いきなり足首を掴まれ、片足を高く持ち上げられて大股開きにされてしまった。

「いやらしいシミが浮き出ているぞ」
「ひいいっ、見ないでください!」

慌てて咲奈は股間を手で覆った。
「手を放しなさい、咲奈。咲奈と私の秘密をばらすことなどないからね」

やんわりと脅しをかけて、上目遣いで覗き込む譲吉に咲奈はベソをかいた子供のような顔で手をどかした。

「すごいお湿りだね。ほらローターが湿った音をたてているだろ」
濡れそぼったショーツの上を往復するローターの接地面から、ジュブジュブと卑猥な音が聞こえている。

「あああっ、あああああああああっ!」

ジリジリと刺激されるバギナはもちろん、自分の分泌してしまった体液と共鳴する音からも咲奈は追い込まれていく。
そして、投げかけられる譲吉の言葉に脳まで冒されていく。

「ボテボテに充血しているバギナが浮き上がってきたぞ。なんていやらしいんだ、咲奈」
「そんなこと、言わないで下さい」

「本当のことじゃないか」
「ううっ、うううう……」

どんどん貶められていくことで咲奈は知らず知らずに暗い淫獄に堕ちていく。


咲奈は夫の健一郎と結婚するまで処女だった。
だから、夫以外の男性は知らない。

結婚当初はお互いに夢中になってセックスしたが、夫のセックスは単調だった。
そうと分かったのは官能小説を読むようになってからであった。

小説の中の男性たちはみな、様々なテクニックを駆使して女性をむさぼっていた。
それは小説の中のことだけと、咲奈には考えられなかった。

大手精密機器のメーカーに勤務する夫は、理科系の人間だった。
理知的で冷静ではあるが、その反面、いわゆる草食系で肉欲は薄いと感じた。

その思いを強くしたのは、今の職場にきてからだ。
現場の男性と接するようになって、ガテン系や体育会出身の事務員は夫と比べると肉食獣だった。

咲奈を見る目が、獲物を見る目だったからだ。


ブーブブブブッ!

「ひいいいっ!」
ローターがバギナの溝を断ち切るように往復し始めた。

「グズグズになっているじゃないか、スケベなオマ〇コだ」
官能小説の中の男性が言う、女性の性器を表す、その4文字が咲奈は苦手だった。

文字で見るのは嫌なのに、自分が実際に投げかけられることに、なぜか興奮した。

「違う、違います! 私、スケベなんかじゃない」
「じゃぁ、この蕩けきったオマ〇コはどう説明するんだ」

「……ううぅ」
「ほらこうして、ショーツを張り付けると、スケベオマ〇コが浮き上がるぞ」

「そんなことを……!」
肩に咲奈の片足を担ぎ上げて、ショーツのヘリを引っ張りあげると、薄い濡れた布越しに肥大したバギナが浮き上がった。

「卑猥な形になっているぞ、咲奈」
そこにジリジリとローターを当て込まれると、えも言えぬ快感が沸き上がる。

「ひいいいいっ、いっ、イク! また、イク!」
尻を跳ね上げた咲奈は、余韻の震えをおこした。

「ここに隠れているのは、わかっているぞ、ふふふっ」
バギナの綴じ目を執拗にローターでほじくる。そのとたんに絨毯をついたサンダルを突っ張り、咲奈の体が仰け反った。

「イグうううっ! またああああああああっ!」
「おおっ、連続イキだ。すごいぞ咲奈。ふははははっ!」

痙攣に震える咲奈の足から、サンダルがポロリと落ちていった。


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「自分ばかり気持ちよくなってはダメだ、咲奈。今度は、私に奉仕する番だ」
「あああぁ、もう、頭がおかしくなりそう」

グッタリとソファにもたれている咲奈から離れた場所に、譲吉がパイプイスを二つ向かい合わせに置いた。

「ここにきてイスの上にまたがりなさい」
「またがるって……」

「またがって、しゃがむんだ」
二つのいすは間隔をおかれて置いてある。

当然それにまたがって、しゃがむと大股を開くことになる。

普段、外出先でしゃがむという動作はあまりしない。
せいぜい和式トイレでしゃがむくらいだ。

ましてや高い位置にあるイスの座席二つに下着姿で、またがることなど咲奈にはできなかった。

「い、いやです! 絶対にできません」
「咲奈、ここまできて私に逆らうのかね」

「もう、イヤです。無理!」
「大丈夫だ、咲奈。二人の秘密がばれることはないのだからね」

「そうやって、私を脅しているのですね」
「脅しているのではないさ。私はね、咲奈としっぽりしたいのだよ、ふふふっ」

凌辱する前に罠にはまった人妻をネチネチといたぶる愉悦を堪能している。
「咲奈だって、こんな機械だけじゃ、満足できないだろ」

「もうこれ以上は無理」
「いやいや、そんなことはあるまい。咲奈のオマ〇コは強欲だ」

「そういうエッチなことを言わないでください」
「エッチなことをされてショーツをビチョビチョにしたのは咲奈じゃないかな」

どんなに抗っても無理だと咲奈は追い込まれる。
「さあ、ご奉仕するんだ」

「こんなところにしゃがませて、ほ、奉仕って何をするんですか」
「その可愛いお口で私を導いておくれ、咲奈」

「うううっ、口でしたら……、帰していただけますか……」
「そうだね。私を満足させてくれたら」

「解りました。でも、イスにしゃがんでするのはできません」
「では、何処ならいいのだね。今からホテルにいくかね」

「それは……」
自ら誘っているようでホテルは行けない。

「私の気の短さは知っているだろ」
譲吉が上着を拾ってポケットからスマホを取り出した。

「咲奈の自宅番号はさっき登録したばかりだ」

羞恥の極みをおしてM字開脚でしゃがむと、譲吉はシルクの帯を手にしていた。
シュルシュルとシルクの帯で、イスの背もたれにつかまっている手首ごと固定した。

「何……」
もう片方の手首も固定すると言った。

「咲奈、私に逆らったね。お仕置きをしなければならない」

ブブブブッ

イヤな音が再び耳に入った。
「何が始まるの」

手首を固定されてM字開脚を強いられた咲奈のもとに、譲吉がしゃがんだ。
サンダルを履いてしゃがまされている分、恥部が鋭角になってより情欲をそそる形だ。

「こんもりと盛り上がった恥骨にショーツが張り付いているぞ」
「そんなこと言わないでください」

譲吉の視線が股間に注がれていることにゾクゾクとしてしまう。

譲吉がいきなり発動させたローターをショーツ越しのバギナに当てた。
「いやあああああっ!」

「ほ〜ら、好きだろ。こうされるのが」

十分に咲奈を脅かしてから、ショーツのヘリからローターを放り込んだ。
「ひっ!」


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「クリちゃんに当てちゃうぞ」
ジリジリとした淫靡な刺激がクリトリスから全身に走る。

布越しに当てられただけで達してしまう咲奈にとって厳しい仕置きだった。

「イグッ」
体に電気が走ったように反応して、イスから立ち上がりかけて、固定された手首に引き戻された。

イスごと倒れかけた体を、慌てて譲吉が支えた。
「おっと、強度を上げ過ぎた」

一端スイッチを切ったローターを改めてクリトリスに当たるよう位置を直した。

咲奈の前に立った譲吉がコントローラーを握ったまま言った。
「さあ、咲奈。おしゃぶりしなさい」

両手が拘束されて、使えるのは口腔だけだった。

M字開脚でしゃがんだ咲奈の前に譲吉が立った。
上着とズボンを脱いだ譲吉のトランクスが大きく隆起している。

ちょうど目の前が譲吉の股間に位置し、咲奈は顔をそむけた。
譲吉がトランクスを下すと、ペニスが跳ね上がった。

その先端部は先走り汁でヌラヌラと濡れている。

「ああ、どうしてこんなことに」
「さあ、咲奈。その可愛いお口で私を慰めてくれ」

目の前で隆起しているペニスに口をつけなければならない。
フェラチオを、イスにまたがったM字開脚の恰好でしなければないない状況に追い込まれてしまった。

「ほれ、早くせんか」
「うううっ……」

グラつく体を両側のイスの背もたれを掴んで耐え忍ぶ。
ペニスを口元に押し付けられ咲奈は、思いきって唇を被せた。

そのまま胴の半ばまで押し込んだとき、違和感があった。
当たり前だが夫のモノとは違う。やけに先端部が大きく感じたのだ。

思わず一度口を離してペニスを見ると、いわゆるカリが高いペニスだった。
そんなことも官能小説から学んだ知識だった。

唾液で濡れそぼったカリ高ペニスが禍々しく、そしてひどく猥雑に見えた。
咲奈は何故か沸々と情欲が沸き上がるのを感じていた。

「どうした。まさか初めてではあるまい」
上気した咲奈の目がトロンとしている。

蹂躙されて、M字開脚のいやらしい恰好でフェラチオさせられている自分に暗い悦楽が漂っている。
「私を満足させるまでは帰れないぞ。さっ、早くしなさい」

「うううっ」
唇をすぼめて顔を上下に振り始めた。

仁王立ちの譲吉は素直に頭を振る咲奈に、興奮してギリギリとペニスを硬直させた。
「むふ、むぐ、むううう」

ヌチヌチと卑猥な音をさせながら、譲吉が早くイクように健気に努力している。
「おお、いいぞ、咲奈。もうチョットで逝きそうだ」

その言葉を聞いて咲奈は舌を絡みつかせながらラッシュにはいった。
もう少しで譲吉は逝くだろう。

ヌプヌププ、ヌプッヌプッ、チュプッ

卑猥な音と咲奈の鼻息だけが響いている。

ヌプ、ヌプ、ヌププ、ヌプッ……! 

「うぬううううっ!」

ぢいぃぃぃぃ

「それしちゃダメええええええっ!」

ペニスをしゃぶらせたまま、譲吉がローターを発動させたのだ。

「ほら、しっかり私に奉仕するんだ。満足させるまで責めが続くぞ」
「もうダメですぅ。できません」

「グダグダ言うと、ますますローターを食い込ませるぞ」

伸ばした指でショーツ越しの膨らんだローターを押し込んでいく。

ぢぢぢぢぢ

「ひっ、ひぐうううぅ」
「最弱でこの始末か。情けない奴だ。仕方ない」

嗤いながら譲吉が片手でペニスをしごいて、咲奈の顎をあげた。
「さあ、飲みなさい。私のを全部、飲むんだ」

「で、できません!」
咲奈は夫のものでも、それをしたことはなかった。

「できないのか。それならローターの振動をあげるぞ」

ぢぃいいいい、ぢぢぢぢっぢ

「ダメダメダメ、ダメえええええっ!」
「ほら、口をあけなさい」

ぢいいいいいいいい!

「止めてえええええっ!」

錯乱しながらも咲奈は口を開けた。
咥内にペニスを差し込んで、譲吉がしごいている。

「出すぞ、飲むんだぞ、ぬっ!」

大量に飛び出した白濁を咲奈は口で受けきれず、頬に飛び散らせた。

頭を垂れたままの咲奈の口から、唾液交じりの白濁がジュブジュブと湧き出してカーペットに落ちていった。




(続く)





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