アナルファンタジー(2)溺愛-第8話
作家名:優香
文字数:約3140文字(第8話)
公開日:2020年6月22日
管理番号:k030
さっき眼の前で展開された悠美の、私の拳を膣粘膜に咥え込み、自分の拳を肛門粘膜に咥え込んだ、二つの媚孔の異様な光景を想い浮かべ、私はそれだけで強烈なエクスタシーに襲われ、尿孔から夥しい愛液を噴出して裸身を激しく仰け反らせ、痙攣させて絶叫した。
「ああ、ゆ、優香さんっ、ま、未だ、こ、拳も挿ってないのに、こんなに激しくっ、イ、イッちゃってっ、こ、拳が挿ったら、ど、どうなるのかしらっ?ほ、本当に、ゆ、優香さんはっ、は、恥ずかしい事がっ、だ、大好きでっ、そ、それをっ、ゆ、悠美にっ、み、見られるのがっ、す、好きなんでしょうっ?い、いやらしいっ、ゆ、優香さんはっ?」
悠美が激しく喘ぎながら、私の膣粘膜への抽送を激しくし始めた。
「ああっ、ゆ、悠美っ、い、言わないでっ。は、恥ずかしいっ。で、でもっ、そ、そうっ、わ、私はっ、は、恥ずかしい事っ、す、するのがっ、だ、大好きでっ、そ、それをっ、ゆ、悠美にっ、み、見られるのがっ、た、堪らないのっ、ああっ、か、感じるっ」
四つんばいになって痴戯を続ける私の背後で、私と、悠美の手指が抽送される度に、異様な程淫猥な濁音が二つの媚孔から洩れ続けた。
悠美の手首は親指の根元の関節まで、既にめり込みそうになっていた。
私の拳も、親指の付け根の根元がめり込むまで、後一息の処まで、膣粘膜も肛門の窄まりも拡張し切っていた。
「ああっ、ゆ、悠美っ。も、もうすぐっ、お、お尻の孔にっ、こ、拳が挿るわっ。ゆ、悠美の拳っ、い、一緒にっ、お、おま○こにっ、い、挿れてっ。ああっ、す、すごいっ、こ、こんなのっ、は、初めてっ。イ、イクわっ、イ、イッちゃうっ。お、おま○こもっ、お、お尻もっ、こ、壊れても良いっ。ゆ、悠美っ、い、挿れてっ、い、挿れてーっ。い、いやーっ、イ、イクイクイクイクッ、イ、イクーッ、イクーッ」
激しく痙攣する裸身を仰け反らせた瞬間、二つの媚孔に、二つの拳がめり込んで来た。
何と表現したら良いのか、その強烈なエクスタシーの巨大さと、激しい官能と、暴力的で被虐的な悦びを言葉に出来る程、私は詩人ではないと、後から冷静に振り返って感じさせる程、そのエクスタシーは、私の心身を性の深淵に叩き込んだ。
今まで感じていたエクスタシーは何だったのだろうか?
下腹部を支配している強烈な拡張感。
私も悠美も身動き一つ出来ない。
ただ、私の膣粘膜が咥え込んでいる悠美の指先が、肛門の内部にめり込んだ私の拳をゆっくりと、感触を確かめるようになぞり上げていた。
「す、すごいのねっ?こ、こんなのっ、す、すご過ぎるわっ」
悠美も言葉で表現出来ないのだろう。
ただそれだけを繰り返していた。
私は四つんばいの姿勢のまま、ゆっくりと拳を抜き取った。
悠美が後を追い掛ける様に、膣粘膜から拳を引き揚げる。
二つの孔から、拳が抜け出る瞬間、ポンプの芯が抜ける時のような空気音が弾けた。
興奮から醒めて、初めて、自分の手首が排泄物に塗れているのに気付いた。
自分の肛門に挿れていた悠美の拳が汚れていないのは、恐らく肛門でオナニーをする前に排泄して、浣腸洗浄したのだろう。
「ゆ、優香さんの拳、う、うんち塗れよっ」
悠美は、未だに夢見心地であるかのように、私をからかうでもなく、呟くように言い、排泄物に汚れた私の手を取って、熱い喘ぎに起伏する真っ白な美しい乳房に擦り付けた。
「ああっ、ゆ、悠美っ、お、おっぱいがっ、よ、汚れちゃうっ」
悠美の真っ白い美しい肌が私の排泄物で茶褐色に染まり、勃起している愛らしいピンクの乳首に排泄物が付着した。
「い、良いのっ、ゆ、優香さんのうんちなら、よ、汚されても良い」
悠美はそう言いながら、尚も私の掌と甲を自分の乳房に擦り付けた。
「お風呂で、か、浣腸してっ」
私は悠美の肩を抱いて浴室に誘った。
「ああ、ゆ、悠美っ、み、見てっ、う、うんちが出ちゃうっ、ああ、お、おしっこもっ」
便器を遣わず、立ったまま浴槽の縁に片脚を上げて排泄する。
私と悠美の足許に落下した大便と噴出した尿液が、溜まって行く。
さらに悠美の手で浣腸を施される。
「ああ、ゆ、悠美っ、す、好きよっ、あ、愛してるっ」
私は自分の肛孔をこじ開けて噴出する排泄液の音を聴きながら、悠美を抱き締め、貪るようなキスを交わし、悠美を抱き締めた。
先日、悠美が「これからどうなるの?」と訴えた感覚は、この事だったのだ。
自分の性癖がどうなって行くのか。
性の深淵とはもっと深いものなのか?
それとも、フィスト ファックを極めて、ここで終わるのか?
人間として最低の行為である排泄を互いの視線に曝し合い、人間として最低の排泄と言う行為の為にのみ存在する肛門で快楽を貪り合い、さらに拳さえも挿入してエクスタシーの極致を究めたかにも想える。
悠美と私との関係は?
永遠にこのまま続くのか?
そんな不安が脳裏を駆け巡る。
私は、その不安をかき消そうと、夢中になって悠美の唇を貪り吸った。
そんな不安を抱きながらも、私と悠美は、フィスト ファックの虜になり、日々の排泄行為を見せ合い、毎晩ベッドで、浴室で、ソファーで、その強烈なエクスタシーを貪り合った。
ある日、連載している雑誌を拡げて眺めていたら、あるホテルの広告が眼に留まった。
真っ青な海に面した白いホテル。
「ねえ、悠美。海に行きたいわ。どう?」
「ああ、何年も行っていないわ。行きたい」
悠美が眼を輝かせた。
夏真っ盛りである。
この部屋で密やかに愉しむのも良いが、旅先で大胆になっても良い。
正体不明の女が二人、大勢の男性を相手に、セックスに狂ってみても良い。
「ねえ、大勢の知らない男と、死ぬほどセックスしてみたいわ」
「ああ、私もよ。思いっ切り、一人だけじゃなくて、大勢の男とセックスしてみたい」
何故か、他の不特定多数の男性とセックスしても、私と悠美との愛情を損なう事などあり得ないと、瞬間感じたが、悠美も同様であったようだ。
悠美とそんな話をしながら、夏の避暑地に想いを馳せた。
翌日早朝から、私達の淫猥なアバンチュール ツアーの準備が始まった。
西伊豆のホテルに決め、部屋ではなく、ホテルの敷地内のコテージを予約した。
ホテルの部屋は、大勢の不特定多数の人間が出入りすると、咎められる恐れがあったし、多数でセックスして声が洩れて、隣室の宿泊客が通報する恐れもあった。
運転免許証、保険証など身分を明かす物は、持参しない事にした。
ホテルの宿泊シートにも、適当な住所と偽名を書けば良い。
正体を知られたら、それでお終い、場合によっては一生付き纏われるからだ。
クレジットカード、キャッシュカードなど、もっての外だった。
暗証番号が解らなければ良いとは言うが、例えば、悠美にナイフなどを付き付けられて脅されたら、私は簡単に白状してしまうだろう。
だから現金だけを持ち歩き、それも二万円ずつ数ヶ所、二人のバッグの中、化粧品ポーチの中、洋服のポケット、靴の中、ブラジャーの中、ショーツの中など、それだけで四〇万円くらいは持参出来、コテージでも、それぞれ分散して隠して置けば良かった。
後は、ずっと手入れしないでいた恥丘と肛門の周囲に夥しく生え茂った恥毛と、腋毛の、水着からはみ出すであろう部分の処理をするだけだった。
「悠美って、私が腋毛を伸ばしなさいって言ってから、未だ三ヵ月も経ってないのに、すごく生えちゃったのね?真っ白い肌に真っ黒な腋毛、いやらしいわ」
「ゆ、優香さんだって、おま○こも、うんちもおしっこもしませんって上品な顔して、いやらしい毛はびっしょり生やしてるんだもの、最初見た時、うそって、想ったわよ」
浴室で、お互いの恥毛を全て剃り落としながら、初めて見る、その剃り落とした後の異様な秘部を眺めながら新たな性欲に襲われる。
「ね、ねえっ、ゆ、優香さんっ、し、したいっ」
(続く)
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