アナルファンタジー(1)契機-第16話
作家名:優香
文字数:約5130文字(第16話)
公開日:2020年4月30日
管理番号:k021
「イ、イキそうっ。イ、イクわっ。す、すごいのっ。い、い、いやーっ、ま、またっ。お、お願いですっ、イ、イカせてっ」
またもエクスタシーの大波を被る直前、彼の指が無情にも、膣粘膜から抜け出た。
「お、お願いですっ、あ、貴方っ。わ、私っ、く、狂っちゃうっ。イ、イカせて下さいっ、お、お願いです」
瘧がついたように小刻みに震える裸身を激しく悶えさせ、涙を流して彼に訴えた。
「お願いですっ、さ、早苗は何でもします。も、もう二人のものですっ。し、死んでも良いですっ。だ、だからっ、イ、イカせてっ、イカせて下さいっ。う、うれしいっ」
うわ言のように懇願する私の膣粘膜に、彼の指が戻って来た。
先程とは違う、強く速い動き。
今度こそ。
「早苗、イッて良いぞ。死ぬ程イケ」
「す、すごいっ。い、良いのっ。い、良いっ。だ、だめっ、も、洩れちゃうっ。出るっ、こ、こんなのっ、す、すごいっ。イ、イクわっ、イ、イクッ、イクッ、イクーッ」
二人が支えていなかったら、私はソファーから転げ落ちていただろう。
生まれて初めて覚える強烈なエクスタシーが全身を激しく痙攣させ、激しく悶えさせ、まるで嵐の中にいるように私の心も肉体も翻弄し、私の尿道をこじ開けて、何度も間欠泉のように体液が夥しく噴き出した。
自分の体液が噴き出す様子を見たくて、激しい官能に霞む眼を見開くと、気付かない間に私の傍を離れた彼女が、私の足元にしゃがみ込み、噴き出した私の体液を直接口を開いて受け止め、彼もまた、尚も私の膣粘膜を擦り続けながら、噴き出した体液を口で受けて呑み込んでいた。
「ま、未だ出るっ。ま、またっ、イ、イクッ、イクッ、イクーッ」
エクスタシーの波は一つだけではなかった。
嵐の大海に放り出されたかのように、エクスタシーの波が何度も押し寄せ、私を揉みくちゃにした。
その度に私の尿孔からは、体液が激しく飛沫き続けた。
「聖子、お前もやってご覧。もっと噴くよ。早苗は」
彼の指が抜け出た瞬間細い聖子さんの指が潜り込んで来て膣粘膜を激しく擦り立てた。
「い、いやーっ、ま、また出ちゃうっ。イ、イクーッ、イクーッ」
一体どれだけ噴き出すのだろうか?
どれだけの体液が私の中に溜まっているのだろうか?
昨夜あれだけ噴き出したと言うのに、また今日も。
それも昨夜の比ではなかった。
聖子さんの指が未だ膣内に残ったまま、やっと動きを止めた。
二人が私の唇を塞いでこじ開け、口に含んだ私の体液を流し込んで来た。
私は一滴残さず呑み干し、二人と交互に長いキスを交わした。
「早苗、可愛いよ。素敵だったよ」
「綺麗よ。早苗。なんていやらしい女なんでしょう。この子は。愛してるわ」
「早苗。ほら、視てごらん」
激しい痙攣の残る裸身を彼に抱き起され、激しい官能に霞む眼を見開くと、ソファーの下に敷き詰めたカーペットの長い毛先が明らかに濡れて倒れ、私の女性器が向いていた部分に体液の溜まりが出来ていた。
「わ、私ったらっ、は、恥かしいっ。こ、こんなにっ」
「こんなに激しくイッてくれると、これから可愛がり甲斐があるわね?貴方」
「そうだな?お前も愉しみだろう?」
二人はそう言って微笑むと、私の眼の前で深いキスを交わした。
彼に促されて三人で浴室に入る。
狭い私のワンルームの浴室と違い、三人でもゆったり出来る広さがあった。
「この家を買った時にね、浴室の中にトイレを作らせたのよ。貴方がこの前遣ったのは普通のお客様用、これがプライベート用。早苗、解るでしょう?」
彼が湯加減を調節しながらシャワーを出し、そのまま浴槽に流しっ放しにした。
「は、はい、わ、解りますっ」
「解ってるのなら、そこに坐りなさい」
彼が、冷酷な支配者の言葉を吐いた。
「わ、私っ、は、恥かしいっ」
いよいよ、私の心も身体も、心底から二人と一体になる時が来たのだ。
人間として最も恥かしい行為を、二人に晒す。
私が官能と性欲を覚える排泄器官での、本来の排泄行為を見せるのだ。
未だ、視られると知らない方がましだった。
自らの意思で視られるのだ。
視せるのだ。
私は震えながら便器に座った。
「私のち○ぽ、しゃぶらせてやろう。お前が昨日聖子におま○こをしゃぶらせたように。その方が少しは恥かしさが薄れるだろう」
彼が私の目の前に立ちはだかり、男根を突き出した。
眼前で見ると、その巨大さが際立った。
私は眼を閉じて、彼の男根を震える指で支え、先端を軽く含んで、舌で舐め回した。
「指を遣うな。顔も上向きでしゃぶれ。おれ達からお前のいやらしい顔が視えるように」
彼が私の顔を掌で上向きにさせる。
彼の男根をしゃぶり、舌で舐め上げ、咥えた唇を窄めて扱く私の淫猥な表情も、二人の視線に晒されている。
ぞっとするような被虐的な官能が私を襲い、唇と舌からさえも妖しい官能が湧き起こり、媚肉を疼かせる。
私が男根をしゃぶり立てる音だけが浴室内に響き渡る。
「お、おしっこがっ、で、出ますっ、い、いやっ、は、恥かしいっ」
激しく便器をたたく音を伴い、尿道を開いて夥しい量の尿液が噴き出した。
独特の臭いが立ち昇り、私を一層辱めた。
私はその恥かしさを忘れようと、放尿しながら再び先端から被せた唇で男根を吸い立てながら扱き、先端から根元まで唾液塗れにして舐め上げた。
聖子さんは私の横に膝を付き、私の乳房を愛撫していた。
《す、すごいっ、こ、こんなに大きいのっ》
彼の男根が完全に勃起した。
それは私の細い手首程の太さで、私の顔の長さ程もあった。
「ちゃんとうんち出来たら、これでお前の肛門を抉って、死ぬ程イカせてやる」
その支配者の冷酷な言葉の誘惑が、私の恥じらいと抵抗感をわずかでも薄らげた。
「で、出ますっ、い、いやっ、は、恥かしいっ」
下腹部に力を込めて、肛門の力を緩めた瞬間、独特の破裂音がして、腸内に溜まった排泄物が顔を出し、肛孔を圧し拡げて吐き出され、水音を立てて落下した。
夢中で彼の勃起を口一杯に頬張り、しゃぶり立てながら、下腹部に力を込める。
《何て恥かしいっ、で、でも何て気持ち良いの?二人が嫌な顔しないで、受け容れてくれてるから?こんな恥かしい事をしてる私を》
排泄臭が立ち込め、私を一層恥かしくさせた。
私は、夢中で彼の勃起を口で愛撫し、火を吐くように喘ぎながら、排泄物の塊を幾つも吐き出していた。
「終わったようだな?けつの孔を洗ってやるから、浴槽に立ってけつをこちらに向けるんだ。今日は早苗が主役だから、聖子は明日だ。二日分たっぷりさせてやる」
「貴方っ、あ、明日の夜なんて。い、今だってすぐにでも出そうなのにっ。で、でもっ、が、我慢するわ」
聖子さんが裸身を震わせ、私の代わりにレバーを捻って、私の排泄物を流してくれた。
私は浴槽の縁に手を付いて、彼に向って尻肉を突き出した。
「ほう、余程でかいうんちをしたのか、それとも余程でかい物を突っ込んでオナニーしてるのか、けつの孔が開いて中が丸見えだな?」
「い、いやっ、あ、貴方っ、い、言わないでっ、は、恥かしいっ」
彼の言葉のどちらでも、私の被虐の官能を掻き立てるのに充分なニュアンスだった。
「ね、ねえ、は、早くっ、あ、洗って下さいっ、は、恥かしいわっ」
《も、もっと視てっ。早苗のうんちした後の、お尻の孔っ》
それは自分でも信じられない感情だった。
まるで幼児が親に全てを委ねているような、甘えているかのような感情だったのだ。
彼がシャワーを操って私の秘部にお湯を掛け、肛門の窄まりの周辺と肛孔を指で流し始めた。
「き、気持ち良いですっ。ああっ、な、中もっ。う、嬉しいっ。か、感じますっ」
生まれて初めて肛門に迎え入れた男性の指であった。
生まれて初めて肛門への愛撫での快感を、男性に向かって言葉にした。
かつての恋人に対して、肛門に関心を一切示してもらえずに、悶々とした日々が、やっと報われた気がした。
「早苗、私に跨って、お前のおま○こにち○ぽ咥えろっ」
「は、はいっ」
私は急いで彼の膝に跨ると、自分で彼の勃起を操り、女陰の襞を先端で分け、ゆっくりと尻肉を沈めて行った。
「お、大きいっ、す、すごいっ、こ、こんなのっ。お、奥までっ、め、めり込んでっ」
私の膣粘膜の奥の何か、恐らく子宮孔であろう部分を先端がこじ開け、尚も侵入して突き当たった処で、私は尻肉を静止させた。
一昨日の夜、聖子さんが「子宮が開いて」と表現したのを、実感として認識した。
確かに子宮孔であろう、何かの入口を先端が圧し開いてめり込んで来たのだ。
それでも私の尻肉は未だ彼の太腿に完全に密着していなかったのだ。
強烈な拡張感と共に激しい性欲が湧き起こった。
この勃起で膣粘膜を激しく擦り立てられたら、肛門でのエクスタシーよりさらに深く強烈なエクスタシーが得られるかも知れない。
一昨日の夜、そして先程彼の勃起を初めて目の当たりにした時の想いが蘇った。
「動いても良いぞ」
彼が私の欲望を見抜いたかのように、囁いた。
聖子さんは私を背後から抱き、乳房を愛撫しながら、私のクリトリスを指先で捏ね回していた。
「す、すごいっ、い、良いっ、か、感じるっ。か、感じますっ。こ、こんなの初めてっ。い、良いのっ、せ、聖子さんっ、ク、クリトリスッ、良いっ。お、おま○この中もっ。す、すごいっ。お、奥まで当たってっ」
私は眼を閉じて彼の首に腕を絡め、尻肉を上下左右前後に振り立てた。
二人の結合部から、出しっ放しのシャワーの音をかき消す程大きな淫猥な濁音が鳴り響いた。
「イ、イキそうですっ。あ、貴方っ。も、もうっ、イ、イキますっ。イ、い、いやーっ、な、何っ?ああっ、な、何て事っ」
浴槽の床を叩いていたシャワーの音が変化したのを感じながらも、エクスタシーの波に呑まれそうになった私の肛門にいきなりホースの先端が潜り込み、一気にお湯が激しく注入されたのだ。
「早苗、続けろっ、そのままイクんだ」
聖子さんが、ノズルを外したシャワーのホースを私の肛門にめり込ませたのだ。
大量に注入されたお湯が、私の下腹部に鈍痛を伴って一気に膨らませた。
私は錯乱状態になって、彼の命令通り激しく尻肉を動かした。
「す、すごいっ、こ、こんなのってっ。た、堪んないっ。イ、イクわっ。ああ、イ、イクッ、イクッ、イクーッ」
私は彼にしがみ付いたまま激しく尻肉を振り立て、全身を痙攣させながら強烈なエクスタシーの嵐に揉みくちゃにされた。
その瞬間、ホースを咥え込んだ肛孔が開き、腸内のお湯が一気に噴き出したのだ。
その排泄液が背後で私の乳房とクリトリスを愛撫している聖子さんに飛沫いて跳ね返り、私の背中に降り注いだ。
「早苗、未だだ。けつを振ってもっとイケッ」
彼が私の裸身を片手と膝で揺すって促した。
「す、すごいっ、こ、こんなっ。す、すごいっ、わ、私っ、く、狂っちゃうっ。ああ、イ、イクッ、イクーッ。す、すごいっ。し、死んじゃうっ、し、死ぬっ。イ、イクッ。イクーッ。ま。未だっ。イ、イクーッ、イクーッ」
ホースから流れ込む大量のお湯が腸粘膜を膨らませては、肛孔をこじ開けて噴き出し、膣粘膜は彼の巨大な勃起で激しく擦り立てられ、私を気の遠くなるまでエクスタシーの嵐で呑み込んだ。
ふと意識を取り戻すと、さっきのソファーの上だった。
私は聖子さんに膝枕をされ、髪と乳房を撫でられていた。
「素敵だったわよ。早苗。想像してた以上に貴方が淫乱で、私、すごく昂奮して、貴方の後ろでオナニーしてイッちゃったの。この素敵な変態さん。何て可愛いんでしょう」
聖子さんはそう言うと、今朝運んだ私の荷物の中から、知らない間に持って来ていたあの化粧品の容器を四つ手にして私の目の前に掲げた。
「い、いやっ、ああ、は、恥かしいっ」
今朝、彼女が彼に電話で「後で視せてあげるわ」と言ったのを想い出した。
聖子さんと、昨晩の様に愛し合う、それを彼に視せるのだ。
さっきあれ程エクスタシーの嵐に揉まれ狂ったのに、新たな疼きが再び媚肉の奥底に生まれた。
聖子さんが私を仰向けにして、逆向きに圧し掛かって来た。
乳房を互いに擦り付け合い、女性器を口で愛撫し合う。
「み、視ないでっ。あ、貴方っ」
彼はすぐ横に坐って、ワイングラスを傾けていた。
彼女が私の膣孔に化粧品の容器を挿入して来た。
私も同様にした。
「せ、聖子さん、き、きついっ」
「さ、早苗っ、も、もっとそっと挿れてっ。い、良いわっ。う、動かしてっ」
「聖子さんっ。お、お尻の奥っ、お、お願いっ。ああっ、い、良いっ。か、感じるっ」
私は化粧品の容器で膣粘膜を激しく抽送されながら、彼女の膣孔に、次いで妖しくひくつく肛門の窄まりをこじ開けて化粧品の小瓶を挿入した。
私の肛門の窄まりにも、違う化粧品の容器がめり込んで来た。
「せ、聖子さんっ、い、良いのっ、か、感じるっ」
「さ、早苗っ。も、もっときつくっ。は、早く動かしてっ」
(続く)
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