百発百中の男たち-前編
作家名:カール井上
文字数:約2060文字(前編)
公開日:2020年11月23日
管理番号:k069
我はあの名将、黒田官兵衛の教えを受け継ぐ、黒田二十五騎組百人鉄砲隊与力である。
徳川家康候の覚えめでたく、この新宿大久保の地を任されている。
家光候の今も、将軍おでましの際は親しく身辺を警護し、さらに江戸城に万一非常事態の際は将軍を江戸の西側へお連れするという重大な任務を仰せつかっている。
したがって隊員すべてが射撃の技量にすぐれ、どんなときにも将軍をお守りすることができなければならないのであるが、いかにすれば百発百中の腕を身につけることができるであろうか。
煩悶するのみで良案は浮かばない。
そんなある夜、夢枕に稲荷大神が現われた。
「我を信じ、明朝射場にて鍛錬されよ。そなたは一発の撃ち損じなく的を貫かれるであろう。」
翌朝、お社の北側の射場に出向き、霊験を信じて試射するところ、驚くなかれこれが何と百発百中であった。
そこで翌日、隊のもの全員にお社に参拝させ、稲荷大神の霊験あらたかなれと祈りを奉げ、その後、射撃稽古に赴いたところこれが全員がそろいもそろって百発百中の見事な試技となった。
これを伝え聞いた在郷の衆が幾多の願いのために参詣したところ、すべて霊験あらたかに願いかない、以降この神社を「皆中(みなあたる)の稲荷」と称えるようになり「皆中稲荷神社(かいちゅういなりじんじゃ)」となったのだ。
神社の神主も大喜び。この社の繁栄も鉄砲隊のおかげと、奉納された酒を樽ごと寄進し、ある夜、隊員そろっての無礼講の酒盛りとなった。
さて、その噂を伝え聞いた大久保の町娘たちは、肴を詰めたお重を手に、紅を引いて頬を染め、大勢でその宴席に押しかけてきた。
普段は謹厳実直な与力も、おしろいの匂いを撒き散らす娘たちを邪険にするわけにもいかず、隊員たちに、「皆のものどうにでも好きにせよ。」と告げ、宴席は大いに盛り上がっていった。
時も過ぎ、総勢が酔いに赤い顔となってきた頃、我慢できなくなったひとりの隊員が、隣に侍っていた娘の襟もとにグッと手を突っ込んだ。
その娘はキャーと叫びながらも逃げる様子も見せず、その隊員にもたれかかりされるがままとなっていた。
その隊員はよしよしとその娘をひきつけ唇を合せ、そして胸に入れていた手を引き出したかと思うと、今度は裾の間に突っ込んでいった。
娘は両腕でその隊員の首にしがみつき、なんと両脚を大きく開いていったのだった。
もう隊員の方も我慢できない。
自分の着物の裾を捲り上げ、娘の開かれた両脚のあいだにいきり立ったものを押しつけて入った。
若い隊員は多少酔っぱらっているくらいではその男としての機能はなんら阻害されることはなく、かえって力強さが増しているようだった。
わけも分からず女陰にいちもつをずぼっと差し込まれた娘は、ああっと苦しいとも嬉しいとも、えもいわれぬ叫び声をあげた。
ほかの隊員たちはおおっと声を上げながら、まぐわいを始めたふたりを、眼を光らせて見つめていた。
娘たちは両手で顔を覆いながらも指と指の間からそのふたりの様子をじっと見ている。
のしかかっている隊員の腰が激しく前後している。
激しさにつれて下になっている娘の口からはうめき声が大きくなっていく。
そして男の首にしがみつく腕の力が入り、さらに自ら下から腰を男の腰にぶつけていっていたのだった。
男の動きがさらに早くなってきた。
そしてその表情は苦しさをにじませ、うっー、とも、おっー、ともつかない唸り声を上げていた。
見ている娘たちからは嬌声があがっている。
そしてそのそばにいる隊員たちはみんなその娘たちの着物の中に手を入れていた。
なかには帯をほどいて前をほとんどはだけようとするものもいた。
娘たちはだれひとりとして抵抗するものはなく、みんなされるがままだった。
大きく胸をはだけられ、両方の乳房を両側の隊員から激しく吸われている娘がいた。
いやがる様子も見せず顔を上に向けてうっとりしている。
もうひとりの隊員が近づいてきて、その娘の着物裾をひろげ、両脚の間に顔を突っ込んで漆黒の毛の中に舌を突っ込んでいた。
また別の隊員のひとりが自分の着物の裾をはだけすっかり勃起しているいちもつを引っ張り出し、その上にとなりにいた娘の顔を押しつけた。
娘のほうもよくわかっていて大きく口をあけて、そのいきりたったものを咥えこみ頭を上下させている。
男は娘の着物の裾をお尻から捲り上げ、真っ白くまん丸な桃のようなお尻を撫で回している。
そうかと思えば、ひとりの隊員の上に娘ふたりがのしかかり、ひとりが自ら着物の裾を捲りあげて、男のいちもつをその女陰に咥えこみさかんに腰を振り、もうひとりはこちらも着物の裾を捲りあげて、その男の顔の上に跨っていた。
男は下から腰をつきあげつつ、両手で顔の上の娘のお尻をつかみ、舌を大きく広げてその女陰を舐めまくっている。
もう収拾がつかなくなっていた。
反対側では、ひとりの娘を四つんばいにさせ、その後ろからひとりの隊員がお尻をわしづかみにして腰を突き立て、前からは別の隊員がその娘の口にいちもつをくわえさせている。
頭をしっかり押さえられて娘はされるがままだ。
(続く)
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