ゆかり先生をモデルに裸婦デッサンした夜-1話
作家名:城山アダムス
文字数:約3020文字(第1話)
公開日:2020年8月23日
管理番号:k052
ひろしの憧れの先生シリーズ第2弾 ひろしは美大の受験を目指して、毎日、顧問のゆかり先生に個人レッスンを受けている。レッスンの一環として、ゆかり先生は裸婦デッサンのモデルに。そして、裸婦デッサンは意外な展開へ・・
僕の名はひろし。
高校3年生で美術部に所属している。
顧問はゆかり先生。
新規採用の美術教師として4月に赴任してきた。
色白のスレンダー美人で、今では男子生徒の憧れの的だ。
僕は今、一か月後に控えた美大の受験を目指し、ゆかり先生に毎日放課後、デッサンの個別指導を受けている。
僕の目指す美大は、入試の実技試験で人物デッサンが毎年課題に出される。
僕は毎日ゆかり先生をモデルにしながら、人物デッサンの描き方のレッスンを受けている。
放課後の美術室で、毎日僕とゆかり先生は二人っきりでデッサンの練習に励んでいる。
僕は、ゆかり先生と二人っきりになれる放課後がいつも待ち遠しかった。
6時間目の授業が終わると、一目散に美術室に向かった。
美術室のドアを開けると、ゆかり先生は、いつも笑顔で迎えてくれた。
「あら、ひろし君。今日も早かったのね。」
「ゆかり先生。よろしくお願いします。」
「じゃあ、レッスン始めましょう。着替えるから、ちょっと待っててね。」
先生は、僕のモデルになるために、毎日服を着替えてくれた。
衣服を変えることで、微妙に異なる衣服の素材の表現法を学ぶためだ。
先生は、美術室の奥の教官室に入っていった。
そこで、今日の僕のモデル用の服に着替えるのだ。
ドアの向こうで、先生が着替えていると考えただけで興奮し、僕の下半身は勃起した。
先生は今日はどんな下着を着けているのだろう。
先生のブラジャーは・・・先生のパンティーは・・・どんな色だろう?
先生の服を脱いだ姿・・・綺麗だろうな。
僕は、先生の着替える姿を想像すると、高揚する気持ちを押さえられなかった。
一度でいいから、先生の着替えている姿を見てみたかった。
先生が着替えている時間がとても長く感じられた。
教官室のドアが開き、ゆかり先生が現れた。
白い木綿の布地のワンピースを着ている。
ワンピースのやや短めのスカートから伸びた、先生の白くきれいな足が眩しかった。
しかも生足だった。
「ワンピースの木綿の質感と、私の肌の質感をどう表現するか、これを今日のテーマにしましょうね。じゃあ、レッスンを始めましょう。ひろし君。準備はいいかしら。」
先生の足に見とれていた僕は、慌ててキャンバスの前に立った。
「今日は、どんなポーズがいいかしら。」
モデルのポーズはいつも先生が決める。
先生の考えるどのポーズも、先生の体のラインや表情の美しさを引き立てている。
先生は、自分をきれいに見せるポーズを知っているようだ。
先生は、膝を揃えて小さな椅子に座り、両腕を髪の後ろに回し、少し胸を反らせた。
僕は、椅子に座った先生の膝を見つめた。
残念ながら、先生の膝は固く閉じられ、膝の奥を見ることはできない。
少し反らせた胸に、乳房のふくらみが見て取れる。
木綿のワンピースの薄い布地の奥に、ピンク色のブラジャーが透けていた。
「ひろし君。準備はいいかしら?」
「はい、準備ができました。」
「では、始めましょう。」
ゆかり先生の合図に合わせて、必死にキャンバスにコンテを走らせた。
その間、ゆかり先生はじっとして動かず、僕のモデルに徹してくれている。
僕は、憧れのゆかり先生をモデルに、毎日デッサンできるのがとてもうれしかった。
デッサンしながら、先生の綺麗な顔やスタイルにうっとりしていた。
先生の固く閉じられた白い膝が眩しかった。
「あの膝の奥の、先生の履いたパンティーを見たい。どんな色だろう。どんな素材だろう。・・・そして、そのパンティーの奥は・・・。」
僕は、次から次に沸き起こる雑念と闘いながら、必死にキャンバスにコンテを走らせた。
「はい、やめて。」
20分が経過し、ゆかり先生は僕のモデルから僕の指導者へと立場が変わる。
「衣服の描き方・・・とてもいいわよ。木綿の素材の柔らかい質感がよく描けているわ。でも、腕や顔の皮膚の表現がまだ硬いわね。足は線が揺らいでいるわよ。線をもう少し落ち着いてゆっくり描くといいわね。」
先生は僕のキャンバスを覗き込みながら、細かい線の描き方まで指導してくれる。
先生が、キャンバスを覗き込む時、香水のいい香りが漂ってくる。
僕は、その香りにいつも発情してしまい、先生の指導が頭に入らない。
時計を見るとすでに夜の8時を過ぎている。
もうすぐ校舎が閉まってしまう。
「ひろし君。学校が閉まる時間だから、この後、私のマンションでデッサンのレッスンしましょう。」
「先生のマンションでレッスンするんですか?」
「あと入試まで、一か月しかないわ。最後の追い込み、頑張りましょう。私もできるだけの協力はするわ。」
先生のマンションに行けるなんて、夢みたいだった。
「もうすぐ学校が閉まってしまう。私、着替えてくるから、それまでに美術室片付けておいてね。」
先生は、慌ただしく教官室に入っていった。
よっぽど慌てていたのか、教官室のドアが少し開いていた。
ドアの隙間から、スルスルッと衣服の擦れ合う音が聞こえてきた。
「今、先生は着替えているんだ。」
僕は、ドアの隙間を覗きたかった。
先生の着替えている姿を見たかった。
ドアの隙間を覗けば、先生の着替えている姿を見ることができる。
でも、そのことが先生にバレてしまったら・・・もう、先生との個人レッスンはなくなるかもしれない。
でも、着替えを見たい。
僕の心は葛藤していた。
いろいろ悩んだ挙句・・・
「やっぱり覗くのはやめよう。」
僕は、しぶしぶ美術室を片付けた。
先生に覗きがばれるのが怖かった。
先生が、教官室から出てきた。
「私ったら、ドアをしっかり閉めるの忘れてたみたい。ちょっと開いていたわね。」
「はい、少し開いていました。」
「ひょっとして、ひろし君。私の着替え、覗いてたでしょう?」
先生は、悪戯っぽく笑っていた。
「いいえ、絶対覗いていません。覗いてなんかいません。」
僕は、先生に必死に訴えた。
「冗談よ。さあ、急いで学校を出ましょう。」
ひょっとして、僕が先生の着替えを覗いても、先生は許してくれたかもしれない・・・先生の悪戯っぽい笑顔から、そう直感した。
「先生の着替え、覗けばよかったな。」
僕は、もったいないことしたなあという、後悔の気持ちでいっぱいだった。
僕は先生と一緒に学校を出ると、先生のマンションに向かった。
歩いて20分ほどでマンションに着いた。
先生と2人でエントランスを通り、エレベーターに乗った。
僕と先生はエレベーターの中で向かい合って立っていた。
視線が合うと、先生はニコッと微笑んだ。
僕は照れくさくて、少し下を向いた。
エレベーターが11階に止まり、先生の部屋に向かった。
「いよいよ先生の部屋だ。どんな部屋だろう。」
僕は、期待で心が弾んでいた。
先生の部屋に着くと、先生はロックを外し、ドアを開けた。
「ひろし君。どうぞお上がりなさい。」
僕は、玄関で靴を脱ぐと、先生と一緒にリビングに入った。
レースのカーテン越しに街の夜景が見える。
僕が、窓の外を見つめていると、
「お茶を入れるから、ソファーに座って待っててね。」
先生は上着を脱ぐと、ブラウスにエプロン姿でキッチンに立った。
お茶を入れるゆかり先生の後ろ姿を見つめた。
白いブラウスの背中にくっきりとピンクのブラジャーのラインが浮き出ている。
僕は、思わずゴクリと唾を飲み込んだ。
先生とソファに並んで一緒にお茶を飲みながら、ふと、リビングの壁に飾ってある裸婦デッサンが目に止まった。
描かれている女性の顔の輪郭がゆかり先生によく似ている。
「ひょっとして、このデッサンのモデル、ゆかり先生ですか?」
(続く)
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