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ブラスバンドの合宿-最終話



作家名:金田誠
文字数:約5380文字(第3話)
公開日:2020年7月4日
管理番号:k037


挿絵の官能小説画像


取り残されたぼくは、湯に肩まで浸かりながら、きびすを返して植松先輩のところまで一直線に歩みを進めた。
そこに植松先輩がいることは、恵美先輩とのからみの最中からわかっていた。

植松先輩は、ぼくたちの破廉恥な行為を見ていたのだろう。
すぐに視線が合わさる。

いつもの無表情や今日のキツイ顔つきとは違って、彼女の目は泳いでいた。
平時には絶対に見られない彼女のおどおどした感じが、股間の血の密度を一段と濃くする。

先輩を思いきり恥かしめたいという熱気がぐんぐん増していく。
ぼくはバシャッバシャッと湯音を立てて、近づいていった。

目を丸くした植松先輩が、豊かに膨らむ胸をピンク色のタオルでぐっと押さえた。
上乳が谷間を作って盛りあがる。

あぁ、あの乳に正面からしゃぶりつきたい。
ズンズン湯を掻きわけて、鼻が触れあうほど近づく。
もう頭では冷静に考えられず、身体だけが勝手に動いていく。

湯の中にある彼女の太腿の外側に、ぼくはためらいもなく手を触れさせた。
「あっ」

声にならない声が、植松先輩の唇を形づくった。
内腿も平でなぞる。

手の甲に柔らかい恥毛が触れた。
「だめっ」

そう口に出した彼女は、ぼくの腕をつかんで抗おうとするが、そのまま身体を密着させてくる。
ぼくがさっきから凝視しているたわわな胸を見られたくないのだろう。

押しつぶされた乳房の感触が、ぼくの身体にはっきり伝わってきた。
勢いにまかせて、逆手にした手の平を彼女の股間の奥まで差しこんだ。

ぬるっとした感触。
中指をすべらすと、小さな突起にいきあたった。

「あぁっ」
こんどは短く小さな声があがった。

眉間に皺を深く刻み、ぼくの腕を両腿でギュッとはさみこむ。
手首は固定されてしまっているけれども、自在な指を転がす。

小さな膨らみが、にゅるんにゅるんと左右に逃げていった。
「あっ。あっ。待って」

ぼくの腕をつかむ彼女の右手の力が強くなる。
その拍子に身体が少し離れた。

その隙をついて、邪魔なタオルを引きはがした。
湯面に漂うタオルを、ぼくは遠くに放り投げた。

「あっ。だめっ」

タオルをつかもうとした彼女の手は空を切ってしまい、腕が身体から離れたものだから、彼女とぼくの間で、ひしゃげていたやわらかな形がもとに戻って、面前で露わになった。

はぁ、夢にまで見た植松先輩のなま乳。
両手で必死に隠そうとする彼女が、いつもと違ってあまりにも可愛い。

たわわすぎる胸を自分の腕では隠しきれずに、腕の際からふくらみが飛び出てしまっている。
湯の中の柔乳を、片手で下から鷲づかんだ。

「あぁっ。いやっ」
湯面から浮かびあがる桃色の乳房。にゅっとすると、お餅のようにやわらかい。乳頭はせり出し、濃いピンクに色づいていた。

ペニスがビンビンと湯中で上下した。
乳突起に顔を近づけ、舌先で乳頭をてろんてろんとあやす。

「あっ。だめだめ。吸っちゃ、やっ」
もう我慢できない。

乳先を唇ではさみ、ちゅっちゅっと吸いあげ、そのまま乳房の半分まで口内に引きこんだ。
喉奥まで吸引した乳頭を、舌の根元でくにゅくにゅっと倒してやる。

「あっ。あっ。ちょ、ちょっと待って。あっ」
植松先輩の喘ぎが、温泉内にこだました。

ぼくの肉芽がクンクン反応する。
彼女の腰に腕をまわし、引き寄せると、浮力で簡単にお尻が持ちあがった。

湯面にぷっくりと乳先が顔を覗かせ、その頂きの下から柔らかな稜線が浮かびあがる。
ぷるぷると揺れる乳丘。


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なんてイヤラシイ乳なんだ。
嵩ましたペニスの先を、急いで先輩の秘裂に差しこもうとした。

が、上手くいかない。
浮力が邪魔をする。

何度も腰を湯に深く沈め、下からつつくようにして蜜穴を叩いた。
「あっ。ダメって。待って。待って」

いつも少しお高くとまっている植松先輩が、焦って慌てれば慌てるほど、ぼくの動きは加速していった。
とうとう、くくくっという感じで、亀頭の先端が膣口をとらえた。

彼女は、ピタリと合わさるぼくたちの股間の様子を、こんどは息を詰めてうかがっている。
腰をクンと前に突きだすと、つぷぷとエラまで入った。

「あっ。あぁ」
植松先輩の白い喉がそり返った。

蜜液を助けに、膣壁をこすってグググと奥まで押し込む。
摩擦がものすごい。

あふっ。
経験したことのない刺激が、亀頭のエラ筋を走った。

もう止まらない。
腰を引くと、エラ裏にくっつくような膣襞が、うねうねとうごめいて強烈な快感が押し寄せた。

苦悶の表情を浮かべる彼女の唇を、自分のそれで乱暴にふさぎ、舌を差しいれる。
かみ切れるのではないかというほどの軟舌だ。

上下左右に、にゅるにゅると絡ませる。
腰奥から突如にして大きなうねりが湧きおこった。

植松先輩から口を離し、彼女の腰を自分のに思いきり引き寄せる。
「あ。あぁ。あぁ」

先輩が声というよりも、喉の奥から絞り出されるような音を出す。
そんな彼女を尻目に、ぼくはガッガッと腰を捻りこむ。

お湯面が波打った。
お臍の裏の襞を、上下にぬっぬっと肉柱でこすった。

息が辛くなって、ぼくも喘ぎがでる。
「あっ。ふっ。くっ」

歯をかみしめたぼくの動きと、微妙な挿入物の異変を、植松先輩は察知したのだろう。
「西田、イヤっ。イヤっ。中はダメっ」

そんなキツイ拒絶の声が、ぼくの加虐心を増幅する。
湯面に浮かびでる彼女の爪先がキュッと丸まり、膣襞が亀頭をギュギュっと押さえつけてくる。

いまにも煮えたぎるマグマが決壊しようとする。
その今際の際に、火のように熱いモノを、膨らんだ膣の中に、にゅうっと深く通した。

それまで散らされていた腰の奥のさざなみやもやもやのようなものが、ただちに塊を作り始めたかと思うと、細い管の真下に集まって、ふいにうねって奔流のように外へ外へと逃れ出ようとする。

熱い精液が、尿道を膨らませ、びゅーんびゅびゅーんと縦に噴出していく。
止めることなどできるわけがなかった。

肉柱を離れでた数発の弾が、奥地目がけて、ビュビュッビュビュッと的に当たっていく。
あぁ、その気持ちのいいことったら。

なんども腰を前後させ、弾力のある細かい段上膣壁をグイグイ押しひろげた。
そのたびに、勢いを失くした残り精が、びゅるびゅるると絞りだされる。

もう卒倒しそうだ。
「あああ。あああ」

その間の植松先輩は、口を半開きにしたまま、全身をビクビクと電気ショックを受けているかのように震わせ続けた。
体内のさざなみやもやもやをすべて排出したぼくは、軟らかくなったペニスを膣内から引き抜いた。

蜜穴から白くとろりとした紐のようなものが、湯の中をさまよい、ぼくのペニスの先とつながっている。
しばらく茫然としていたぼくの耳に激しく甲高い声がとどいた。

目を向けると、同級生の向井が、後ろから宮田一馬先輩に貫かれていた。
あんあんと上ずった声をあげて、パツパツに張りだした胸を前後に揺らしている。

乳頭から湯を飛ばすほど激しい。
その横では、彩ちゃんが岩場に右足をかけられて、大切なところを舐められているのが、男の後頭部の動きでわかった。

自分の人差し指を噛んで、声を出すまいとする表情が、とてつもなく卑猥だ。
「どう?西田くん。少しは自信がついた?」

突然背後から声をかけられて、ぼくは飛び上がった。
三宅先生だ。

息のあがった植松先輩は、先生を見とめると、顔を伏せて向こうへ行こうとする。

勢いにまかせて中に出してしまったぼくは、後悔の念にかられ彼女に謝ろうと思っていたが、なんて声をかけたらよいのかわからない。


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「だいじょうぶ。植松ちゃんのことは、そっとしておいてあげて」
「でも。。。」

「彼女も、こうなることはわかってたはずだし、納得してることなのよ。あなたが気に病むことはないから」
どうしてそう言えるのかが、まったくわからなかった。

困惑の表情をぼくはしていたのだろう。
一糸まとわない姿で湯につかっている三宅先生の口から、衝撃的な話がついてでてきた。

「どうしてこんなことになってるのか不思議よね。うちの校長が、江戸時代好きっていうのは、知ってるわよね。そのころの銭湯や温泉場は、みんな混浴だったのよ。さらに湯女という身体を洗う仕事を生業とした職業もあったの。そんな状況だから、わかるよね?男女がこうして自分の欲望のまま、まぐわうのは当然の成り行きだったのよ」

そう言うと、三宅先生は、ぼくの軟らかくなっているペニスを、くにゅくにゅと触り始めた。

「2度出したのね。少し落ちついたでしょ。植松さんとのは、かなり強引だったわね。まあ、若いし初めてだから仕方ないけれど。あれでは女の子と仲良くなるのは難しいわ。いいわ。この岩に腰かけて」

ぼくは湯から上がり、差し示された平たい岩に尻をのせた。
ペニスは触られ続けていたが、あの二人のときのような硬さは戻っていない。

三宅先生は、ぼくの背後にまわると、胸を背中にピタリと密着させて、指をやさしくひっかけるように、雁くびをむにゅんむにゅんと擦りあげてくる。

そうしたやさしい戯れを繰りかえすうち、血液が徐々に集まり始め、芯が通ってきた。
ぼくはたまらなくなって、くるりと向きを変えた。

三宅先生の身体が正面にある。
思ったよりも乳房が大きい。

乳頭が上を向いて、やや伸びていた。
その根元をそっと摘み、引っ張った。

「あぁ」
グミのようだ。

まぶすように揉むと、先生は熱く鼻を鳴らした。
「ふっ。ふっ。つまんでばかりいないで。はっ。はっ。手のひらで転がすようにしてっ」

荒い鼻息を立てて言うので、ピンと尖った乳頭を左右にこねてやる。
「はぁん。あっ。そう上手いわ。やさしく倒すようにして愛でるの。そういうのが、女性は好きなのよ」

言いながら、少しずつ両腿を開いて、ぼくの手をとり股間へとみちびく。
さわさわとした恥毛を越えた奥。

迫り出している小さな突起に、ぼくの指を押しつける。
「ここを軽く叩くようにして。グッと押しつけて」

言いつけ通りにすると、くりゅんくりゅんと突起が逃げていく。
「あっ。あっ」

そのたびに、三宅先生は目をつむって切ない声をあげる。
ふと気配を感じると、多くの生徒がぼくたちを遠巻きに取り囲んでいた。

恍惚とした表情で快感に浸る先生は、気づく様子がなかったのだろう。
いやらしい経験を多く経た大人は、我を忘れてしまうものなのかもしれない。

ぼくは先生のあそこから指を離した。
「ん?どうしたの?やめちゃぁ、いやっ」

「多勢の人に見られちゃってます」
はっとしたように目を見開くと、先生がぼくの腕をとった。

耳もとに口を近づけて囁く。
「西田くん。個室風呂に行きましょう」

ぼくたちは、手を繋いで奥まったところにある家族風呂まで、泳ぎ歩いていった。
そこは洗い場がせまく、ほとんどが浴槽だ。

檜で作られた風呂から、濃い木の匂いが漂ってくる。
二人がようやく入れるくらいの広さに、先生が先に入った。

「さ、君も入ってきて」
促されたぼくは、三宅先生と相対する姿勢で浴槽に浸かった。

耳もとに顔を寄せ、先生が囁くように言う。
「ここなら誰にも見られない。心ゆくまで、私と気持ちよくなろうね」

そのまま濡れた頬と頬を合わせて唇を重ねる。
ぼくの歯をこじ開けるようにして、熱くやわらかな舌が差しこまれた。

吸いつかれ引き込まれると、頭は蕩けるくせに、下半身は急激な血流によってグングンと意識を高めていく。
「あぁ、すごい。西田くんのおっきい」

そう呟くと、先生は身体を半回転させ、ぼくの眼前に、丸くて大きい尻を向けてきた。
むき卵のように滑らかなお尻の下には、赤い貝が湯の中で襞をびらびらとさせている。

「突いて。後ろから。さっ、早くっ」
中腰の姿勢で先生目がけて、グイッと腰を突き上げた。


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膣口が開いていたのか、チュピっと音を立て、膣道をニュルニュルとこすりながら、奥までペニスが到達した。
襞に雁くびがとらえられ、そのあまりの濃い圧力に、すぐ出てしまいそうだ。

二度射精しているので、すぐには漏らさないと思っていたのに。
先生の丸いお尻を両手でつかみ、自分の尻の筋肉を絞るようにして、前後に振りまくる。

先生の「あっあっ」という裏返り声が耳に入るたび、精巣でどんどん白濁液が生産されていくのがわかる。
ペニスの根元にツーンとした刺激が生まれたかと思うと、噴出を止めることはできなかった。

たちまち、ドクンドクンと貫く響きが起こり、鋭い精射をしてしまった。
奥まで液を飲み込むように、彼女の尻の律動がびくっびくっと繰り返された。

「あっ。あんっ。3回目なのに、もう出しちゃったのね」
荒い息の先生は、首をひねって物足りない顔を向けてくる。

「でも、まあ、いいわ。若いから仕方ないのよね。初めて女性の中で精通したのだし」
先生は、火照った顔に妖艶な笑みを浮かべ、ぼくの頬をゆるりとなでた。

そのまま気が遠くなり、ぼくは意識を失ってしまった。


目が覚めると、ぼくは部屋の布団に寝かされており、相部屋の男子たちも、それぞれの寝床で寝息を立てている。
まるで夢のような出来事だった。

その後、ぼくは向井とつきあうようになった。
あれからお互いを見る目がなんとなく変わってしまったのだ。

2人の間に以前とは違う空気が流れ、向井のなんでもない挙措ですら、震えがくるほど魅力的に見えた。
毎日、猿のようにセックスをしている。

女性を喜ばせる余裕もでてきた。
でも、忘れられないのは、初めて生中出しした植松先輩だ。

いずれはぼくのテクニックを披露し、関係を修復させて、何度も中出ししてやりたいと願ってやまないでいる。




(終わり)





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