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叔母と甥、諍いの夜の出来事-前編



作家名:バロン椿
文字数:約3700文字(前編)
公開日:2020年6月7日
管理番号:k032


挿絵の官能小説画像


口論

その夜の諍いは今までとは違っていた。

「いい加減にして下さい」
「何を言ってんだ」

「惚けちゃって」
「しつこいぞ」

「このメモは何ですか?」
「あっ、勝手にポケットの中をいじるな!」

「何が勝手にいじるなよ。浮気した方が悪いんでしょう。
『昨日はごめんなさい。泣いたりしちゃって。
でも、あなたの気持ちは分っています。いつまでも待っています』
どういう意味なのよ。バカにしないでよ。私と離婚すると約束しているんですか?」

「うるさい!」
「うるさいとは何よ!」

「出て行けばいいんだろ、出て行けば!」

小池(こいけ)智之(ともゆき)は高校に進む際、父親がブラジル勤務となった関係で、叔母夫婦の家に下宿していた。

叔母の圭子(けいこ)は母の妹で41歳の専業主婦、公務員の夫を婿養子に迎え、実家を継いでいた。

「おじさんは真面目な人。お前が来るのを楽しみにしているって」
母はそう言っていたが、下宿して早々、二人の関係がおかしいことに気が付いた。

二人の寝室は1階の奥にあったが、叔父は客間で寝ていた。
それに、忙しいのか家に帰ってこない時もあった。

「おじさんは忙しいから」
叔母はそう言っていたが、そうではないことは智之にも直ぐに分かった。

2階の部屋で勉強していると、1階の茶の間で二人が言い争っている声が時々聞こえていた。

原因は叔父の浮気にあったようだが、「お姉さんには内緒よ」と、夏休みなどに智之が両親のいるブラジルに行く時は、口止めされていた。

しかし、高校2年生になる頃には、智之の母にも状況が伝わり、ブラジルから急遽帰国して、何度か話し合いがもたれた。

「別れるなんて言わないで、冷静になってもう一度やり直しなさい」
母はそう言い残してブラジルに戻っていったが、叔母は酷く傷ついていた。

笑顔を見せることは殆どなく、用事が無い時には部屋に籠ることが多く、寂しさに堪えられなくなると、智之の部屋に来て遅くまでとりとめのないことを話して気を紛らわせていた。

そういう中で、何とかやり直そうと、話し合う訳だから、この日のように、変なメモが出て来ては、もう収まりつかなくなってしまう。

慰めを求めて

頬を撫でる冷たい空気に智之が目を覚すと、叔母が引き戸を開けて部屋に入ってくるところだった。

「あっ、叔母さん……」
「ごめん、起しちゃった?」

「あ、いや、いいけど……どうしたの?」
「聞こえてたでしょう。出て行ったのよ」

「どうするの?」
「どうしたらいい?」

智之が起き上がって布団の上に胡坐をかくと、叔母も枕元に横座りになったが、顔が赤く、お酒を飲んでいるようだった。

「お酒、飲んだの?」
「うん、少しね……」

だが、頬の色具合などから、それが少しの量ではないことは智之にも分った。
だが、それよりも、髪を直してみたり、スカートの裾を直したり、落ち着きがなく、時々、上目遣いに自分を見る目が妖しい。

様子がおかしいと感じ始めた時、叔母が体を擦り寄せてきた。

「な、何だよ」
驚いた智之は後退りするが、「わ、分っているじゃない」と叔母は体を預けてくる。

17歳、男と女のことは何も知らない彼だがしてはいけないことぐらい分る。
だが、理性などとっくに捨ててきた叔母には通じない。

「今夜は一人で寝たくないの」とパジャマのズボンに手を掛けてきた。
「い、いけないよ」と智之はズボンを押さえたが、叔母は構わずにパンツと一緒に下まで一気に引き下ろした。

智之は「あっ、ダメ」と両手でそれを隠そうとしたが、「何がダメなのよ」と叔母にその手を弾かれた。


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「こんなこと、ダメだよ、や、やめてよ」と智之は言うが、叔母の指が黒い陰毛に隠れた小さなペニスに触れると、理性など、跡形もなく消えてしまう。

「あ、お、叔母さん」と仰向けに横たわった智之は謂わば?まな板の上の鯉?。
叔母はペニスを摘まみ、クイッと皮を剥いて亀頭を露出させると、それをパクッと口に咥えた。

「あ、あ、あああ、ダメ……」

呻く智之は経験したことのない快楽に襲われ、ペニスは生温かい口の中で、あっという間に勃起して、これ以上ない程に硬く大きくなった。

それを叔母がジュポジュポと扱くと、ひとたまりもない。

智之は「あ、あ、う、あ、あ、ダ、ダメ、ダメ、あ、あああ……」と足を突っ張らせ堪えようとするが、押し寄せる射精感に抗しきれず、「あ、あ、あああ……うっ!うっ!うっ!……」と腰をガクガクさせながら、叔母の口の中に射精してしまった。

開けてしまった禁断の扉

本当にあっけなく逝ってしまった。

智之はぐったりと布団に寝転んだが、隣からシュッシュッとティッシュを抜き取る音に続き、「うっ……」と何かを吐き出す音が聞こえてきた。

何だろう?と隣を見上げると、叔母が口の中に溜まった精液をティッシュに出しているところだった。
目が合うと、「口でするの、久し振りだから……」と顔を赤らめながら、口元に残る智之の残滓を新しいティッシュで拭き取った。

それから、おもむろに着ていたセーターの裾を摘まんで、それを頭から抜き取り、ジッパーを下ろしてスカートも脱いでしまった。

えっ、まさか……と智之が体を起こすと、「要らないから」とパジャマの上着のボタンに指を掛けてきた。
叔母を見ると、視線を合わさず、上から順にボタンを外していく。「さあ」と言われて腕を上げたが、体が震えていた。

上を脱がされ、シャツも捲られ、もう何も着ていない。

これまで何度も妄想してきたことが現実になろうとしている。

叔母も心なしか緊張しているように見えるが、立ち上がると、スリップの裾を摘まんで、捲り上げるようにして、それを頭から抜き取った。

続いてブラジャーのホックを外した。
おっぱいがポロンとこぼれ落ちる。

初めて見る大人のおっぱい。
形がいいのか分からないが、熟れたマンゴーのように豊かだった。

智之は息苦しくなっていた。
萎んでいたペニスはとっくに硬く、大きくなっている。

そして、圭子がストッキングと一緒にパンティを引き下ろすと、堪らず、「叔母さん!」と叫んで、叔母を布団に押し倒した。

やり方なんか知らない。
だけど、だけど、したいんだ……智之は無我夢中でおっぱいを鷲掴みにした。

「い、痛っ」と叔母が顔をしかめたが、今の智之には気がつかない。
ひたすらおっぱいを揉んで、乳首にむしゃぶりつく。

しっとりとして柔らかい。
直ぐに乳首は硬くなった。

「す、好きだよ……」
叫ぶ智之は揉み続け、しゃぶり続ける。

やがて、「ああ、ああ、いい、いいわ……」と叔母の口が開き、悩ましい声が漏れてくる。

痛い程に硬く、反り返ったペニスが叔母の太腿に突きあたり、それを求めて股間が疼く圭子は「もういい、おっぱいはもういい……」と身を捩り、智之の肩を押し下げた。

叔母は41歳だからお腹はポッコリしている。
でも、肌は白く滑らかだ。

その肌の上を智之の顎がなぞり、陰毛に触れると、吸い込まれるように股間に顔が埋った。
見たいものは僅か先にある。

顔を上げた智之が視線を股間に移すと、自分のよりも濃い陰毛の中に、くすんだ色をした鶏冠のような小陰唇が見えた。

(こ、これが……)
頭が真っ白になった智之は本能的にそれにしゃぶりついた。

しょっぱいような変な味。
割れ目に沿って舌で舐めると、そこがヌルヌルし、叔母は「ああ、いい、そこ、そこよ……」と喘ぐ。

「濡れる」ということはエロ雑誌などで知っていたが、まさに、このことか……もう止まらない。

舐めるスピードを上げると、割れ目が開き、「あ、あっ、あ、あああ……」喘ぎ声が大きくなった。


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さらに、その割れ目の中を舌をつぼめて掻き回すと、圭子は「あっ、あっ、あ、あああ……」と部屋に響くような声で喘ぎ、智之の髪の毛を掻きむしった。

膣から止めどなく溢れる愛液は会陰を伝わり、シーツに滴り落ち、大きな染みを作っていた。

頃合いだ。

「と、智之……」と呼ばれ、顔を上げると、叔母が両手を広げて待っている。

「お、叔母さん……」と智之が体を重ねていくと、叔母は右手で彼のペニスを掴んで、亀頭の先をパックリと口を開けた小陰唇の中に挿し込み、ギュッと腰を引き寄せた。

その瞬間、「あっ」と声が出た智之は亀頭にヌルッとしたものを感じた。
そして、直ぐにペニス全体はヌルヌルした生温かいものに包まれていた。

「女にチンチンをはめたら気持ちいいぞ」とは何度聞かされたか分らない。
だが、実際にはめてみると、「入れちゃった」という以外、その良さがよく分らなかった。

しかし、叔母が両手を智之のお尻に回して、下から腰を動かしてくると、ペニスが擦られ、腰の奧の方から精液が少しずつ登ってくる。
堪らず「あ、うっ、お、叔母さん……」と智之は情けない声が出てしまった。

童貞だから仕方がないことだ。
叔母は腰の動きを止め、智之もお尻にキュッと力を入れて我慢しようとした。

だが、どんどん登ってくる精液を押し留めることなど出来はしない。

たちまち、腰が痙攣し、「あっ」と息を吐くと、腰がガクガクと崩れ、射精が始まってしまった。
その後もペニスがドク、ドクと波打ち、射精は続くが、自分ではどうにもならない。

全てを出し終えた時、智之は「はめたら気持ちいいぞ」ということがどれほど素晴らしい悦びなのか、本当によく分った。



(続く)





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