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初体験に両親のセックス、寝物語は刺激的-後編



作家名:バロン椿
文字数:約3960文字(後編)
公開日:2020年3月26日
管理番号:k025


挿絵の官能小説画像

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精通、あれは凄かった

「いや、エッチよりいいとは言わないけれど、凄いって言えば、初めてオナニーっていうか、精通か、あの時の方が、初めてセックスした時より凄かったな」

「何、それ? 男の子のそんな話、聞いたことがないけど」

今度は澄子がペットボトルのお茶を一口飲んだ。

「中学1年の時だよ。学校からの帰り道、同級生の友田が写真をくれてさ、おま○この写真だよ」
「全く、男の子の話はそんなことばっかり」

呆れ顔でお茶をもう一口。

「まあ、聞けよ。その友田がトイレで写真を見ながらチンチンを扱き始めたんだよ」
「想像したくもないけど」

「俺、そんなこと知らなかったから、びっくりしてさ、『何やってんだよ?』って聞いたら、『お前、知らねえのか??せんずり?、英語で?オナニー?って言うんだ』って、あいつ、はあ、はあって息を荒くしながら教えてくれたよ。
そしたら、本当に驚いたよ、チンチンが大きくなって、ビューって精液が飛び出して来たんだ」

「男の子たちって、そんなの見せ合うの?」
「バカ言え。そんなこと、この時一回だけだよ。そんなの見せ合ってたら、変態だろう?」

謙一は澄子のおでこをピンと指ではじいたが、彼女は「それで安心した。でも、ふふふ、それで?」と先を急かすように謙一の太腿に載ってきた。

「いや、やってみたよ」
「ふふ、面白そう」

「自分の部屋に鍵を掛けて、ズボンとパンツを脱いでベッドに横になると、写真を取り出したよ。まあ、写真を見ただけで、勃起してね。

それから、教わった通りにチンチンを扱き始めたんだ。
チンチンは大きくなるし、皮をかぶっているから亀頭が出たり引っ込んだりする。

そのうちに変な気持ちになって、だんだん扱きを速めると、急に痺れるような感覚になったんだ。
チンチンは一段と大きくなり、同時に体が痙攣してきて、ビックリしたよ」

「うっ、出る、って感じ?」

「いや、何も分かってないから、自分の体がどうにかなっちゃったって感じだよね。
まあ、瘤がチンチンの根元から亀頭に向けてもがいて登っていくって言うのかな。
チンチンがドクンドクンと大きく波打ってね。

『あ、な、何だ、何だ、あ、あ……』って思っていたら、突然、亀頭の先からビュッと白濁した精液が噴き出したんだよ。
チンチンはまるで水撒きホースのように俺の意思とは無関係に暴れ出して、手で掴んでいられないんだ。

凄いなんてもんじゃない。
白く濁った精液がビュッ、ビュッって。
だけど、あれって、本当にカルピスの滓みだよね。

それがシーツの上に飛び散って、ティッシュで拭いたけど、粘りがあって完全には拭き取れないんだよ。
いや、参ったよ。部屋中にあの臭いが残っちゃてね」

「そんなに凄かったの?」
「凄かったって、例えようがないな。オーバーかも知れないけど、初めてセックスした時よりも衝撃的だったよ」

そこまで話した謙一は「ふうー…」と先程よりも大きな息を吐いていた。

「あれー、ちょっと、謙ちゃん、硬くなってきたわよ」
「思い出しちゃったよ」

ベッドに戻った謙一のペニスはムクムクと角度を上げていた。

「する?」
「いや、お前のことを聞いていない」

「え、私の? 女のオナニーなんか、あそこを弄るだけだから、快感はあるけど、あなたのような『感動』は無いわよ」
「じゃあ、『感動』する話をしろよ。なんかあるだろう」

「そんなこと言ったって……でも、『感動』ねえ? まあ、『感動』っていうより、あれは『衝撃』かな」
「なんだよ、勿体ぶって。『感動』でも『衝撃』でもいいから話してみろよ」

「うん、ちょっと恥ずかしいんだけど、お父さんとお母さんのセックス」
「えっ、まさか、そんなの見たのかよ、お前?」

「見た。見ちゃったのよ」
「へえ、そうか、早く話せよ」
「ふふふ、焦らないで」


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見てしまった両親のセックス

「お父さんは高校の国語教師、お母さんも中学の数学の教師。
一人娘だったから、信じられないかも知れないけど、小さい時から行儀作法等、厳しく育てられたの。

だから、そんな両親のセックスはあまりにも生々しくて、今でもはっきり覚えている」

「親子3人、川の字になって寝ていると、そんなこともあるけど」

「まさにその通りよ。
そう、あれは小学校4年生の夏休みに和歌山県の白浜に旅行した時のこと。

夜の何時頃だったか分らないけれど、どさっと隣の布団に倒れ込む気配で目が覚めてしまったの」

「どさっと、ね。生々しい表現だね」
「ねえ、黙って聞いてよ」

余計な相槌は話の腰を折ってしまう。
謙一が「あ、悪い」と謝ると、澄子は一気に最後まで両親のセックスについて語り出した。

********

「恵利子(えりこ)、いいだろう?」
「澄子が起きますから、ダメですよ」

小さく絞った蛍光灯だけの薄暗い部屋。
「どうしたのかな?」と両親の布団の方を見ると、二人が揉みあっていたの。

「ちょっと待って下さい…」

お母さんは私の方を見ようとしたけど、お父さんに「大丈夫だよ」と浴衣の裾を広げられると、されるがまま。赤ちゃんのオムツを取り替えるように、下着を剥ぎ取られていたわ。

「あ、これは見ちゃいけないこと」だと、私は一度は目をつぶったけれど、「いや、ダメよ」って母の声が聞こえて、もうダメ。
心臓はドキドキ、唾を飲み込むのも我慢して、やっぱり目を開けてしまったの。

すると、お父さんはお母さんを裸にして、メロンパンを掴むように乳房を掌で包んで「愛しているよ」と耳元で囁きながら揉み上げるの。
すると、さっきは「ダメですよ」とお父さんを突き放していたのに「あっ、あなた……」とこれまで聞いたことのないような切ない声が出てくる。

お母さんは行儀に厳しく、服でも髪でも少しでも乱れていると、「ほらほら、そんなだらしない格好して」と叱るのに、この時は、お父さんにされるまま、脱ぎ散らかし放し。
それから、お父さんがお母さんの股間に顔を埋めてジュルジュルと音を立てて舐めて、お母さんは「いい、いい、あっ、あ、あああ……」と変な声を出してる。

びっくりしちゃったけど、こんなの序の口ね。
きれい好きのお母さんが、「あなた、してあげるから…」って体を入れ替え、お父さんのオチンチンをぱっくりと咥えちゃった。

オシッコをするところでしょう? 
そんなものを口にするなんて、お母さん、きたないよと思っていたら、お父さんが「うっ、ああ、お前、凄いよ」と悦んでいるの。

それから、どんな音だったか忘れちゃったけど、お母さんがお父さんのものを咥えたまま顔を上下させると、その音が部屋に響いて、お父さんは「おっ、おおおお!」と声を出すの。
そして、下からお父さんが「か、変わろう……」とお母さんの肩を叩くと、お母さんは顔を上げて、咥えていたオチンチンを放したわ。

私の目の前で、反り返ったお父さんのものがピクピクしながら唾液に濡れて瑞々しく光って、お父さんの、す、凄い……お風呂に入る時に目にしたことはあったけれど、大きくなったものは、初めてだった。

私、すっかり目が覚めちゃって、心臓はドッキン、ドッキン、両親に聞こえちゃうかと思ったけれど、二人はセックスに夢中だから、そんなことには気がつかない。

さあ,これから何が始まるのか、私が目を見開いていると、再びお母さんが下になり、父が母の腰を抱えて大事なところを一生懸命に舐めるのよ。

「あっ、は、は、はっ…うっ、あ、あ、あああ、い、逝っちゃう……」

って喘ぎ声。
悩ましくて切ないわよね。
あの時のお母さんの声、忘れないわよ。

普段は清潔感100%の全く隙のない女で、一緒にいると息苦しいのね。
だけど、目の前にいるお母さんは裸で、お父さんの腕に抱かれて甘えて、泣いているみたい。
小学校4年生だったけれど、お母さん、赤ちゃんみたいと思ったの。

「セックス」と言う言葉は百科事典なんかで読んだことはあったけど、具体的に何をするかなんて、理解できる筈はないわよ。
そんな私の見ている前で、いよいよ、挿入が始まるのよ。

父は母の両足を大きく広げると、腰のくびれに抱えて、大きくなったオチンチンを母の大切なところにぐいっと挿し込んだ。
ウソっ、あんなに大きいお父さんのが、お母さんに……でも、私はちゃんと見ていた。

お父さんとお母さんは下腹部をぴったりと合わせ、「恵理子」、「あなた」と互いに見つめ合いながら、父がゆっくりと腰を動かすと、「うっ」、「あっ」と小さなうめき声が聞こえる。
どっちが父の声で、どっちが母の声だか、もうそんなことは分らなくなっていた。
私もすっかり興奮していたのね。

そのうち、父の動きが速くなり、パッコン、パッコンって腰をぶつけるの。
お母さんは「あっ」、「あん」と変な声を出していたけど、急に、お父さんがお母さんを抱きかかえて「うっ!」と小さく叫んだの。
お母さんも「逝っちゃうー……」となってお父さんにしがみついたわ。


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休憩時間を残し、いざ、2回戦!

「そうか、凄いな」
「ね、『衝撃』でしょう?」

「ああ、『衝撃』だ。聞いているだけなのに、AVを観るよりも興奮するよ」
思わず謙一は澄子をギュッと抱き締めたが、勃起していたことに気がつかなかった。

「あ、あれ、すっかり硬くなっている」
「えっ、あれ、ははは」

「ねえ、する?」
「そうだな、じゃあ、するか。よし、これだ!」

相手の勘所は知っている。
謙一はチュッパと乳首に吸い付き、それから舌で乳首を転がした。

「痛っ!ん、もう、乳首は敏感なんだから、そんなに……」と澄子は大袈裟に体を捩ったが、お返しとばかりに、謙一のペニスを口に咥え、ジュパ、ジュパッと扱きだした。

「お、おおぉぉ、サービスがいいな……あ、あ、あぁぁ……いい、いい、澄子、今日は凄いな……あ、あ、いや、あ、まずいぞ、あ、あああ」

1回戦終わってから、時間は28分。
約束した30分の休憩はまだ2分残っていたが、熱のこもった2回戦が始まった。



(終わり)





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